さぁ、今回も地霊殿編です。地霊殿ではゆっくりさせたいですね。
上海可愛い
[旧都・呑み街]
「ここは呑み街って言って、その名の通りにお酒がいっぱいあるんだよ!」どうりで道端に倒れて寝ている人が多いわけだ。
「ぐえ!!」「あ!ごめんなさい!」どうやらこいし様が誰かを踏んでしまったようだ。寝ている方が悪いのだが...
...って、あの可哀想な釣り人じゃないか...何でこんな所まで...
「ん?あれ?お前あの時の人形じゃないか!!なんでこんな所まで!!」「それはこっちのセリフだ。こんな妖怪だらけの所に何でいるんだよ...」って、寝てやがる...
「おぉ!こんな所で寝てたのか!」「あ!勇儀さん!!」勇儀と呼ばれた人は頭に角を生やし、上は服を着ずにサラシだけで歩いてきた。
「ん?お!こいし!!元気してたか?」乱暴に頭を撫でながらいい笑顔でそう聞いている。きっと知り合いだろう。
「うん!元気だったよ!あ、勇儀さん!!こちら今日から地霊殿で働くの上海ちゃんよ!上海ちゃん!!この人は鬼の勇儀さん!!すっごく強いんだよ!」「へ~...今日からって事は初日からサボりか?」「シャ!!明日から仕事だからゆっくりしていなさいと言われましたので、散歩していました。」「へ~...そんな事よりそこで寝てるやつ持っていっても良いか?」「別にいいんじゃないですか?」
サラッと言ったが持っていったあとどうなるんだろ...「えっと...それ持って行ってどうするんですか?」「ん?あぁこいつか?ただ酒を一緒に飲むくらいだよ。なかなかこいつが酒に強いから気に入ったんだよ。3日くらいずっと飲み続けてたんだがついに倒れちまってな、これからどっかの飲み屋で休憩させるんだよ。」それってまだ飲ませる気じゃ...
「そ、そうですか...お疲れ様です...」「おう!!ちゃんと仕事しろよ!!」も言って近くの居酒屋に入っていった...可哀想な人がこっちを青白い顔で見ながら手を伸ばしていたなんて知らない。て言うか見てない。
[地底・喧嘩街]
まぁ、そんなこんなで呑み街を抜けるとそこは...結局人が地面に転がっているのは変わっていなかったが、そいつらが血まみれって事ぐらいしか変わっていなかった。驚かんぞ。
「ここは喧嘩街って言って、毎日喧嘩が出来る楽しいところだよ!!ちなみに喧嘩に勝ったらポイントが貰えて、そのポイントで順位が決まって、そのランキングによって豪華な商品が出るんだよ!」血の気の多い奴にはうってつけのイベントって事か...
「ちなみに今のチャンピオンは...五回連続チャンピオンのキスメだね!」そのキスメって奴は相当強いのだろう。
「フハハハハ!!!!私の名を呼ぶのは誰だ!!!!」凄くうるさい声が頭上から聞こえてきた。
「この!!チャンピオン!!!!キスメの!!!!!名を!!!!!!讃えよ!!!!!!!」絶対めんどくさい人だと確信した。どうしてこうも行く先々で面倒な人に出会うのか...
作者め...呪ってやる...
ん~...何か今回文章が所々おかしいような...
やっぱり勉強しながらは脳に負担がかかりすぎたかな...
今日はもう1本投稿したら、勉強に戻ります。学生の本分は勉強である。「シャンハーイ...(頭悪いから頑張らなきゃね...)」