番外編となります。
これを見ずとも本編に影響はありません。
オッス!我はパッチェさんことCパチュリーだ。
「パッチェさん!準備できたわよ!」
「おぉ!では早速やろうじゃないか!」
現在、Nアリス…アリスさんと実験の準備をしている。
実験内容は異世界。さくよさんが異世界から上機嫌で帰ってきたからな!
気になって調べたんだが…どうやら鬼巫女の残りカスが異世界で生きているらしい。
今ではもう此方には何も反応もしなくなったヤツだが、旧ならば別だ。
「まさか旧鬼巫女が生きてるなんてね!これはあれを実行しなきゃ!」
「ククク…。最後にやったのは賽銭隠しだったな。アリスさん!頼むぜぇ?」
「分かってるわよ!…それよりも大丈夫なの?アイツらに気づかれないでしょうね?」
「…安心しろ!レミ姉さんもさくよさんも今は出掛けているはず!今回ばかりは邪魔されるわけにはいかんなぁ!」
レミ姉さんとさくよさんの話では…幻想郷と呼ばれる場所に居るらしい。
しかも別の精神が入っている…!これならば多少は弱体化しているはずだ。
「この作戦は完璧よ!我を讃えるがいい!」
「嫌よ。讃えるわけないじゃない。自爆させるわよ。」
「アリスさん!?それはないぜ!…だがなぁ!今回は対策をしているのだよ!」
「へぇ…。どんなの?」
「レミ姉さんの部屋からこのサポートシステムを回収しておいたのだ!」
「ちっ!"今回は"念を入れてるじゃないの。」
「今舌打ちしたよね!?なんで!?ねぇ!」
「してないわよ。ほら、さっさとしましょ。」
「そうだな!レミ姉さんが…「私がなんだって…?」……え?」
「私を呼んだでしょう?何かしら?」
「ゲェッ!?レミ姉さん!なんでここに!?」
「なんでって…ここは私の家でしょう?何言ってるのよ。」
「そういうことじゃなくてね!?」
「貴方…幻想郷に行こうとしてたでしょう?」
「!?…な、なんの話かなー?」
「それと…、アリスならもう帰ったわよ。」
「う、裏切ったなぁぁぁ!?」
「貴方を行かせるわけがないでしょう?取り合えず死ね。」
「く、ククク…今回の我はそう簡単に自爆するほどやわではないぞ!」
「なんですって!?」
「既にサポートシステムは使えん!故に我を止めることは出来ぬのだ!フハハハハ!」
「…なんてね。実はもうひとつ貴様専用のジェノサイドスイッチがあるのよ。」
「なん…だと…。待て!レミ姉さん!待ってくれ!」
「なにぃ~?聞こえんなぁ。というわけで死ね!」
「あ、あっれぇ~?こ、こんな筈じゃあ…」
レミ姉さんはそしてスイッチを押した…。
第1回目 失敗
多分続かない