プリキュアオールスターズ&コロッケ!   作:スーパーケロロ

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第5話 第2の試練!誠司対キャベツ!

ルナベース

ヤム「自分から喧嘩売っておきながらみじめに負けるとはな。」

クン「ごめん、油断したよ。」

トム「まあいい、我々が探してる禁貨のありかが検討ついたからな。」

ヤム「本当かよ!」

トム「あぁ!この場所にある。」

その頃

はるか「あっ、なんだろう?あの穴の開いた卵のような岩。」

コロッケ「オコゲ師匠の道場だ!」

トワ「オコゲ師匠?」

きらら「コロッチにも師匠がいるんだね。」

コロッケ「うん、父さんも弟子入りしたんだ!」

みなみ「そうなの?」

あゆみ「あっ、村が見えるわ。」

Tーボーン「あそこはオラの村、ウェルウェル=ダンダン村だっぺ!」

誠司「Tーボーンの村なのか!」

コロッケ「よし、師匠に会いに行こう!」

はるか「コロッケのお師匠さん、どんな人なんだろう?」

オコゲの道場

コロッケ「ついた!」

あゆみ「しんどいわね。」

???「あっ!コロッケさん!」

コロッケ「キャベツ!」

はるか「誰?」

ウスター「あいつはキャベツ、俺達の仲間だ!」

キャベツ「キャベツでっす!こっちはバンクのパセリ。」

パセリ「ぷにょん!」

ゆい「あなたのバンクも生きてるの!」

リゾット「今ここで修行してるのか?」

キャベツ「そうでっす!」

コロッケ「オコゲ師匠!」

キャベツ「あっ、コロッケさん!」

ドサッ

コロッケ「うあ!なにするんだ師匠!」

オコゲ「なにするんだじゃないわい!私が愛のカルボナーラを観てるとき邪魔しないって教わってないようだね。」

きらら「愛のカルボナーラ?」

キャベツ「オコゲ師匠の好きなドラマでっす。」

グレル「てかコロッケ、あのおばあちゃんが師匠なのか?」

コロッケ「そうだよ。」

エンエン「コロッケとコロッケのお父さんの師匠だから強そうな人と思った。」

アロマ「イメージが違うロマ」

パフ「パフ~」

オコゲ「ところでお前さん達またとんでもない事に巻き込まれたらしいね。」

みなみ「わかるんですか?」

オコゲ「まあね、そこの少年。」

誠司「はい?」

オコゲ「どうやら力が欲しいようだね。」

誠司「えっ!」

オコゲ「必殺技が使えるようになりたいかい?」

はるか「すごい、そこまでわかるんだ!」

オコゲ「よし、こうしよう、明日ここでこのキャベツと戦ったらどうだい?

誠司 キャベツ「「えっ!?」」

テト「バンカーと空手家の対決ね!」

タロ「うむ!」

オコゲ「今日はここに泊まるといい。」

ルナナ「うん。」

その夜

キャベツ「それじゃコロッケさん達ははるかさんの仲間を助ける為にフォンドヴォーさんを?」

コロッケ「うん、あとキャベツも手伝って欲しいんだ。」

キャベツ「はいでっす!僕も力を貸すでっす!」

はるか「ありがとう!」

みなみ「そういえばTーボーンは?」

トワ「Tーボーンは自分の家に行きましたわ。」

きらら「村が近いもんね。」

オコゲ「感動~!」

あゆみ「オコゲさん?」

キャベツ「今オコゲ師匠が観ているのが愛のカルボナーラでっす。」

はるか「そうなんだ、ゆいちゃん?」

ゆい「本当に泣けます、最高に素敵なドラマです!」

オコゲ「わかるようだね。」

ゆい「はい!」

リゾット「誠司、キャベツとのバトル大丈夫か?キャベツはバンカーだぞ。」

誠司「確かにな。でもオコゲさんの試練なんだ!やるしかない!」

次の日

キャベツ「気持ちいい朝でっす!」

トワ「えぇ。」

あゆみ「はるかちゃんとコロッケは?」

テト「Tーボーンの迎えに行ったよ。」

Tーボーンの家

はるか「これがTーボーンの家?」

コロッケ「うん、オコゲ師匠に飛ばされてこの家に落とされたんだ。」

はるか「落とされた?」

ガチャ

コロッケ「あそこに要るのがTーボーンの家族だよ!」

ぐごー

はるか「さすがTーボーンの家族、居間で寝てる」

Tーボーンの父「おや、コロッケ君、久しぶりだっぺ。それから君がはるかちゃんか。」

はるか「はい!あのTーボーンを迎えに来ました。」

Tーボーンの父「そうか。」

再びオコゲの道場

はるか「お待たせ、Tーボーンを連れてきました。」

Tーボーン「ぐごー。」

きらら「相変わらずよく寝るね。」

オコゲ「よし、キャベツ、誠司、戦ってもらうよ!」

誠司「はい!キャベツ、必殺技出してもいいぞ!」

キャベツ「大丈夫ですか?誠司さん、いくらなんでもそんな無茶は。」

誠司「手加減しなくていい!これは俺が強くならなければならない試練なんだ!」

キャベツ「わかりました、いくでっす!びょーんパンチ!」

はるか「舌がパンチになるんだ!」

きらら「蛙の衣装はコスチュームじゃないみたいだね。」

誠司「おっと!てやー!」

キャベツ「さすが空手をやってる人でっす。」

誠司「18マシンガン!」

スッ

リゾット「まだダメみたいだな。」

プリンプリン「やっぱり別世界から来た奴にバンカーの必殺技は無理なんじゃねぇか?」

リゾット「いや、パエリア先生は誠司を信じて18マシンガンをアドバイスしたんだ、あいつなら出来るはずだ!」

コロッケ「うん、誠司なら出来るよ!」

キャベツ「びょーんトルネード!」

誠司「ぐあ!」

テト「いくら手加減しなくていいって言ってもあれは無茶よ!」

誠司「いや、まだだ!俺はもっと強くならなければ、めぐみもみんなも救えないんだ!」

オコゲ「そこまで!」

キャベツ 誠司「「えっ!」」

コロッケ「もう勝負は終わり!」

オコゲ「本来ならば決着つけるまでだけどね、邪魔が入ったみたいだし。」

はるか「えっ?」

悪夢兵A「チッ、気づかれたか!」

みなみ「キングナイトメア!」

悪夢兵B「勘がいい婆さんだな。消えてもらうぞ!」

はるか「オコゲさん、下がってください!」

プリキュア、プリンセスエンゲージ!

世界よ、今一つに!

キュアフローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」

キュアマーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」

キュアトゥインクル「煌めく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」

キュアスカーレット「深紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」

キュアエコー「思いよ届け!キュアエコー!」

オコゲ「ほぉ。」

キャベツ「あれがプリキュアですか!」

悪夢兵C「今日こそ異次元空間の鍵を頂くぞ!」

キュアフローラ「絶対渡さない!あなた達こそみんなを返して!」

悪夢兵A「残念だな、捕らえたプリキュアどもは俺達の計画に必要なんだよ!」

ウスター「計画?」

コロッケ「だったら力ずくでいくぜ!」

悪夢兵B「やってみやがれ!俺達キングナイトメアにやられた弱いプリキュアのようにしてやるよ!」

誠司「弱いだと、めぐみをバカにするな!」

ドカッドカッ!

悪夢兵B「ぐあ!」

誠司「今のは・・・」

キュアスカーレット「連続キック!」

コロッケ「18発だったよ!」

プリンプリン「うそだろ!」

オコゲ「おそらくそのめぐみって子をバカにされて怒りが力に変えたのじゃろ、キャベツとのバトルも無駄じゃなかったようだね。」

悪夢兵C「今度こそ切り札で倒してやる!」

ビッグ悪夢「ぐお!」

キャベツ「大きくなった!」

キュアフローラ「はあ!」

コロッケ「ハンバーガー!」

ビッグ悪夢「いい気になるな!」

ウスター「だったら動けなくしてやるぜ!ツメトギインフェルノ!」

ビッグ悪夢「ぐあ!足が!」

コロッケ「ウスターの新しい必殺技だ!」

リゾット「俺もいくぜ!魂キャノン!」

ビッグ悪夢「ぐあ!」

キュアトゥインクル「よし!エクスチェンジ!モードエレガント!プリキュア!トゥインクルハミング!」

ビッグ悪夢「うああ!」

キュアトゥインクル「ごきげんよう!」

ぼん

悪夢兵A「おのれ!」

オコゲ「お待ち!」

悪夢兵A「なんだババァ!」

オコゲ「ボスに伝えな、お前さん達の野望はここに要る若者達がぶち壊すてね!」

パチン

悪夢兵A「のあー!」

キラーン

キュアフローラ「デコピン1発で飛ばされた!」

コロッケ「俺もあれでよく飛ばされたよ。」

キュアエコー「さすがコロッケのお師匠さんね」

Tーボーン「誠司、やったっぺ!」

リゾット「あぁ、18マシンガンが出来たな。」

誠司「あぁ!自分でも信じられないぜ!」

オコゲ「さてお前さん達はこれからどこへ行くんだい?」

コロッケ「フォンドヴォーが要る北の方に行くんだ。」

オコゲ「北、確かこの先はビフテキ鉱山があるね。」

はるか「ビフテキ鉱山?」

オコゲ「そういえばビフテキ鉱山に伝説の禁貨が眠ってるて聞いた事があるね。」

リゾット「伝説の禁貨?」

オコゲ「何でも1枚入れるだけでバン王が呼び出せるらしいね。」

ウスター「1枚でバン王が呼び出せる!」

みなみ「でも何で他のバンカーはその禁貨狙わないのかしら?」

オコゲ「それは欠片として眠ってるからじゃ。」

コロッケ「欠片?」

タロ「そうじゃ、禁貨は割れていると使えなくなるんじゃ。」

あゆみ「そうなんですか?」

コロッケ「でも行こう、フォンドヴォーが要るかも知れないし。」

はるか「うん!」

キャベツ「オコゲ師匠、僕もコロッケさんの旅に行くでっす!」

オコゲ「うむ!行っておいで!」

つづく


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