1
「なっ!」
「
はぐれ悪魔は驚いて絶句をしていた。セラフォルーも同じだった。普通は無傷何てあり得ない。志貴は埃を払っていた。はぐれ悪魔が志貴に質問をした。
「貴様一体何をした!」
「俺は何も俺の着込んでいた
「す、すのー?」
「
志貴は説明した。
((普通じゃない!))
二人は同時にそう思った。志貴は気にした様子を見せずに続けて言った。
「ダンプカーどころか新幹線にはねられてもへっちゃらだぜ」
そして志貴はゆっくりとはぐれ悪魔の元に歩き出した。はぐれ悪魔は一瞬狼狽えたが相手が人間であることを思い出し言った。
「カカカ、確かに俺様は主人を殺したはぐれ悪魔だが、アイツは魔王だ!俺なんかよりも化物だ!そんな奴のために死ぬのか!?カカカ」
「っ!?」
セラフォルーは今度こそ凍りついた。一番知られたくない人に知られた。普通は悪魔の存在何て信じないが目の前でこんな化物がいたら信じない訳にはいかないのだ。
「それがどうした?悪魔であろうが魔王だろうが、魔物だろうが関係ないね!俺の友達がいかなる種族でも関係ない!別に種族が違ったからといって友達はやめないよ!」
「え?」
「だってどこの誰でも友達は友達だろ?」
セラフォルーは驚いて志貴を見ていた。志貴は何も変わらずに言った。当たり前の様にはぐれ悪魔は志貴に
「しょ、正気か!」
「正気だよ!そしてもうひとつ····ここで倒れるのはお前だよ!」
はぐれ悪魔も驚いていったが志貴は最後にそう聞こえると同時にSS級はぐれ悪魔は一瞬にしてボロボロになっていた。
「ぐはっ····き、さま、何、を?」
「簡単だよ!お前を殴っただけだ!一応手加減をしてやったんだ感謝しろよ?」
はぐれ悪魔は意識を失った。志貴の圧勝で終わった。セラフォルーは呆然と志貴を見つめていた。
2
「ところで世良。そろそろ本当の名前を教えて貰っていいか?」
「う、うん!私の本当の名前はセラフォルー・レヴィアタン。レヴィアタンは魔王として役所だけどね。セラフォルー・シトリーよ」
「じゃあ改めて駒王学園風紀委員会風紀委員長神上志貴。よろしくセラフォルー」
少し照れながらセラフォルーが自分の名前を言った。志貴は自己紹介するかのように言った。
「じゃあ、私も教えて貰っていい?あなたは一体何者?」
セラフォルーに全ての説明をした。セラフォルーは驚いていた。志貴が話し終えると志貴にセラフォルーが
「そのスキルで魔法少女の服を作って!」
セラフォルーから服を作ってと言う依頼を受けた志貴は頷いて答えた。
「分かったよ!」
こうして二人はまた新たに語り出した。二人の間壁は今一枚なくなった。