いつか静かなこの海で ~1人のイレギュラーの物語~ 作:そーりゅー
設定集
設定等
時代:1957年
世界観:
艦娘たちが深海棲艦と戦っている「艦これ」の世界。
1954年頃までは正常な歴史をたどっていたが深海棲艦が出現したことでそれ以降の現代の歴史とは全く違うものになっている。
(沖縄はアメリカから異常事態のため返還された、トラック泊地等は深海棲艦から奪還。)
ただし日本国内では技術の進歩が大きく、昭和後期と現代が7:3の割合で混ざった状態である。
(新幹線は開通しており、かなり高価ではあるがスマホもある。)
1954年に保安隊から自衛隊になる予定だったがGHQからの命令が下る前に深海棲艦が出現したことで
予定上の陸上自衛隊は日本国陸軍に、海上自衛隊は日本国海軍に、航空自衛隊は日本国空軍になった。
陸軍と空軍は深海棲艦からの本土攻撃に対処するため戦車や戦闘機で武装しているが、
海軍は艦娘が深海棲艦と戦い制海権を取り戻そうと奮闘している。
本作はそれから三年が経った世界。
『艦娘について』
第一章「艦娘とは」
艦娘とは何か、簡単に言えば過去の軍艦に宿った艦魂が元。
艦魂とは艦船に宿る魂のことで霊感のある人物や一部の人間は普通に見えたり透けて見えたりする。
艦娘は簡単に言えば艦魂が実体化して人の身体を持った存在である。
艦娘は艤装をつけることで身体能力が上がりスーパーマンまがいのことが出来たり、 海の上を走り、
戦闘を行う事が可能となる。
第二章「戦闘等について」
艦娘は基本的な戦闘は艦艇時代を基礎としている。
艦娘は全員、水上スキー方式で移動と戦闘を行う。
艦娘のほとんどは過去の経験から戦闘を行っている。
艦娘と深海棲艦の行う攻撃は元の兵器と同じ威力があるためたとえ小さいサイズであっても駆逐艦の砲弾一発で
船が沈むことなんてザラである。
艦娘は艤装をつけることにより身体能力が上がり、海の上を走り、
戦闘を行う事が可能になることとほぼ人間と同じ体であることは第一章で説明したが 艦娘は装甲が上がるとはいえほぼ人間と同じ体。
第三章「艦娘に関する争い」
何処の世界、いつの時代でも人は論争を起こすものだ。
艦娘についての論争は何処でもある。
主に兵器として扱うか、人として扱うかである。
これについては憲法と法律に定められていない為どこかの国の国会ような意味のない会議がたびたび開かれる。
最近は憲法に従って艦娘に関する法律を作ろうとする勢力が大きいが、それに反対する勢力も一歩引かない状況となっている。
まぁ大抵反対勢力の奴らは汚職などをしているため逮捕されている。
そのため艦娘に関する法律が出来るのも時間の問題となっている。
またもう一つの争いが「艦娘解放団体」が行うデモだ。
これはどこかの頭のおめでたい人が「艦娘を軍から解放しろー!」とか言って始まった団体。
自分たちは戦わないせいか分からんが艦娘を軍から解放してその後、
彼女たちをどうするのかは決めていないようでそのことを言われると「別のことだ」とか言う。
つまり早い話、自分たちの未来が掛かっている事を理解できているのに都合良く片づけているだけなのである。
第四章「艦娘に関する問題」
艦娘に関する問題はブラック鎮守府による過酷な労働などで反乱を起こしたりPTSDになること等さまざまである。
特に多いのが提督諸君による暴行、セクハラ、強姦などである。
憲兵が調べていても隠し通したり、憲兵がグルだったり、賄賂が流れたりなど 腐った木材より腐りきっている。
最近は数が減ったものの、まだまだ汚職軍人はいる。
さらに艦娘を人身売買する事案も過去にあった。
以上の事案から精神に異常を患った艦娘用の病院も存在する
しかしそこに就職する者は精神異常者の艦娘が恐ろしいためか少ない。