いつか静かなこの海で ~1人のイレギュラーの物語~   作:そーりゅー

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今回は何となくタイトルを英語にしてみました。
そのうち前回までも英語に変えます。
ご了承くださいm(__)m


Depth#08 After the exercise

「貴方が…橘蒼海ですね…」

 

彼女はそう目の前に立っている将官服を着用した男性へと問いかける

「あぁ、私がこの演習の会長であり横須賀鎮守府司令の橘蒼海だ。」

 

その返答を聞くと彼女は一つの疑問を問いかける…

「……私がIFF上で捉えた艦娘には後輩が混ざっていましたが…

それはどういうことでしょうか?」

 

彼女のその質問に橘司令は、少し間を置きこう言った…

 

「…それは後から分かるよ…そろそろ皆が帰ってくるのでね。迎えに行くが君もついてくるだろ?」

 

橘司令の返答に疑問を持ちながらも彼女は「はい」と答えた。

 

 

 

彼女は橘司令が皆を迎えているのを呆然と見ていた…そしてその中に

見覚えのある後輩…そして親友の姿があった…この世界に来て姿こそ見たことはなかったが、

艦としての面影で彼女は親友の姿を直ぐに認識できた…いや出来てしまったのだ。

 

そして、その直後…後輩であり親友の「エンタープライズ」が飛びついてきた。

「久しぶりね。エンタープライズ。」

「ミシガン…ミシ…ガン………うわぁぁぁぁぁぁぁん!ミシガァァァァァン!!!」

私は何とか姿勢を崩さないようにしながら彼女を慰めた…

 

「あらあら…仕方のない子ね。」

「うぅ…会いたかった…会いたかったよ…ミシガン…」

「はいはい。」

 

その後、彼女は5分間ぐらい泣き続け、私は彼女の頭を撫で続けていた。

 

 

 

 

「エンタープライズ。もう大丈夫?」

「ええ。もう大丈夫よ。ありがとう。」

 

エンタープライズが落ち着きを取り戻し、ミシガンから離れた

その時、一人の夏用軍服を着た男性がやってきた。

 

「貴様か。俺の艦娘を退けた例の艦娘とやらは。」

 

その男性はそうエンタープライズに対しごみを見るような目で吐き捨てた

「…なんですか。人にあったらふつう挨拶をするのが礼儀でしょう。」

 

私は何かを言い返そうとしたが彼女が先にそう言い返した。

 

「フン。誰が兵器ごときにあいさつしなければらならないんだ。」

うわぁ…イラつく…とミシガンは思っていた。

 

「そこの艦娘。名前を教えろ。」

 

そして黒井と呼ばれる男性に名前を聞かれ私は渋々答えた…

 

「ミシガンといいます。」

 

「…エンタープライズにミシガンか。俺の艦娘を退けたんだ。さぞや戦力になることだろう。

橘。こいつらをもらっていくぞ。」

 

は?何であんたの戦力にならないといけないのよと思っていたとき…彼女から耳打ちされた。

……

私は彼女から聞いた伝言…MPを呼びに行くためこっそり抜け出した…

 

 

 

 

そして私がMPを呼びに行き戻ってくると…黒井に技をかけているエンタープライズ。

どうやら黒井が殴りかかろうとしたらしい。

 

そして黒井は両脇を憲兵に抱えられて連行されていった。

 

 

 

そして無事?演習は幕を閉じることとなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、何とか投稿です。
遅れてすいません。
1か月ぐらいですかね…
他の事にも手を出してしまって…
コラボさせてもらってる方にも申し訳ない…
次回も頑張ります。


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