次回はいよいよ吉良さん達が幻想入りしてきます!
そして…アンケートの方々も登場します。
DIO「……やはりこの程度ではあまり馴染まんか」
女と子供1人ずつではあまり傷が馴染まなかったが…少しずつではあるが確実に馴染んではいる。
力の強い妖怪の血も吸えば更なるパワーアップも望めるはずである。
DIOは改めてそう確信し、手始めに民家の扉を
DIO「…少しは馴染んだな、停止時間は…まだ8秒程か」
少しづつ成長を実感する、時を再始動させ次の民家を襲おうとスタンドを出現させた瞬間―――――
霊夢「あなた…何してるのよ…!!」
DIO「……! これはこれは…博麗 霊夢ッ!」
博麗の巫女が到着した…!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
彼女がDIOの足元を見るとそこには大小様々なミイラが折り重なっていた!
ミイラの中には子供から老人であっただろう者まで…ある意味差別なく殺されていたッ!
それを見た霊夢は、直感的にコイツは今までの敵の中で1番邪悪だと感じ取った。
触覚、視覚、嗅覚――そして第六感までもが、“コイツは危険だ” “早く殺せ”と警鐘を鳴らしている。
それに姿を視認し声を聞くだけでするだけで…心臓を鷲掴みにされたように呼吸が自然と乱れる、凄まじい安心感に包まれる感覚に陥る…
そんな事を表情に出さなかったのは流石というべきであろう。
霊夢「あなた…こんなに人を!…いえ…あなたみたいな
悪党は痛い目、いや一回死なないと分からないのよ!!」
霊夢が自らを鼓舞する様に怒鳴り、戦闘態勢を作る!
対するDIOはいかにも余裕といった感じで構えさえ取らず、不敵な笑みを浮かべていた。
3部DIO「そう吠えるな…吠えるなよ博麗 霊夢…フフッ…
足腰ガクガクな上あまり吠えると、
の躾がなっていないと思われるぞ…?」
思い切り煽られた霊夢はというと、目を更に鋭くし低い声でこう呟いた。
霊夢「……あなたを倒す、そしてこの人達を殺した分まで後悔しなさい!」
霊夢がより一層深く構えると、DIOも漸くこちらをしっかりと見据え…
DIO「ククッ…このDIOが倒せるかァ?」
霊夢がDIOに向かって弾幕を放つ、所謂通常弾である。
しかし、DIOは弾の1つを指で弾きビリヤードのように全ての弾を屈折させたッ!
地面に着弾し土煙が上がる中、DIOは煙の中から悠然と現れた!
その姿に傷はなく、先程の攻撃が失敗した事を表していた…
DIO「フム、中々の威力だ…エメラルドスプラッシュ程は
あるんじゃあないか?」
霊夢が次の攻撃に移ろうとした瞬間、DIOの口から発せられた言葉は…
いくら数多の異変を解決した博麗の巫女とは言え、1人の少女が動きを止めてしまうに充分な言葉が放たれた。
DIO「貴様の血を吸えば、更に馴染むだろう…
…貴様は血を吸って殺すと予告しよう」
to be continued…
中途半端な終わりに見えるかもしれませんが…