プリキュアオールスターズ&コロッケ!   作:スーパーケロロ

10 / 38
第10話 悪を憎む少年!

ルナベース

トム「裏切った?」

悪夢兵「はい、助っ人にしたダイフクーの奴、裏切りました。」

ヤム「バカ野郎が!最近やられればしっぽ巻いてとんずらしやがって!」

悪夢兵「申し訳ありません!」

トム「ふん、今プリキュアの味方になっているコロッケって奴のデータはあるか?」

悪夢兵「はい!他の味方のデータもあります!」

トム「コロッケのデータを写せ。」

悪夢兵「はい!」

ピッ

ほのか「あの子がコロッケ。」

こまち「はるかさん達の味方なのね。」

トム「こいつがコロッケ、ん?こいつ誰かに。」

クン「思い出すだけで腹が立つな、ハンバーグーってパンチでやられて」

トム「ハンバーグー・・・まさか!」

クン「トム兄さん?」

ヤム「どうしたんだ?」

トム「やはりな。」

ヤム「やはりってなんだ?」

トム「コロッケは・・・バーグの息子だ!」

クン「なんだって!本当かよ!」

トム「間違いない。姿もガキの頃に少し似ている。」

ヤム「言われてみれば、あの野郎、あのにっくきバーグの息子だったのか!」

トム「だが今バーグは死んでいる、だがこのコロッケで恨みを晴らすとしよう。俺達を封印した時の恨みを!」

ゆうこ「どういうこと?」

いつき「あいつら、コロッケのお父さんとどういう因縁があるの。」

うらら「封印って言ってました。」

その頃

タルトシティ

はるか「街だ!」

コロッケ「ここがタルトシティなんだね!」

ダイフクー「あぁ!ここを過ぎるとホイップの神殿だぜ!」

きらら「ねぇ、少しこの街で休まない?」

タロ「そうじゃのぉ。」

テト「休むのもいいけど程々にしましょう、キングナイトメアがホイップの神殿のゴッド禁貨の欠片まで手に入れてるかもしれないし。」

リゾット「そうだな。」

アロマ「でも崖の中でゆいを拐いに来たロマ。」

グレル「そういえばそうだな。」

街の人「助けて!」

みなみ「なに!?」

あゆみ「キングナイトメア!」

ウスター「いや、違うみたいだぜ。」

トワ「誰ですか?」

フォンドヴォー「おそらくならず者のバンカーが人を襲ってるんだろ。」

シャルル「大変シャル!」

パフ「コロッケ!助けるパフ!」

コロッケ「うん!」

プリンプリン「あっ!誰か居るぞ!」

ならず者バンカー「邪魔だガキ!」

???「シャイニングパンチ!」

ならず者バンカー「ぐあ!」

???「お前のような悪いバンカーがいるから街の人は困ってるんだ!」

ならず者バンカー「覚えてろ!」

コロッケ「お前のパンチ、すげぇな!」

???「あっ、ありがとう。てか誰だ?」

コロッケ「俺、コロッケ!よろしくな!」

???「コロッケ、あの伝説のバンカー、バーグの息子のコロッケ!」

エンエン「やっぱりどこでもコロッケを知らない人はいないんだね。」

リボン「どういう事ですか?」

シャルル「伝説のバンカー?」

誠司「コロッケはな、伝説になってるバンカーの息子なんだ。」

リボン「そうなんですの!」

シャルル「それじゃコロッケは伝説の息子シャル。

ゆい「そうだね。」

Tーボーン「お前は誰だっぺ。」

メンマ「俺、メンマ。このタルトシティで産まれたバンカーだ。」

???「ピィー

ルナナ「鳥?」

メンマ「俺の友達のナルトだ。」

はるか「可愛い!ツバメだ!」

キャベツ「何か加えてるでっす?」

ヤキトリ「それ、禁貨じゃないのか?」

メンマ「散歩の時見つけて拾ってきたのか、ほら。」

チャリーン

コロッケ「えっ!お前のバンクも生きてるの!」

メンマ「俺のバンクも?」

コロッケ「メンチだ!」

メンチ「ブヒ!」

キャベツ「パセリでっす!」

パセリ「ぷにょーん!」

ウィスキー「生きてるバンクが3体!」

チョコパイ「すげぇな。」

メンマ「これで俺の希望が入ったな。」

はるか「希望?」

メンマ「あぁ、さっきのならず者のようなバンカーを優しい性格にするんだ。」

みなみ「優しい性格に?何か訳がありそうね。」

メンマ「俺の両親、悪いバンカーに殺されたんだ。」

あゆみ「えっ!」

メンマ「俺がまだ小さい頃ならず者の奴らに襲われて」

誠司「その時にか!」

メンマ「うん。」

ゆい「あなたもつらい過去があったのね。」

メンマ「だから、ナルトに禁貨を貯めて願いを叶えるんだ!世界中の悪いバンカーを優しいバンカーに変えてくれって!」

きらら「世界中を悪い奴を優しい人に変えるっか、いい願いじゃない!」

コロッケ「今、俺達も悪い奴らを倒しに旅をしてるんだ!」

メンマ「お前達もか?」

コロッケ「お前もバンカーなら旅してみなよ、禁貨を集める旅に。」

メンマ「そうだな。よし、コロッケ、俺もお前の旅に連れっててくれ!俺もその悪い奴らを倒す旅に付き合うよ、ここで出会ったのも何かの縁だし。」

コロッケ「メンマも悪い奴が許せないんだな、よし、一緒に戦おうぜ!」

メンマ「あぁ!」

はるか「仲間が増えた!」

メンマ「そうだ!ちょっと来てくれ!」

海岸

みなみ「海だわ。」

メンマ「居た居た!アユ!」

アユ「あっ、お兄ちゃん!」

テト「お兄ちゃん?あの子、メンマの妹さん?」

メンマ「あぁ、アユって言うんだ。」

アユ「お兄ちゃん、その人達は?」

メンマ「さっき友達になった連中だ、これから俺はコロッケ達と悪い奴らを倒しに旅に行くんだ。アユも行かないか?」

アユ「うん、私達、バンカーだもん。これからどこに行くの?」

メンマ「ここに来る途中の話だとホイップの神殿に行きみたいだ。」

アユ「ホイップの神殿?お兄ちゃん達、バンカーサバイバルに出場するの?」

はるか「バンカーサバイバル?」

ウスター「バンカーが出場大会だ。」

コロッケ「バンカーサバイバルってどういう事?」

アユ「知らないの?ホイップの神殿でバンカーサバイバルが開かれるんだよ。優勝したバンカーには禁貨1000枚だって!」

プリンプリン「1000枚!」

きらら「そんなに貰えるの!」

コロッケ「よし、俺、バンカーサバイバルに出場するよ!」

リゾット「だろうな、俺達もだ!」

コロッケ「よし、ホイップの神殿に行こう!」

つづく

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。