1
球磨川禊は堕天使と戦った。光の槍が最初に腹に突き刺さった。もう動けないと思ったレイナーレだったが甘かった。禊は腹に光の槍を突き刺さりながら立ち上がった。ヘラヘラとして。レイナーレは驚きいくつもの光の槍を突き刺さったが何度でも立ち上がった。
『
すると傷がみるみる消えていった。ヘラヘラと笑って近づいた。
「ひっ····ち、近づくな!」
そう言って光の槍を投げ続けた。しかし、また立ち上がった。だが、球磨川禊は負ける事を運命づけられた男。球磨川禊の背中から心臓に別の光の槍で貫かれた。
「レイナーレ様!大丈夫すっか?」
「ミッテルト、助かったわ!」
2
「死んでしまうとは何事じゃ」
『
球磨川禊の前には駒王学園とは違う制服を着た少女らしい人がいた。この人いや、この人外は
「全く、また死んだのかい?でも最近死んでくれないからこれでも暇だったんだぜ?勝てなかったのかい?」
『うん』『また勝てなかった』『そう言えば』『最近は志貴ちゃんとあってるのかい?』
首をかしげながら禊に聞き返してきた。
「最近合って無いけど!どうしてだい?」
『別に深い意味はないよ』『志貴ちゃんは安心院さんのお気に入りだから』『気になっただけだぜ』
「あ、そうだ!忘れるところだったぜ!君が元いた-十三組の飛沫ちゃんと蝶々崎君を君達の学園に呼んどいたぜ」
なじみが思い出したかのように言うと禊も少し驚いていた。今言われた二人は禊が箱庭学園の-十三組立った頃の仲間だ。
『じゃあね』『安心院さん』『志貴ちゃんにも教えたいしね』
「また来なよ」
まるで家に来いとでも言うかのような言い草だった。
3
志貴は禊を抱えて歩いていた。志貴が向かった時には禊が光の槍で突き刺さっていたが一瞬で抜いた。イッセーはあのあと殺されしまったらしい。彼が死なないと物語が進まないと言うことでなじみに止められた。
何故志貴は禊を起こさないようにしてるのはこっちで起こすとなじみに後でお仕置きされるからだ。いくら超越者といっても怖いものは怖い。
「光の槍か?後で調べてみるか」
そう言うと光の槍をひとつ保存した。そして禊の家に急いで向かった。そして少しの時間でついた。禊と志貴は一緒に住んでいる。なじみが支給した家だからしょうがないとも思っている。
今回は二つの荷物が追加されていたことに疑問を覚えながら入った。