無目的な旅人達   作:ザワールド

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6話です。


第6話

中央都市ギャリシャ

 

都市有数の中でも大きな都市

 

主に職の斡旋や冒険者の育成をもやっている、中心に街がある為色々な商品を扱っている。

 

そして色んな人もそれこそ多種多様に。

 

「ガゼル、イズノメ着いたぜ」

 

「やっとか今までで1番、道のりが長かった気がする」

 

「私もそう思うよ〜」

 

道中色んな事があったが、ギャリシャに無事着けれたので良かった。

 

借りた馬車を預かり所に持っていき

 

(御者が途中居なくなりモンスターに襲われたことを報告)

 

捜索願いをだして、ギルドに向かっている。

 

「なあヒイロ着いたは良いけど、これからどうする?」

 

「そだな、ここなら結構長く住んでも問題無さそうだ。

 

何よりもここは人が多い分、何かあった時に身元不明とかじゃ探す時に大変だしな。

 

居住権貰おう」

 

「お〜ここで住むんだね、色々とありそうだ」

 

「了解、じゃあここで拠点に活動しよう」

 

ギルドに居住申請をして住む場所が決まり、今後の話し合いで

 

「じゃあヒイロは剣術頑張るのか」

 

「まあな、弓は得意じゃないし、流石に釣竿で戦闘は何かあった時に釣りが出来ない(笑)」

 

 

「ガゼルは短剣術と弓術を習うんだな」

 

「そうだよ、弓だけじゃ対処しきれない時も当然あったし、

 

かと言って剣じゃ邪魔になっちゃうしね短剣位なら持ち運びも楽だと思うよ」

 

 

「イズノメはいつも通り?そう言えば俺達と会った時に空間を自在に操ったりしてたけど」

 

そうだ、あれが出来れば、戦闘が楽な気がする

 

「ん〜っとだね、イズノメが住んでる社はすごーいちっこいので

 

神通力が全然貯まらないのだから周りを見るのが精一杯、

 

見つけてもらった時は大きかったでしょ」

 

「あ〜なる程ね」

 

「じゃあ等身大じゃなくて姿形が小さいのもそうなんだ」

 

あれは、そんな仕組みだったんだ。

 

「後は働けれる所だね〜」

 

職業安定所

 

「ここ色々あるな」

 

「だな」

 

エーゲデンとは違い普通の職業やクエスト等が出ている

 

配達、料理店、ギルド、家事のお手伝い、服屋、冒険者等等、色々と募集をしている。

 

「冒険者なんてあるんだな」

 

「訓練所があるくらいだから、そう言えばエーゲデンのギルドの人に聞いたな」

 

色々あり過ぎて、忘れてた。

 

冒険者になるには、ある程度戦う基礎知識と腕を上げて行かないと資格が貰えないそうだ。

 

ま〜そうだよな、戦うのは自分とは言え、何も無しに行くと死んじゃうからね。

 

戦って経験を積んでいくと、色々と特典があるんだそうだ。

 

戦ってるだけじゃ無職と変わらないしね。

 

おいおい冒険者の説明をするとして、

 

「じゃあ慣れてる料理店でも探すか」

 

「だな〜同じ所の方が連絡取れやすいし」

 

「私は?」

 

「私はお留守番」

 

「ええええ!ツマンナイよ〜」

 

「うーんって言っても姿が見えない喋れないってどうなんだ?」

 

「・・・なんとかしてみる!」

 

「出来るんだ!?」

 

「出来ないけどやってみる」

 

「・・・」

 

「ヒイロとりあえず連れていけば?あれこれ言われてても埓あかないし」

 

「そうだな〜、やってみるか」

 

そして、料理店での面接をパスして、

 

実技もやらしてもらい、即戦力として雇って貰えたのだった。




なんとか形になってこれました。

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