いつか静かなこの海で ~1人のイレギュラーの物語~ 作:そーりゅー
人物集
『SSGN-727 ミシガン』
この小説の主人公。
もともとは米海軍太平洋艦隊バンゴール海軍潜水艦基地所属の
原子力潜水艦『SSGN-727 ミシガン』の艦魂であったが、
北の国の奇襲攻撃を受け、轟沈した。
その後、艦これの世界に転生し、キスカ島泊地に所属し、
日本国海軍に積極的に協力するようになった。
補給や整備は他の艦娘を優先することが多く、
提督からは心配されている。いわゆるお人よし。
自身が核弾頭を搭載可能なトマホークと核弾頭を搭載していることに
動揺している。また、普通なら考えないような戦術を考案し実行する強者。
〝戦略〟より〝戦術〟を 第一に考える。
これらの点はエンタープライズと考えが正反対のようである。
海軍鎮守府特別大演習で再会する米海軍太平洋艦隊第7艦隊
第5空母打撃群所属の原子力航空母艦『CVN-80 エンタープライズ』とは
先輩後輩の関係というよりは親友という関係であり、
数多くの悩み事を語っている仲でもある。
海軍鎮守府特別大演習ではトマホークをエンタープライズに迎撃される。
キスカ島泊地の所属になってからは中立の立場として夜間警備や艦娘間の揉め事の鎮圧や艦隊の編成の管理、演習関連の処理などを自主的に行っている。
秘書艦の大淀曰く『提督よりも仕事をしている影の提督』
『CVN-80 エンタープライズ』
この小説のサブ主人公的な艦娘。
もともとは米海軍太平洋艦隊第7艦隊第5空母打撃群所属の
原子力航空母艦『CVN-80 エンタープライズ』の艦魂であったが、
2060年、米中戦争終結直前に山東省菜蕪基地所属第822導弾旅(96117部隊)
より発射されたDF-21E(東風21E)によって轟沈した。
その後、艦これの世界に転生し、横須賀鎮守府所属第三水雷戦隊・
第四水雷戦隊と接触、日本国横須賀鎮守府所属空母艦娘となった。
海軍鎮守府特別大演習で再会するバンゴール海軍潜水艦基地所属の原子力潜水艦『SSGN-727 ミシガン』とは先輩後輩の関係というよりは親友という関係であり、
数多くの悩み事を語っている仲でもある。
たまにおっちょこいな一面もあるが、普段は冷静な状況判断ができ、
誰からも頼りにされる艦娘である。
また、未来の科学技術をふんだんに駆使し〝戦術〟より〝戦略〟を
第一に考えるため、ミシガンとは考えが逆のようである。
ちなみにエンタープライズには核砲弾・核爆弾・空対空核ミサイル・
空中発射型核弾道弾といった核兵器が搭載されているが、彼女自身は深海棲艦との戦いでこれら核兵器を使うことを厭わないという考えを持っている。
つまりやるときはやる女。本気を出させてはならない。
<日本国海軍>
『伊井波 慎也』
日本国海軍キスカ島泊地司令長官
日本国海軍北東方面艦隊司令長官
日本国海軍連合艦隊参謀
日本国海軍総隊参謀
日本国海軍海上護衛総隊参謀
階級:海軍中将
年齢:37歳
旧日本国海軍海軍兵学校第68期卒業(第三位)
旧日本国海軍海軍大学校甲種39期卒業(第三位)
橘横須賀鎮守府司令長官・草加艦政本部長とは親友であり同期。
人当たりの良く、フレンドリーな人物。たまにボケる。
ガタイは良いが、引き気味なのが玉に瑕。
多くの艦娘を指揮する中で、初期艦である吹雪型駆逐艦24番艦「電」と恋に落ち
めでたく結婚した。なお、ミシガンや他の一部艦娘からはロリコンと言われる模様。
作戦指揮の際には真面目ではあるものの、普段は比較的はっちゃける性格で
落差が激しい。
人命第一を掲げていて、異端児扱いされるも戦果は上げるため、
一部の軍人からは嫌われている。
『人間派』の一人。
一人称は「私」。
『橘 蒼海(そうかい)』
日本国海軍横須賀鎮守府司令長官
日本国海軍連合艦隊参謀長
日本国海軍総隊参謀長
日本国海軍海上護衛参謀長
日本国海軍中部太平洋方面艦隊司令長官
階級:海軍中将
年齢:37歳
功二級金鵄勲章受章
旧日本国海軍海軍兵学校第68期卒業(首席)
旧日本国海軍海軍大学校甲種39期卒業(首席)
海軍兵学校・海軍大学校を首席で卒業したエリート
伊井波キスカ島泊地司令長官・草加艦政本部長とは親友であり同期。
冷静沈着で、戦術より戦略を優先する日本海軍の数少ない頭脳派。
エンタープライズと馬が合う。
『エンタープライズ』と『ミシガン』を海軍鎮守府特別大演習で再会させる。
人命第一を掲げていて、異端児扱いされるも戦果は上げるため、
一部の軍人からは嫌われている。
自分より先に艦娘と結婚した伊井波のことをうらやましく思っている。
『人間派』の重鎮。
一人称は「俺」。
名前の由来は右近橘と青に関する名前から。
『黒井 令次郎』
日本国海軍佐世保鎮守府司令長官
階級:海軍大将
年齢:56歳
旧日本海軍海軍兵学校第46期卒業(第十一位)
旧日本海軍海軍大学校甲種第29期卒業(第十一位)
自分の名を世に残すため、艦娘を兵器のようにこき使って戦果を挙げる、
いわゆるブラック鎮守府の提督。艦娘の大破進撃、
艦娘の入渠・補給・整備不許可、艦娘への暴行・セクハラ・強姦・売買等
あげたらキリがない。
もちろん『兵器派』の一人。
『人間派』である橘や伊井波のことを超絶に嫌っている。
1955年度第2回海軍鎮守府特別大演習で何かやらかす。
名前の由来は特にないが、すごく思想がどす黒い・ゲスいという意味で付けた。
『吹雪型駆逐艦24番艦「電」』→『むらさめ型汎用護衛艦5番艦「DD-105 いなづま」』
日本国海軍大湊鎮守府に所属していた駆逐艦娘。ブラック鎮守府である大湊鎮守府 から逃げ出し、ミシガンに保護される。キスカ島泊地に所属後、
元からキスカ島泊地に所属していた電と区別するために
近代化改修を行ったところ『DD-105 いなづま』となってしまった。
橘司令、エンタープライズ、黒井は
慎提ASK2さんの「米空母が艦娘になった!?」から許可を得て登場させています
m(__)m