上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

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風邪がまた酷くなってきた...
ネタをこねにこねたが、結局面白くないと自分で一蹴り...そして新しい案に移る。それが自分のスタイル
今回は試しに昼ごはんに合わせて投稿します。ちゃんと投稿できててくれよ~...

上海可愛い


二十三体目 上海と青眼の白〇

[地霊殿・上海の部屋]

嫌な夢を見ていた気分だ...恐ろしい...

[ドンドン]誰かが部屋をノックする。

「はい...どうぞ...」その返答を聞くと同時に扉を開けて入ってきたのは、こいしちゃんだった。

「大丈夫?さっきお燐から聞いたけど...胃薬いる?」こいしちゃんそれは胃薬じゃなくて...アロンアルファです...

「ありがとうございます。もう大丈夫です...」「そっか!なら後でお姉ちゃんの所に行ってあげてね?さっき呼んでたから」呼ばれたのなら行かなくては...「分かりました。今すぐ向かいます。」

 

[地霊殿・さとりの部屋]

「さとり様失礼します。」「どうぞ」部屋に入ると作業机に向かい、資料に何かを書き込んでいるさとり様がいた。

「何の御用でしょう」「.....とりあえずここにいなさい」「え?それだけですか?」「いいから黙ってここにいなさい」何だその頼み事...頼まれたからやるにはやるけど...

 

[30分後]

「よし、終わった...」どうやら資料を書き終えたようだ。

「さて...あなたは温泉のどこで働きたいの?」「え?一体何の話ですか?」そんな話初耳だ。

「あら?こいしから聞いてなかったの?ちゃんと伝えてって言ったんだけどな...まぁいいわ、それじゃああなたには...明日から買い出しと清掃を任せるわ。」ずいぶんあっさりしているな...「分かりました」「もう戻ってもいいわよ」「え?あ、はい...」「明日から頑張ってね」と、言いながら机から次の資料を取り出す。少しは休んだらどうなのか...

 

[地霊殿・上海の部屋]

部屋に入るとこいしちゃんが、1人で七並べをしていた。

「あ、おかえり~一緒に七並べやる~?」「シャンハーイ」頷きながら応える。

 

 

七並べを1通りやった後カードの片付けをしていると、カードの間から[青眼の〇龍]と書かれたカードが出てきた。

「こいしちゃん、このカード何か知っていますか?」「ん?あ!こんな所にあったんだ!!これはね、お姉ちゃんがくれたカードなの!!」「へ~、誕生日プレゼントですか?」「そうだよ!!あ、そうだよ(便乗)!!お姉ちゃんが外の世界から買ってきてくれたんだ!!何かの大会の優勝賞品らしいんだけど、私わかんな~い」と言いながらそのカードを胸ポケットにしまった。

[コンコン]「上海さん、夕飯の時間ですよ。」お燐さんの声だ。

「わ~い!ご飯~」と言いながらこいし様が部屋から勢いよく飛び出して行った。その後ゆっくりと出ていくと、お燐さんの姿がなかった。

「あれ?お燐さん?」「あたいはここだよ~...」開いた扉の裏から聞こえてきた。どうやらこいしちゃんが開けた扉に潰されたようだ。マンガで良くある場面だな。

「大丈夫ですか?」「あたいの事は....良い...先に行け...」「分かりました。」と言いフワフワと食堂に向かう。

「え?ちょっと?あたいを助けてよ~!!」




ネタをこねても面白くない...なら、やっぱり行き当たりばったりが似合うのかな...
次回は仕事回かな...

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