この紅魔の職人に冒険を!   作:棘白猫

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第三話

 次の日、カズマ君との待ち合わせの時間が近くなったので、宿から出てアクセルの街正門前までやってきた自分の前に、何故か土下座をしているカズマ君が現れた。

 

 昨日の事は水に流しているから顔を上げて欲しい…そう言ったら恐る恐るカズマ君は顔を上げてこちらを観察するように見てきた。本当にもう気にしてはいない、と言うよりこれから二人で仕事を始めないと行けない訳だから、無理やりにでも昨日の事はお互い忘れた方が良い。

 

 自分は別にカズマ君の事を変態ロリコン野郎とは思ってないし、割り込んだこちらの自業自得でもある。最後に放ったあの禁呪は本心では無いから元気を出して欲しいと言うと、観念したのか溜息と共に気持ち切り替えないといけないよなという決意の声が聞こえた。

 

「ぴたーがそう言ってくれるなら今はその言葉に従うよ。改めて、今日は宜しくお願いするぜ!」

 

 昨日のアクア様に対する暴れん坊っぷりは何処へやらと言わんばかりの素直さを見せるカズマ君。こちらこそ、今日は頼りにしてると声をかけた。少なくとも、スティールの鮮やかさを見る限り盗賊系スキルの精度はかなり期待出来そうだ。技のキレをその身で味わった自分が言うのだ、間違いは無い。

 

 依頼開始前に、カズマ君の冒険者カードを見せて貰うとそれなりに高めの知力と他に類を見ない程の幸運が目に付いた。盗賊系スキルを用いるなら、幸運のパラメータは重要だ…それを見て、今回の依頼に誘って正解だったと確信できたのだ。

 

 先ずは、森の入口付近まで辿り着いてカズマ君に敵感知をお願いする…すると、カズマ君曰く疎らに複数の群れの様な存在を感知したと言う。

 

「どうする?先ずは近場の少なめの群れを見てみるか?」

 

 カズマ君の意見に同意する。こちらの退路も確保し易いし、群れに属している敵の数は比較的少なめとの事なので、先ずはこちらから捜索してみる事にした。

 

 そうなると次は潜伏スキルだ…先ずは群れの近くまで静かに歩み寄り、潜伏スキルをカズマ君に使って貰う。スキルを使用したカズマ君が自分に向けて手を差し出す。潜伏スキルの術者に触れれば、触れた者にも効果が適用されるのは知っている為無言で差し出した手を握る。握った瞬間カズマ君が柔らかいとかスベスベしてるとか自分の手の感想を述べてきたが、そこは聞かなかったフリをして群れの方へと距離を詰める…。

 

「うわぁ…」

 

 思わず小声で呻き声をあげるカズマ君。潜伏している茂みを超えた先には、黒茶色の毛皮に包まれた大きな影…一撃熊と呼ばれる魔物が数頭屯していた。

 

 一撃熊はその名の通り何者も一撃で屠る程の太く力強い前足が最大の武器である。単独で行動する事が多く、群れて行動しているのは少し珍しいか。熊達は辺りをキョロキョロと見渡している様にも見える…何かに警戒しているのだろうか。

 

「まさか俺達に気が付いてる…なんて事は無いよな?」

 

 それは無い筈だ。潜伏スキルは相手の視覚と聴覚に感知され難くするスキルである。嗅覚に関しては自分とカズマ君は予め匂い消しのポーションを振りかけている為、そう簡単には気が付かれないと信じている。万一気が付かれた場合は、手持ちの脱出スクロールを使用して一気に森の外まで逃げる手筈である。とにかく、自分とカズマ君の命が優先だ。

 

 しかし相手方を見ると警戒と共に何かを恐れている様な、妙な雰囲気を感じる。いずれにせよ、今居る個体と数については手持ちの地図に遭遇した場所と共に書き加えておいた。

 

「クエストでたまに森の方にも行くんだけど、こんな奴等が沢山うろついてるなんて…想像したくねぇな」

 

 同意である…なので長居は無用だ。次の群れがいる場所に自分とカズマ君は細心の注意を図りながら歩みを進めて行った。

 

 

 

 

 時間にして太陽が雲に隠れつつも少しだけ西に傾きかけた頃、怪我も無く森を一通り調査した自分とカズマ君は森から離れた草原の方で昼食をとっていた。

 

 今日のメニューは市場の売店で売られていたサンドイッチ。アクセルは農業も中々盛んであり、パンに挟まれたレタスは時間が経ってもシャキシャキとしていた…実に美味。カズマ君も先程まで張りつめていた表情を和らげながら、若者らしくまるで部活動帰りの男子生徒の様にタマゴサンドを相手に勢い良く齧り付いていた。

 

「いやー、今日も昼飯ゴチになって悪いな」

 

 何、気にする事は無い。無理を言って協力して貰っているのだ、潜伏と敵感知スキルの見事な働きに対し昼飯の一食や二食で済むなら安い物である。

 

「しかし…何と言うかまともな冒険してるって気になったのは初めてかもしれないな…うん」

 

 手持ちのサンドイッチを全て平らげ、腹を休めていたカズマ君がふと表情を濁らせる。普段はカズマ君達はどういう冒険をしているのだろうか。

 

「あぁ、カエルに食べられそうになったり空を飛んでくるキャベツを収穫したり…何と言うかコレジャナイ感が半端無かったんだよ」

 

 期待していた冒険とはかけ離れていた、と言う事か。溜息をつき始めたカズマ君を見ると、少し居たたまれない気持ちにはなったりする。

 

 只、ジャイアントトードに苦戦すると言うのは駆け出しの冒険者には割とありうる光景だ。キャベツの収穫も適度に死なない程度の攻撃を仕掛けてくる素早い獲物を相手にする事もあって、期間限定と言う難があるが戦闘経験を積むには良い環境である。現代から来た若者には理解に苦しむ光景であるのは否定出来ないが。そういう特異な経験も何時か自分の糧になる…腐らず進めばきっと道は開ける筈だと先輩冒険者っぽいアドバイスをカズマ君に語った。カズマ君はそんなもんなのかねぇ、とやや半信半疑ではあったが。

 

 さて、あれから色々と調査した所、初心者殺しや一撃熊、白狼の群れ等と遭遇した…確かに森がこの調子では街の冒険者達には危険極まりない状態であろう。しかし、魔物としてはあくまでも一般的な個体であって脅威となるかと言われれば違うと言える。他に何か強力なモンスターが潜んでいる筈だ…一休みして腹が落ち着いたら、少し危険度は上がるが森の奥にある湖辺りの方へと進むか。

 

 色々と書き込まれた地図を見ながらそう思考していたその時であった…向こうの森の方から何やら悲鳴の様な声が聞こえてきた…気がした?

 

「今の…悲鳴か!?」

 

 カズマ君にも聞こえてた様だ。声が聞こえると言う事は割と近い所からだ…敵感知は反応するだろうか?

 

「あぁ…森から離れた位置にいる所為もあるけど、範囲内ギリギリだが反応している。何かを囲む様な大量の群れがあるぞ…しかも一体、妙に大きいのが居そうだ」

 

 本命か、それに準ずる物なのか…いずれにせよ休憩は終わりにしよう。何かを囲むと言う事は、囲まれた中には先程の声の主がいる可能性が高い。

 

 カズマ君も立ちあがる。そしてお互いを見て頷き合い、我々は森の中へと駆け足で進んでいった。

 

 

 

 

「あ…あぁ…!」

 

 入口から少し走った所にある開けた道に、それはあった。

 緑溢れ、生気に満ちた森に相応しくない異形のモノ…それは皆一様に乾ききった黒い肌をしており、生など感じる事が無い無表情。ひしゃげた兜を被り、所々欠けたり凹んだりしている鎧の様な物を身につけ、骨が見える手には黒く変色した血痕が付いたままの剣や槍を持っていた。

 

 生ける屍の騎士…アンデッドナイトの群れだ。

 

 そして目など無く、虚無となった部分に赤々と輝く何かが見える…その視線の先には、傷つき倒れた戦士風の男と彼を庇う様に身を寄せる魔法使い風の女がいた。戦士の背、腕、そして左脛には矢が深々と刺さっている。出血を伴った傷もあちこちにあり、このままでは大事に至りそうな大怪我であると一目で判断出来る。

 

「…もういい、このままでは二人とも助からない。だから、お前だけでも…」

 

「そんなこと…そんなことアタシには出来ない! 貴方を置いて行くなんて事…出来ないよっ!」

 

 深手を負った戦士が魔法使いに自分を置いて逃げる事を告げる。だが魔法使いは、頑なにそれを拒否した。

 

 そんな二人のやり取りを聞くか聞かずか、ジリジリと間を詰めるかのように前進を始める不死の騎士達。相手に恐怖を与える為なのか、これ見よがしに武器の音をカチャカチャと立てながら前進していくそれは、正に悪夢の尖兵と言うに相応しい姿であった。

 

 …さて、戦闘をするのは不本意だが状況が状況である。流石にこれを放置する程自分は悪人ではない…明日からの目覚めが悪くなる展開は流石にご遠慮願いたい。カズマ君の方をちらりと見る。意を決した様な表情でカズマ君は自分に頷き返す。

 

 では手筈通りお願いするぞカズマ君。そう言いながら自分は得物の短刀を抜き放ち、それを目標を定める様に前で蠢く集団に向ける。

 

 魔力を通し易い金属を用い、それを更に魔力を込めて槌を振るう事で市販されている杖以上の魔力伝導性と増幅性を実現した短刀だ。剣の形成は知己の鍛冶師にお願いしたが、素材の目利きや刀身に魔力を込める工程は自分自身で行った、半カスタムメイドとも言える一品。肉弾戦で使う事は余り無いが切れ味も中々である。

 

 その短刀を片手に持ち、詠唱と共に念を込める…魔力が流れ刀身が徐々に光を帯び、そしてそれは一気に射出される。

 

 光の剣閃を射出する紅魔族お得意の上級魔法―『ライト・オブ・セイバー』を行使する。射出された光は文字通り光速で敵陣へと向かい、先頭集団のアンデッドナイト達を真っ二つに斬り伏せた。余談だが、一般的に紅魔族がライト・オブ・セイバーを使用する時は手に魔力を込めて手刀を振るうかのように行使するのだが、自分は剣に魔力を宿して振るうスタイルをとっている。こちらの方がいかにも魔法剣を使っている様でサマになると思うが、中々賛同してくれる紅魔族の同士が居ないのが悔しい所である。

 

 ライト・オブ・セイバーで先頭集団を切り崩した為、不死者の集団と救助対象の間に距離が出来た。それを見計らい、叢から自分とカズマ君が一斉に飛び出す。自分は不死者の集団に向かって、カズマ君は救助対象の二人へと地を全力で蹴りながら向かった。

 

「しっかりしろ、早く俺に掴まれ!」

 

「あ、あぁ…! 助かる…!」

 

 カズマ君は戦士風の男を背負う…カズマ君は筋力が余り無いと言う事で、事前に筋力増強の魔法をかけておいた事が功を奏したのか何とか男を背負いきったのを確認した。

 

 そして戸惑う魔法使いの女の手を引き、三人は森の入口の方へと一目散に逃走を図った。

 

 皆何とかこの場から離れてくれたか…ならばここからは自分の仕事である。蠢くアンデッドナイト達は、全て自分の方へと視線を向けている。言うならば、ターゲットがこちらに移ったと言う訳だ。一先ずはこの場から離れた三人の安全は確保出来たようで、少しだけ胸を撫で下ろす。

 

 相手が土着の魔物であるならば自分も時間を稼いで逃げるつもりだが、相手はこの辺には居る筈も無いアンデッドモンスター、それも数十体とひしめく団体だ。この辺に及ぼす影響を考えると野放しには出来ない…そう判断した自分は単独で殲滅を試みる事にした。だが、流石にこの数を一体一体ライト・オブ・セイバーで斬り捨てるのは労である。ならば、機を見て別の手段で一掃するしかあるまいか。

 

 騎士達の新たな獲物と定められた自分に対し、後方に控えている弓兵が一斉に矢を番え、一思いに放って来た。矢は放物線を描き、こちらの方へと向かって来る…が、予め唱えておいた『ウインドカーテン』によって悉くが自分の身に刺さる前に地へと落下していった。

 

 弓矢は当てにならないと判断したのか、今度は複数の槍兵が一列に並び、手にした槍を一斉にこちらへと放り投げて来た。アンデッド特有の腕力に物を言わせたその投擲は、ウインドカーテンの風では押し戻す事が叶わない…向かい風を切り裂き、自分の身を貫かんとしている!

 

 森に何かが突き刺さる音が木霊する…だがそれは、宙に浮いた分厚い盾の様な岩…『アースシールド』の魔法によって全て防がれていた。自分の身に届いた槍は、一本たりとも無い。

 

 相手をして感じたが、彼等の生前は統率の取れた騎士集団であったのだろう。アンデッドとしては規律が取れた攻撃を的確に行ってきている…だが、それが命取りだ。

 

 陣形を組んで攻撃を行うのは確かに重要だ。陣形に応じ各々が与えられた役割をこなす事で、個々で戦うよりも戦力を整えられ効率的な戦いが実現出来る。それは古今の戦いにおける定石であるのだ。相手を見ると、前衛を盾等を手にした重武装で固めた騎士が陣取り、合間から槍兵が投擲、そして後方では弓兵が矢を放ち牽制する…実に理想的な陣形だ。

 

 だが、陣形を組む以上はある範囲に密集しなければならない。そしてそれは、魔法使いを相手にする場合は弱点になり得るのだ…相手は死んでいるからそこまで考えが及んでないかもしれないが、機は逃さない。次の槍を放つ準備をしている前に一網打尽にしてやろう。

 

 詠唱を紡ぎながら、手に持った短刀をアンデッドナイトの集団に指し示す。すると相手陣営を囲む様に風がうねり出す…巻き起こる風―『トルネード』のうねりは数刻もしない内に音を立てる暴風となり、渦を巻く!

 

 成す術無く、一人残らず空中に浮かぶ不死者達…地に立つ不死者が居ないのを確認し、返す刀で別の魔法の詠唱に掛かる。言うならばトルネードの魔法は、今から使う魔法の下準備という事だ。空に向かって魔力を練る…空をも焼きつくす劫火をイメージしたそれは現へと顕現する!

 

―『インフェルノ』!

 

 空を覆う赤い影に呑まれた不死者達は身に付けた鎧も、武器も、身体も、全てが全て灰へと帰した。熱波が過ぎた後には、そこには不浄の業で生かされた騎士達の姿は何処にも無かった。燃やし尽くされた灰も風に揺られてどこにもない。

 

 ふぅと一息つき、状況が終了したと判断した自分は踵を返し、カズマ君達が待っているであろう森の出口へと足を向ける…つもりだった。

 

 森の奥から伝わる殺気、そして先程のアンデッドナイトとは比較に成らない程の強烈な魔の視線…踵を返そうとした足を地に縫い付ける様に固定するには十分だった。

 

 森へと入る前、カズマ君が言っていた妙に大きい反応があるという一言が頭を過った…恐らくは、その大きい反応の主がこの先からやって来るのだろう。

 

「ほぅ…駆け出しの街へ赴いて調査と聞いた時は戦いの面では期待して無かったが、中々どうして俺は運が良い様だ。こんな所で強者と出くわす事が出来たとは」

 

 蹄の音が静かに響き渡る…そしてそれとは別の、何者かの声が一緒に耳に入ってきた。

 

 そしてそれはやってきた。嘶く事無き黒い首無し馬に跨った、全身を冷たく光る黒鎧に身を包んだ大柄な騎士…そしてその騎士は、鎧と同じ黒い金属の兜を片手に抱えていた。それは確かに兜…である。しかし兜の下からは先程のアンデッドナイトの様な黒い肌に、それ以上の強烈な呪詛が籠る血の様な赤い眼が見受けられた。

 

 自分に課せられた今回の調査…それは強い魔物がいるであろう街の周りの調査である。目の前にいるそれは、間違い無く今回の調査対象であった。しかも相手は大物、この駆け出しの街では先ず出くわす事の無い…言うならば王都の襲撃の際に何度か見かけた事がある相手だ。

 

 そう言えば酒場の噂話で魔王の幹部がこの街に近づいているという話を小耳に挟んでいた。自分としても今回の調査ではその線は割とあるのではないかと勘ぐっていた。

 

 そして森で見かけた土着の猛獣達とは一線を画した、統率がとれつつも禍々しいアンデッドの群れを見て確信した。相手は魔王の幹部―そしてその答えが目の前に居た。

 

 首無し騎士―デュラハンだ。

 

「先程の戦いを見せて貰ったぞ。我が精鋭の部下相手にその小さな体一つでよくぞ全てを捌き切った…さぞや凄腕の魔法使いとお見受けする」

 

 慇懃に語りかける首無し騎士。その手には自分の身体の二倍程ある大きさを誇る、黒光りする分厚い大剣を油断なく握り締めている。

 

「本来ならば貴様の様な文字通りの女子供は手にかける事はしない…俺も生前は騎士だ、誰彼関係無く殺戮するのは性分では無い。だが…今回は事情が違う」

 

 そう言って首無し騎士は剣の柄を強く握り締める。ギリッという何かを締め付ける音が幽かに聞こえた。

 

「毎日俺の城の前でポンポンポンポン爆裂魔法をぶちかます、頭のおかしい魔法使いはお前かぁぁぁっ!」

 

 見当違いの話に思わずはぁ?という声を上げてしまう。女子供を相手にしない騎士の鑑であろう首無し騎士が言い出してきたのは、完全な言い掛かりであった。




次回はベルディア戦。



物語中に登場した原作には無い魔法の解説を。

・筋力増強の魔法

 火属性中級魔法。文字通り筋力を一時的に増強する魔法。
 きちんとした魔法名はあるけど、作中では事前にカズマにかけた程度の登場なので名称は割愛。

・アースシールド

 地属性中級魔法。物理攻撃を防ぐ岩の盾を作り出す。
 主人公が使用した場合、盾のサイズはタワーシールド位の大きさとなる。

アークウィザードが主人公(しかも本編で殆ど見かけない地属性メインのキャラ)なので、色々オリジナルっぽい魔法が登場しますが、このすば世界にマッチする様な魔法にする様心掛けます。


後、UA、お気に入り数、評価共にとんでもない事になってる…(驚愕)
喜び半分恐縮半分ですが、頑張って行く所存にございます。

5/17 一部の誤字修正しました。御指摘頂き、有難うございました!

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