1
ライザー・フェニックスとのレーティングゲームからしばらくたっていた。志貴は今は秋葉原に来ていた。なぜ彼がいるかと言うととある少女を待っているからだ。
2
志貴は珍しく秋葉原に来ていた。特に用が無かったが適当に来ていたのだ。すると路地裏から
「やめて!私は魔法少女のイベントに参加しなきゃいけないのよ!」
「良いじゃんそんなことより俺たちと遊んだ方が得だって」
数名の男たちに絡まれている少女だが、急いでいるかのようだった。志貴はため息をつきそして一人の男の手をつかみ
「君達は何をしてるんだい?」
「はぁ?お前誰?」
「手を離せ」
「調子にのってんじゃねー!」
「あっ!?」
志貴が声をかけるとイラついたように言ってきた男に話すようにいったら殴りかかってきた。少女は悲鳴のような声をあげたが
「がぁぁ!?」
殴りかかった方の腕が折れていた。残りの男たちは唖然としたが一人の男が
「こ、こいつまさか!不良狩りの志貴じゃねーか!」
「ま、マジかよ」
そう言うと男たちは急いで逃げていった。少女は未だ唖然としていた。腕を折った男も逃げていった。志貴は少女に
「大丈夫か?」
「え、うん!大丈夫よ!私はセラ···じゃなくてえーと支取世良よ」
「おれは神上志貴だ!」
これが二人の出会い。そして彼らは話しているうちに仲良くなり遊ぶ約束や連絡先を交換した。そしてそんな交流が今に至る。
3
四大魔王の一人セラフォルー・レヴィアタンは休暇をとっていた。悪魔のトップである四人の魔王。戦争の時に旧四大魔王は全員が死んでしまいさらに旧魔王派と現魔王派で戦いが起こり勝ったのは現魔王派だった。その後に四人の魔王が決まった。セラフォルーは基本的に外交を担当している。
そんな彼女が服に悩んでいた。セラフォルーは人間界の友達と遊ぶ約束をしてあるのだ。最初こそ軽い気持ちだったが、今では気になる存在になっていた。しかし彼は人間だ。それ故にその気持ちには蓋をしていた。
しかし、今日物語が動き出す。そして、セラフォルーが支取世良と名乗って偽名を使っている。少年の名前は神上志貴。
「あ!志貴ちゃん待った~?」
軽い調子でセラフォルーが言うと志貴は振り返りこうかえしてきた。
「別にそれほど待ってないぞ」
「そう?じゃあどこいく?」
「取り敢えず適当な喫茶店でもいくか?」
「そうしよう!」
志貴の提案に乗って喫茶店にいくというはなしになった。志貴たちのデートが開始した。