ディアボロは…慧音の家でグータラしております。
完結したら…カーズ様とディアボロの話を書こうかな?
DIO「暇だ…する事が無さすぎる」
昔の様にスタンドの訓練はしているものの、時は既に止められるのでどうしても暇な時間が増えてしまう。
だが、以前私がしていたように人間共の血を吸えばまた傷が馴染むのではないだろうか?やって見る価値はあるだろう。
DIO「…
私の声と同時に周りの景色が暗転する、部屋の時計の音も聞こえなくなり静寂が場を支配する。最も、支配しているのは我が
取り敢えず、止められる時間は7秒。
暫くすると時をもとに戻さねばならない。
DIO「……そして時は動き出す」
部屋の色がもとに戻り時計が再び時を刻み始める。
傷はまだ殆ど馴染んでいないが7秒も止められる、つまりは完全に馴染まずとも以前の最長時間停止時間である9秒を簡単に超えられる!
少なくとも我が
DIO「……フッ」
邪悪な笑みを浮かべたDIOは、人里へと向かって行ったのだった…
--幻想郷 人里--
今は人はあまり活動しない夜、しかし人ならざる者達からすれば今は絶好の狩りの出来る時間である。
流石に人里には入らないが、一歩踏み出せば一瞬にして喰われてしまうだろう。
そんな中、人里への道を歩く者が2人…
1人は黄色を基調とした独特な服を着た、2mはあろうかという大男。
もう1人は大男とは真逆の道から人里へ向かっている見た目麗しい少女であるが…脇を露出するという、これまた奇抜なファッションをしている。
DIO「戻ってきたな、人里…」
人里に着いたDIOは、誰か居ないかと辺りを見回す。すると…
目の前に居た子連れの親子を見つけた。
3部DIO「そこの二人組…こちらを向け」
母親「はい……あの、どちら様ですか?」
母親は困惑した!
そりゃ2m近くもある知らない黄色い男に急に《こっち向け》なんて言われたら、誰だって恐怖を感じ困惑するだろう。
だが、何処か安らぎを感じる声に反応してしまったのもまた事実である。
3部DIO「……」スッ
困惑する母親をよそにDIOはサッと母親に近寄り、手を伸ばした。
母親はギョッとして手を払いのけようとしたが…それが間違いだった。
母親の手に当たったDIOの手は、少しのブレもなく、そのままの軌道で母親の首に突き刺さった!
子供はそれを見て何が起こったのかわかっておらず、ただ手の突き刺さった母の首をジッと見ていた…
3部DIO「処女ではないが…仕方あるまい、選り好みは良くないと吉良も言っていたしなァ…フフ」ズキュン ズキュン…
母親の首に刺さった腕が、まるでポンプの様に動き出す。
母親は3秒もかからずミイラのようになり、DIOが力を加えるとパキッという小気味よい音と共に体が真っ二つになった。
折れた体からは血は流れず、子供は呆然と母親だった物を見ていた。
しかし子供もやっと現状を理解したのか、足をガクガクと震わせ泣きながら尻もちを付き…DIOの方を向いた。
そんな子供が見た光景は……近くに一瞬で移動したDIOと鈍い首の痛み、そして自身の首に刺さる筋骨隆々としたDIOの腕であった。
to be continued…
長くなりすぎたので分割。
そして連続投稿