上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

12 / 117
遅めの朝ごはんを食べて、即作業開始です。
明日からまた、変わり映えしない日常が始まる。あ、お気に入りが20超えたらもう一週毎日投稿するぜ!
今日もいつもの

上海可愛い


十二体目 上海と色々

[紅魔館 レミリア・スカーレットの部屋]

「そう...咲夜は大丈夫なのね...」今私はパチュリー様に頼まれお嬢さまに咲夜さんの状態の報告に来ている。「それでは失礼します。」と言って逃げようとすると「あ、そうだ」と言う。こういう時はだいたい面倒な事を言われるのだが...「美鈴の様子を見てきてくれる?いつもは咲夜がしてくれるのだけど...誰かに殴られて咲夜は気絶しているのよね...」イッタイダレノセイダロウナー、マッタクケントウガツカナイナー。「あ、そうそう。見に行くついでに買い出しもお願い。紅茶が残り少ないから、香霖堂で買ってきて頂戴。何でも外の世界の紅茶らしいから間違えないようにね?」「分かりました。」香霖堂か...昔アリス様にお使いを頼まれた以来だな...あの時はまだ普通の人形だったけど...「ついでに換えの服も仕立てて貰いなさい。」「ありがとうございます。」新しい服も作ってもらえって...やっぱりいい人だな...さぁ、目指せ香霖堂!!

[紅魔館 正門]

「シャンハーイ!!」「あ、門番代わってくれるって言ってた人!!さぁ門番よろしくお願いしまスヤァ...」とりあえず寝ているから1発殴るか...[ボゴォ!!]「何ですか!?」「誰が門番代わるって言った?」「この前言ってたじゃないですか!?」「誰が、何時、そんなことを言った?」言ったのは間違いないが、誰も今やるとは言ってないな。「酷い...こんなのあんまりです!咲夜さんに言いつけてやる!!この卑怯者!!人形!!小さくて可愛い妖精みたいな奴!!」もはや最後褒め言葉なんだがな...「あ~、まぁ頑張れ。」それしか言うようなことないや。さぁ、レッツゴー香霖堂!!「卑怯者~!!」

[人里]

久しぶりだなぁ...相変わらず飴はもらえる...香霖堂はこの人里を抜けた先の魔法の森入口付近にある。

しばらく歩いていると雑貨屋が目に入った。ちょっと見るくらい良いよねと思い、商品を見る。指輪、小さな水晶、ネックレス...目を引くものはあるが、どれもお金が足りない...すると目を引くものの中で一つだけ私でも買えるものがあった。小さなメガネだった。丁度私に合うサイズのメガネだ...何故こんな小さなメガネがあるのだろう...とりあえず店主にこれをくれとお金を差し出す。すると店主は「サービスやで」と言って小さな布を渡してきた。「これは?」と問うと「それでメガネを拭いてな、綺麗にするんや」だとさ。この世の中便利になったな...

メガネを勝手に買って私はまた歩き出した。目指すは香霖堂!!上海の旅は続くのだ...




とりあえずの1話、今回は移動中みたいな感じです。
最近上海が凶暴になってきているような...
次回は香霖堂編かな...1話くらいで終わりそう...可哀想な香林w
誤字報告やお気に入りありがとうございます!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。