チーム食物連鎖が幻想入り   作:三角定規の角

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すっげぇ長くなってしまった…
これを見るのには『覚悟』がいりますね。
『覚悟』はいいか?俺は出来てる。


カーズ編&ディアボロ編
究極生命体と天狗達


--妖怪の山 中腹 川沿い--

 

 

カーズ「ここが妖怪の山か? 思ったよりもすんなり来れたな」

 

彼は今、妖怪の山の中腹に位置する川に来ていた。

白狼天狗に捕まっていないのは、空から飛んできたためである!

 

カーズ「それにしても…気配はするが姿が見えん 何者だ?」

 

???(ひゅい!?気、気付かれた? 急に空からふんどしの変態が来たから咄嗟に隠れちゃったけど…)

 

カーズ「出てこないならこちらにも考えがあるぞォ?」

 

???(いや、でも今は光学迷彩付けてるし…見つからないよね)

 

カーズ「フゥーム、…そこだなァ?」

 

???(こっち見てる? なんで!?)

 

説明せねばなるまい!

説明会で説明したように、彼は全ての生物の能力を兼ね備えているッ!

そして今彼は、ニシキヘビ類だけが持つ器官である【ピット器官】を作り上げたのだッ!!

こうすることにより赤外線が感知でき、隠れていた不審者を発見できたのである!

 

カーズ「逃げようとしても無駄だ、場所はわかっている 大人しく出てきたほうが身の為だぞ?」

 

???「う~ん、バレちゃったらしょうがないね」

 

カーズ「…お前か、隠れていたのは」

(あれ?大きさ的に子供だと思ったんだがな… まさか少女だとは)

 

にとり「私の名前は『河城にとり』宜しくね、盟友!」

 

カーズ「め、盟友ゥ?…何故俺とお前が盟友なのだ?」

 

にとり「…? 河童と人間は盟友でしょ?」

 

カーズ「このカーズを餌の餌扱いとは…それよりも河童!?」

 

にとり「餌の餌!? あんた人間じゃないの!?」

 

カーズ「? 俺は【柱の男】…いや、【究極生命体】だ」

 

にとり「あぁ…うん」

(やっぱりやばい奴だったよ)

 

???「そこのふんどし人間! 隊長のご友人から離れろぉ!」

 

カーズ「あぁ? なんだァ?」

 

白狼1「お前の言ったとおりだな…こいつ倒したら隊長に褒めてもらえるぜ!」

 

白狼2「だろ?…こいつ倒した奴が隊長に告白しようぜ」

 

白狼3「お? ついにですか! 俄然ヤル気が湧いてきましたぁぁ!」

 

カーズ(見た事も無い生き物だ…こいつがあの弁当箱(けーね)が言っていた白狼天狗か?)

 

白狼1「まずは俺から!」ダッシュ

 

白狼2「あっ! ズルイぞ!」ダッシュ

 

白狼3「僕も行きますよ!」ダンマク

 

カーズ「ほう、これが弾幕…確かにちょびっとばかし威力はあるようだが」ヒョイヒョイ

 

白狼1「これを喰らえ侵入者!」ブンッ

 

すると白狼1は大振りに腰の剣を振った!。

しかしカーズは、躱すこともせずその剣を受けた!

しかしッ! 当たったと思ったそれは! なんと!

()()()()()()()()()()()()()()()()()()ッ!!

 

白狼1「なっ!」

 

カーズ「くだらん…その程度の攻撃、流法を使うまでもないな」

 

白狼2「この化物め! 後ろががら空きだぜ!」ブンッ

 

カーズ「馬鹿共がァ…貴様らの剣程度では、このウロコフネタマガイの鱗を突き破ることはできん!」ガキンッ

 

カーズ「邪魔だ、この有象無象共がァ!」ブンッ

 

カーズは腕をタコにして、彼ら二人を纏めて木に叩き付けた。

叩き付けられた彼等はピクリとも動かなかったが、死んでいないと思う。

あの弁当箱(けーね)は妖怪は頑丈だと言っていた、なのでカーズは結構本気で彼等を叩き付けた。

 

白狼3「告白するのは僕だぁぁ!」ダンマク

 

カーズ「やはり弾幕とは美しいな」

 

白狼3「当たれ!当たれ!当たれぇぇ!!」ズババババ

 

カーズ「…飽きた。しかし、良い物を見せてもらった礼だッ! お前だけは流法を使って仕留めてやろう!」

 

白狼3「クソッ!なんで当たらないんですか!」

 

カーズ「しかと目に焼き付けろォ! 流法ッ! 輝彩滑刀!」ジャキン

 

白狼3は目を疑った! 何故ならその男の腕から、輝く刃が出てきたのであるッ!

更にその男は、それを振るい! 弾幕を切っていくではないか!

 

カーズ「…」スパパパパパパ

 

白狼3「く、来るな…来ないで下さい…」ガタガタ

 

白狼3は無意識のうちに恐怖したッ!

そして悟った、自分がこれからどうなるのかを…

 

カーズ「…」ブンッ

 

それは一瞬の出来事であった。

カーズがトドメを刺そうと輝彩滑刀を振り下ろした瞬間!

何かがとてつもないスピードで白狼を抱え、白狼を助けたのだ。

常人ならば気付かないスピードだったが、相手はカーズッ!

カーズはしっかりと助け出した者を見ていたのだ!

 

カーズ「なんのつもりだ?…そこの黒髪ブラウス」

 

???「あややや…部下の部下がやられそうだったので」

 

カーズ「だから助けたと?」

 

???「その通り…ではないんですよねぇ」

 

カーズ「ハァ?」

 

               to be continued…

 




異変とかやろうか検討中…
何か意見があれば感想下さいね

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