チート級最強サーヴァント、アヴェ藻の前!蹂躙致します!(魔力供給的な意味で。) 作:ヘタレ蛇
「おや、此処は...。」
目を開けると暗闇の様であるが、周りが見え
洞窟の様であるが、外のようであり
湖の様であるが、
そして、
見上げると空間が裂けて、口からドス黒い泥を吐き続けている。
見るだけで悪寒を感じざる得ない。
「此処は何処でしょうか...。」
「突然御呼び出しして申し訳ないね。」
すると少年?の声が聴こえ、池の中に立っていた。姿は少年の様としか言えず、形をただ成している何かしか感じない。
「貴方が呼んだって事で?私は男の娘しか改造して食べませんよ?」
「...うわぁ、初対面の俺にいきなり性癖をさらけ出すとか。お宅、かなりの変わり
少年は苦笑いをしているのだろうか、だが半分面白いものを見るように私を見ていた。直感でだけど。
「変わり者の私を呼び出した貴方も充分変わり者です。それで、本来の存在ではない私に何か用ですか?」
変わり者な少年を無機質な気持ちで問い掛けた。すると少年はおどけたように笑い出した。
「なぁに、そんな変わり者な
「はぁ、祭り...ですか?」
まるでピエロのように人を立ててるような、何かを感ぐらせるような思惑をさせている。
「そうさ、本来なら複雑に枝分かれした一つの聖杯を巡る戦争。その内の一つ、壮大な害悪に気付かずに我が手にと聖杯を奪い合う一つのお祭り。そんな世界を楽しんで貰おうと先輩たる俺の気遣いさ。」
「聞くにただ殺し会いの中に私を放り込もうとしてるだけに感じますが?」
結局の所、誰も彼も私という人形を楽しむグズ野郎の仕業という事だろう。私、今どんな顔してますかね。
「まるで苦虫を噛んだ上で超生臭い青汁を飲んだような顔してるな。あんたはあんたで苦労人な訳ね。」
分かってるじゃないですか。それとそれを楽しそうにしてるって事は原因はお前確定だな。
「まぁまぁ、別に俺はあんたを操ろうなんて思ってないさね。俺はあんたに楽しんで貰うと思ってる。」
「あら、また何でそんな事を?」
姿は分からない。でも形だけの少年は確信を持って笑みを浮かべ私を見た。
「あんたは人を弄ぶタイプの奴だ。なら命掛けた人間を弄り倒し、周りを混乱させて、己が楽しむ状況を作り出すなんて簡単にできるんじゃないか?」
「....ふーん、そう観るのですか。」
強ち間違いではない。もて私は遊ばれるより、遊び倒したい。人を惑わして、周りを弄り倒して、敵だろうと味方だろうと信用を失わせた方が動きやすい、まぁ悪役としての立ち回りが私自身好きなのですがね。
「何より折角の祭りだ。観てる方も不規則的に乱した方が盛り上がる。只の殺し会いを観るのもつまらないだろう?」
「...乗った。その道化役、是非楽しませて貰いますね。」
私という悪意を呼んだんだ。掌の上とは言え、私なりに楽しませて貰うとしよう。
「....の前に私の疑問に答えて貰っても?」
「あぁ、良いぜ。俺に答えられる範囲ならな。」
「何故、貴方は形だけと言いますか。姿が無いのは何故ですか?分かるのは声と部位辺りなのですが。」
「それは俺が誰でもない誰かという存在だからだ。呪いを押し付けられた誰かがこうやって存在するわけで、人の形を取るならこんな形になるっていう
「ふむ....そうですか。」
その可能性が私をニヤリとさせてしまう。楽しみが増えて楽しくなってきた。
「....なぁ、あんた。何を悪いことを考えてるんだ。」
「いえ、
「....あんた、まさか...。」
「いや~楽しみですね!かわいい声と顔で鳴いてくれるのを!」
「ちょっと待て!」
「それじゃあ楽しんできますね~。」
「おい、聴けって!おいっ!」
私は姿の無い少年を背に外へと目指していく。いやー、彼の未来の素材となる彼を
洞窟のような空間から外へ出ると真夜中の御寺のような屋敷に出てきた。
「さてと....此処は何処でしょうか。」
門屋根へと登ると真夜中にライトアップされた街が見えた。
「案外ド田舎でやると思いきや町中でやるんですか。野蛮な方が多い事で....何だろう違和感を感じる。」
身体から感じる、確認しよう。耳オッケー、顔オッケー、服オッケー、御胸様と尾っぽバリオッケー....股ぐらノーオッケー...よしいつも通りだな。
「後はスキルとかで...おや?」
"単独具現C"
「....おぉ、厄ネタ発見。」
《こっからダイジェスト》
「開幕ネットリ撲滅キック!」
「Ahaaっっがっ___。」
「なっ、バーサーカー、が一撃でこふっ!?」
「ヤっちゃったゼ!代わりにゾォルケンさん、居候させて下さい。」
「カッカッカッ、馬鹿を休み休み言え。」
「初めまして、英霊淑女の皆さん!ゲストとして呼ばれたアヴェ藻です!バーサーカーさんは欠席されたので代わりに.....なぜ皆さん仇を観るような目をしてるんです?」
「何なんだよ、お前は!」
「うわぁ!ぬおぉぉぉぉっ!AUOに目を付けられた!うおっ尾っぽカスッた!?」
「ハッハッハッ!なかなか当たらぬな野犬!ほれ、もっと増やすぞ!」
「うごおっ!脚挫いっうわぉ危ねぇ!死ぬぅぅぅぅ!」
「フハハハハ!!今度はこれを避けて...おのれ時臣、令呪を使って我に引けと言うか!」
「はぁはぁ...死ぬぅぅぅ。」
本体「おら、アサシン野郎!てめぇ何を調べてんだ!」ゲシッ!ゲシッ!
「ぐっ、だっ、誰が言うか...。」
分身1「ほら言っちゃえ、言えば昇天させますよ?」
分身2「私達も拘束するの疲れたので早めにプリーズ。」
「ぐがっ!ことわ」
スッ、ダアンッ!!!
「ゴッ______!?」
本体「何人分身の◯ンタマ潰せば良いんですかね。」
分身1「ハエ潰しに時間はかけたくないのですが。」
分身2「....また別の分身が来ますね。」
本体「全く、早くそこら辺の女性を誑かして...あの分身...女性ですね。」
「「「ペロリッ....。」」」
「キャスターさん、キャスターさん。ジャンヌさんのブロマイド写真如何です?何なら暇潰し作った石像なんかもありますが?」
「おぉぉぉぉぉジャンヌ!正しくジャンヌのご尊顔!貴女は神か!?」
「...神は死すべし、粛清目潰しフィンガー!!」
「ああああぁぁぁぁー!!」
「...旦那何やってんの?」
「三本も棒切れあるなら一本寄越せボンバー!」
「くっ、意味が分からないぞ!」
「人妻を唆すなら私が戴こう!三角関係の男二人をのしてから指を噛って観てるがいい!!」
「下がれ、ソラウ!こいつの狙いは君だ!」
「所でライダーさん、このキャラのコマンドはどうやれば良いんです?」
「ああ、これはだな!」
「なんでお前ら馴染んでんだよ!」
「てめぇのイケメンを潰すキック!」
「くっ!」
「てめぇの◯ンタマを砕くキック!」
「この!」
「...からの女たらし粉砕ダブルキック!」
「ぐおっ!っ貴様の相手はしてられない!今は主の元へ!」
「黙れ!この人妻たらし込みイケメン野郎!」
「ぐへへ、美女三人まとめて乱獲チャレンジ!」
「!アイリスフィール、舞弥を連れて下がって下さい!奴は危険です!」
「....アヴェンジャー、こんな時に。」
「ぐへへ、じっくり楽しませて貰いましょうか!」
「奥さん、あのお髭旦那さんが居なくて寂しいでしょ?大丈夫、娘さんもまとめて可愛がってあげますよ?」
「やめて、凛には手を出さないで、んっ。」
「ではでは、貴女で満足させて下さい。さぁ私に身を預けて、ゆっくり呼吸して、ペロリッ。」
「あっ...。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「うああああああああっ!!....夢、か。」
「おや?カリヤさん、誰かにネットられ夢でも見ましたか?....桜ちゃん、一手!一手で良いから待って!」
「....だめ、わたしの勝ち。」
「さて、酒宴の酒も手に入ったし、行くか!」
「ちょっ、ライダー!こいつ何とかしてくれよ!」
「折角の酒宴なんですから、メイドのおめかししませんとね!皆さんの前で新しい癖を見せましょう!」
「この馬鹿!この馬鹿!この馬鹿ぁぁぁ!」
「...ぁー、誘う相手間違えたか。」
「所でライダー、お前は野犬を連れて王の問答に望む輩なのか?」
「アヒャヒャヒャヒャwwwお酒楽しいなぁwありぇ?らいだーさんとあーちゃーさんがぁwいけめんの~wしょたにみえる~w」
「いや、飲むなら大勢の方が良いと思ったんだが。連れてくるじゃなかったわい。」
「...ライダー、貴方のマスターはなぜ女性の給仕服を?男性では?」
「そっとしていてやってくれ...。」
「ありゃ?わらしの願い?聴いれ得ありゅのでしゅか?」
「一旦余が持ってきた酒を飲むのはやめよ。次いでだから貴様の願いも聴いておきたいと思ってな。」
「むー...願い....神様死すべしとか...女性とにゃんにゃんしたいとか...敷いて言うなら...。」
「おっ、なんだ?」
「....人間として、生きて暮らしたいですかね。」
「....我ら群にして個、個にして」
「はいはーい!皆さん!私マジックしようと思いま~す!」
「何だ、紙吹雪? 」
「....我らに単純な目眩ましなど。」
ニョキ...
「「「「「「はーい!」」」」」」
「「「「「「!!」」」」」」
ガシッ!
「「「「「「テッテレッテ
「「「「「「くぶっ!!」」」」」」
「いや普通にジャーマンスープレックスだろ!!」
「アヴェンジャー、なぜその者を助けた。」
「ん~?分身体一体残すのが何か不都合が?心配せずとも消滅させますよ。じっくり戴いてから。」
「...やはり相容れないか。次まみえた時に、有害な貴様は余が直々に討伐してやろう。」
「...残念、けど良いですよ?私、神様大っ嫌いですから。」
「あらら、青髭さん暴走してますね。バーサーカーさんも復帰しているようですし。」
「貴様は高みの見物か、虎視眈々と獲物を狙う野犬そのものだな。」
「...私は話し相手にはなりませんよ。半神である貴方は私の嫌いな部類ですから。」
「ならば此処で狐狩りをしても文句は言われまい。お前と言う悪性は何れ人類に牙を剥く。それとも一介の獣の分際で人間を見下しておるのではあるまい。」
「...貴方の独り言は一々百発百中しないで欲しいですね。人を愛おしいと思うのは一般な価値観だと思いますが。」
「戯け、それを見下しているというのだ。道化は道化のまま振る舞っておれば良いのだ。」
「かの名高い英雄王様が悪性たる私を気に掛けていると?貴方様の目には私がどう映っていると?」
「貴様のような存在は其処らにのさばる雑種の一つでしかない。己が悪だと喚く前に他者の温もり欲しさにいじけるしかない貴様は場を掻き乱す獣だという事だ。」
「...ボソくそー言いたい放題言いやがって、てめぇの宝玉蹴り上げるか、何とか女にして弄くりまして這わせてやるー。ボソ」
「聴・こ・え・て・る・ぞ。」
「あーらら、カリヤさんの片想いも崩壊、あとは自壊覚悟で聖杯を取りに行くと。此処までは貴方の想定通りですか?ゾォルケンさん。」
「カッカッカッ、さてな。まぁ奴の足掻きを観るとしようか。」
「コンコン、失礼しますよ。」
「アヴェンジャー!なんで此処が。」
「くっ、切つ」
「そいっ!」
「っ!通信機を!」
「貴女方と敵対する訳じゃありません、1つ取引しませんか?」
「あーあ、街中泥々の大災害。よくまぁ祭りの後です事で。おや、あれは。」
「ほぉ、貴様が居るということはまだ余興が続くと言う事なのだな。」
「アヴェンジャー、貴様も泥に認められた存在か。」
「いや、裸族男二人組と同等なんて御免被りますが。つか男の全裸なんて興味ねぇよ。女になって出直してこい。」
「どうやらその目は節穴な様だな。我の裸体はあらゆる宝石にも匹敵する。それをたかが野犬が拝めるだけでも光栄なのだぞ。」
「...何言ってんだ、脳金王。」
「(何言ってるんだ、この男は。)」
飛行機(機内)
「....(イリヤ、必ず迎えに行く。)」
飛行機(機
「うおぉぉぉぉぉ!待ってろまだ見ぬ麗しき幼女を求めて耐えろ私の腕!!うぐっ、大聖杯圏外に行こうとすると引力が強っ、うわあぁぁぁぁぁぁぁ!」
ボチャンッ!!
※もし、数年後のとある場所にて
「
「なっ、何故貴様が...。」
「
「
「ニタニタッ...ニタニタッ。」
「あれ...師匠、あの写真。」
「...見るんじゃない、あまり関係ないことだ。」ギリギリッ...
「おや、なんとまぁ。義兄上には面白い趣味があったのだな~。」ニタニタ!
「くっ...!」ギリギリギリギリギリギリギリギリッ!!
こっくりさん経由ネタ
アヴェ藻「たまに現代にいる時の話なんですが...」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「「こっくりさん、こっくりさん...おいでください...。」」
『....オロカシヤ...人間ノ小娘共...殺シテ』
アヴェ藻『はい、待った。』肩ガシッ!
『!?』
アヴェ藻『あの娘達を襲うの、代わって欲しいのですが?』
『エッ...イや..あの~?』
アヴェ藻『そ・れ・と・も、貴女を襲って良いですか?』
『!...いっいえ、どうぞどうぞ。』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アヴェ藻「てな感じで、1グループ襲ったらその時の記憶を消してその場で寝かせる事があったんですよ。まぁ本職の方に悪いですが、あの娘達に救いたい気持ちで。」
ぐだ「ダウトだ!」
番外番外編はどっちが良いか。
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本編の前に持ってくるか。
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このままで良い。