プリキュアオールスターズ&コロッケ!   作:スーパーケロロ

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第25話 ついに登場、コロッケのお母さん!

ホイップの神殿の中

ペペロンチーノ「改めまして、ペペロンチーノと申します。」

はるか「ごきげんよう、春野はるかです。」

みなみ「今は訳ありでコロッケと旅しています。」

ペペロンチーノ「そうでしたか。」

ストロベリー「母さん、今着替えってコロッケ!なんでここに!」

ペペロンチーノ「私が呼びました、話したい事があるみたいで。」

ウスター「ちょっと待ってくれ、ストロベリー、今母さんって言ったよな。」

ゆい「それじゃあペペロンチーノさんとストロベリーさんは親子!」

ペペロンチーノ「そうです、それにしても、大きくなられましたね、コロッケ。」

コロッケ「えっ!」

ストロベリー「母さん、コロッケの事知ってるの?」

ペペロンチーノ「知ってるもなにもコロッケは私の息子であなたの兄なのよ」

えぇー!

リゾット「コロッケがペペロンチーノの息子!」

トワ「それじゃあコロッケとストロベリーは兄妹って事ですか!」

ペペロンチーノ「はい一緒に産まれた私の大事な子供達です。」

きらら「一緒に?2人は双子って事?」

ストロベリー「そんな、私がコロッケの妹だったなんて!」

ペペロンチーノ「今まで黙っていて申し訳なかったわ、トーナメントが始まってまで確信は持てなかったの。でも段々あなたがコロッケだって事確信しました。」

まりあ「でもどうしてバーグさんと別れなのですか?」

ペペロンチーノ「それは私達の子供達を理想のバンカーに育て上げてから再開するつもりでした。バーグはコロッケを、私はストロベリーを最高のバンカーにするために。」

プリンプリン「つまりコロッケはホイップの神殿の出身って事か!」

はるか「だからコロッケはホイップの神殿が懐かしいって思ったんだ。」

ペペロンチーノ「おいでコロッケ、私の私のもとに。」

コロッケ「・・・母さん!」

ストロベリー「・・・兄さんって呼べばいいのかな」

コロッケ「コロッケでいいよ、いきなり兄さんって呼ばれても照れ臭いし。」

ストロベリー「うん、コロッケ。」

パフ「コロッケ、お母さんと妹さんと再開パフ。」

アロマ「感動ロマ!」

羊「メェ~」

グレル「羊だ。」

エンエン「小さいね。」

ストロベリー「クレープ、そこにいたのね。」

クレープ「メェ~!」

みなみ「もしかして、生きてるバンク?」

ストロベリー「そうよ。」

はるか「あなたも生きてるバンクを持ってたんだ!」

あゆみ「ところでストロベリーはどうしてハンバーグーと108マシンガンが使えるの?」

ペペロンチーノ「それは以前ホイップの神殿にグランシュフ王国のパエリアって方が来たからです。」

リゾット「パエリア先生が!」

ストロベリー「うん、私、パエリアさんから108マシンガンを教わったの。」

リゾット「だからお前の108マシンガンがパエリア先生の力だったのか。」

リボン「ハンバーグーは誰から?」

ペペロンチーノ「それは私です。」

はるか「どういう事ですか?」

ペペロンチーノ「私もハンバーグーが使えるからです。」

コロッケ「母さんもハンバーグーが使えるの!」

ペペロンチーノ「えぇ、バーグから教わりました。では本題に入ります、プリキュアの皆さん。」

はるか「えぇー!なんで私達がプリキュアだってわかったんですか!」

ペペロンチーノ「それは私とバーグが小さい頃共に戦った事があるからです。悪の組織、キングナイトメアと。」

はるか「キングナイトメア!」

トワ「キングナイトメアってその昔から存在していたのですか!」

ペペロンチーノ「はい、私とバーグ、プリキュアは月の国の騎手達とキングナイトメアの野望を阻止するために奴らを封印しました。」

みなみ「そうだったのですか。」

ウスター「待てよ・・・そうか!キングナイトメアが憎んでいたのはバーグだったのか!」

フォンドヴォー「だから予選の時コロッケの命を狙っていたのか。」

コロッケ「母さん、キングナイトメアの野望ってなんなの?あいつら、何を企んでるんだ!」

まりあ「悪夢となにか関係あるんですか?」

ペペロンチーノ「彼らの野望は伝説の悪夢獣を復活させることです。」

きらら「伝説の悪夢獣?」

ペペロンチーノ「私と共に戦った月の国の騎手達はこう話しました。その昔、月の国騎手の世界を地獄のような絶望の世界にする恐ろしい悪夢獣を封印したと。そして私達が戦ったキングナイトメアの中心となる3兄弟が現れました。」

コロッケ「それがトム、ヤム、クンか!」

ペペロンチーノ「知ってたのですか!」

はるか「はい、私達もキングナイトメアと戦ってるんです、捕らわれた仲間を助ける為に!」

ペペロンチーノ「そうでしたか、でもどうしてキングナイトメアの封印が解けてしまったのでしょうか。」

ルナナ「・・・ごめんなさい!僕がキングナイトメアの封印を解いてしまったんだ!」

コロッケ「ルナナ、母さん、許してやって!ルナナは」

ペペロンチーノ「何も言わなくていいわ、あなたが許すなら私も許すわ。」

コロッケ「母さん!」

誠司「ペペロンチーノさん、ちょっといいですか?聞きたい事あるんです。」

ペペロンチーノ「ゴッド禁貨の欠片の事ですね。」

ゆい「どうしてわかったんですか!」

ペペロンチーノ「はるかさん、あなたは私に話したい事があるって言いましたね。」

はるか「はい!」

ペペロンチーノ「キングナイトメアと戦うプリキュアのあなたが言うのならそれしかありませんから。」

みなみ「でもどうしてゴッド禁貨は割れているのですか?」

ペペロンチーノ「ゴッド禁貨は1枚でバン王を呼び出せる特別な禁貨、トムがそれを使うときバーグゴッド禁貨を割ったのです。キングナイトメアを封印し世界を救えた後私はバーグと相談しました、この出来事が未来にもあるんじゃないかって、だから私達はこの出来事が2度と起きないようにゴッド禁貨の欠片を封印することにしました。」

メンマ「その1枚がこのホイップの神殿ですね。」

ヤキトリ「そしてもう1枚が。」

ウィスキー「俺達の故郷。」

チョコパイ「もずくの森。」

キャベツ「最後のがビフテキ鉱山。」

ペペロンチーノ「ご存知なのですね。」

コロッケ「うん、ビフテキ鉱山ももずくの森も持っていかれたんだ。」

アユ「だから私達はこの神殿に来て。」

フォンドヴォー「あいつらは捕らえたプリキュアの力でゴッド禁貨を直すつもりです。」

ペペロンチーノ「そうですか、このままだとキングナイトメアの思う壺、コロッケ、あなたにゴッド禁貨を託します。」

コロッケ「うん!」

ペペロンチーノ「こちらです。」

廊下

コロッケ「この先なんだね。」

ペペロンチーノ「えぇ。」

巫女?「うぅ」

ゆい「あっ。」

はるか「どうしたの、ゆいちゃん。」

ゆい「先に行ってて、すぐに行くから。」

はるか「うん!」

ゆい「大丈夫ですか?」

クン「ふっ!」

ゆい「あっ!」

神殿奥地

みなみ「この中にゴッド禁貨の欠片があるのですね。」

ペペロンチーノ「はい。」

カチャ

きらら「これが最後のゴッド禁貨の欠片なんだ。」

ゆい「お待たせ!」

はるか「ゆいちゃん、遅かったね。」

ゆい「ごめんね、はるか。」

はるか「えっ?」

ゆい「それがゴッド禁貨の欠片なんだね。それじゃ早速。」

はるか「待って!」

リゾット「どうした、はるか。」

はるか「あなたは、ゆいちゃんじゃない!」

トワ「えっ!どうしたのですか、ゆいじゃないって!」

ゆい「そうだよ、はるか、私だよ、ゆいだよ。」

はるか「ううん、絶対ゆいちゃんじゃない、だってゆいちゃんは、私を呼び捨てにしない!」

みなみ「そう言えば!ゆいさんははるかをはるかって呼んでたわ!」

コロッケ「お前、誰なんだ!」

ゆい「ふん、仕方ないな。」

ズバッ

クン「ふっ!」

コロッケ「お前はクン!」

クン「はぁ!」

コロッケ達「「うあ!」」

チャリーン

ルナナ「あっ!異次元空間の鍵が!」

クン「いただき!」

コロッケ「待て!」

ウスター「ゴッド禁貨の欠片と鍵を持っていったぞ!」

ストロベリー「この神殿のいただきに行ったわ!」

つづく


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