--紅魔館 中庭 早朝--
DIOがここで暮らし始めてから一週間!
彼は毎日魔法の練習をしていたッ!!
DIO「創造魔法は使えるようになってきたな…」
レミリア「でぃお〜お遣い頼んでいい?」
DIO「…構わないが」
れみりゃ「じゃあよろしく〜」フワ~ァア
DIO「……」テクテク…
(まあ良い、人里でも調べたい物があるからなァ…)
自分にそう言い聞かせ、人里まで歩いていくDIOであった…
--人里への道 道中--
人里へ向かう道中、彼は異変を起こそうと思考していた。
それは今までの異変首謀者とは違う!
“絶対に成功させる”腹づもりで起こす異変であったッ!
3部DIO「取り敢えず…やる事が見つかったが、この私だけでは如何せん手が足りん…」
故にDIOは模索していた!
どうすれば敵の裏をかき、異変を成功させられるかをッ!!
3部DIO「しかし情報も無い現状で、幾ら案を出しても意味があるまい…まずは情報の取得が先決だな」
そう考え、彼は歩を進めていく…
その足取りは! 一歩一歩着実に! 異変へと突き進んでいるッ!
DIO「あ、でも先に魔術を勉強してからだな」
--人里 商店区--
影DIO「人が多いな…カイロでのカーチェイスを思い出す」
ディアボロ「お! DIOじゃないか、久しぶりィィィィィ!?」ドスドス
DIO「なんだディアボロか、だと思ったけど☆」
今日のボス:DIOにナイフを投げられ死亡(故意)
ディアボロ「」
DIO「どうした? もっとこいオラァ!」
ディアボロ「フザケルナァ!」
DIO「コイツはここで殺さないと駄目だァァァ!」っナイフ
ディアボロ「どうしてこうなっt…ピチューン」
今日のボス:喉にナイフを刺され、血を吸われて死亡
DIO「…で、何のようだ?」
ディアボロ「いや、用は無いんだが」
DIO「そうか…! そういえば、この辺に本屋的な店はあるか?」
ディアボロ「あ、ああ…そこの道を真っ直ぐ行けばあるけど」
影DIO「…名前は?」
ディアボロ「確か…鈴奈庵だったかな?」
影DIO「そうか…フッフッフ…ありがとう」
ディアボロ「…何だったんだ?」
--人里 鈴奈庵 昼前--
小鈴「ありがとうございましたー!」
影DIO「そこの君、少々聞きたいことがあるのだが…良いかな?」
小鈴「はい! 何かご所望の本でもございますでしょうか?」
(うわぁ…背が高くて怖い人だなぁ)
影DIO「この幻想郷の妖怪や異変について書かれた本というのは…あるかね」
小鈴「あ、えーと…それなら阿求さんの屋敷で【幻想郷縁起】を見せてもらえば良いと思いますよ」
影DIO「阿求の屋敷…あのデカイ家か?」
そう言ってDIOは立派な瓦屋根の建物を指差す
小鈴「いえ、あれは命蓮寺です。命蓮寺は人里の外れにあるお寺ですよ アレが阿求さんの屋敷です」
もう一方のデカイ建物を指差しながら
知らないんですか?と、言いたそうな目でこちらを見ている…
仕方がない、DIOは外来人なのだから。
6部DIO「フム…ありがとう、世話になったな」
小鈴「いえ…あの、うちにも何冊か似たような本があるので良かったら貸し出しますよ?」
6部DIO「……ああ、頼んでもいいかな?」
小鈴「はい!勿論です!」
6部DIO「取り敢えず今は買い出しの途中なのでね…夕方、また来るよ」
小鈴「わかりました、お待ちしてますね」
to be continued…
パシられるDIO…