ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第26話神上ファントム

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撃破(テイク)

 

朱乃はそう言うと体育館に雷が落ちた。グレイフィアがアナウンスで

 

『ライザー・フェニックス様の兵士(ポーン)三名、戦車(ルーク)一名戦闘不能』

 

そう流れるとすぐそのあとにまたアナウンスが入った。

 

『ライザー・フェニックス様の兵士三名戦闘不能』

 

そう流れるとイッセーは小猫と志貴に喜んで手を出すと

 

「···さわらないで下さい!」

 

「今の状態でさわるな!」

 

二人はジト目で見ていた。志貴は感情も女のものになっているのでそう言った感情でイッセーを見ていた。

 

するとしばらくすると小猫のいた場所から爆発がした。

 

撃破(テイク)

 

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上空には一人の女性がいた。ライザー・フェニックスの眷属の一人『女王(クイーン)』のユーベルーナ。二つ名は『爆弾王妃(ボムクイーン)』。爆発の魔法を得意とする悪魔だ。本人はその二つ名は気に入らないようだが。

爆発があったところを見ると誰もいなかった。撃破されたかと思ったがアナウンスが流れない。ユーベルーナは近くを見渡すと少し離れたところに志貴が制服を脱いだ状態でいた。とはいってもブレザーだけだがそして腕にはブレザーに巻かれている小猫がいた。

 

「爆発の恐ろしさは爆熱よりもむしろ爆風にこそある!だから、俺は俺の服『白虎・改(スノーホワイトかい)』によって塔城一年生をつつんだんだよ俺は外に残ったがな···お前は俺が倒させて貰うぞ!」

 

そう言うと白虎・改(スノーホワイト・かい)を解いて小猫を地面におく。小猫は

 

「ありがとうございます!」

 

お礼をいっていたがユーベルーナはまるで信じられないものを見るかのようにしていた。

 

「ば、馬鹿な!じゃあ貴方はもろに食らったってことでしょう!?」

 

「ああ、そうだよ」

 

「あなた本当に人間か!?」

 

「化け物だよ」

 

ユーベルーナは驚きのあまり固まっていたが志貴にある異変があった。髪が、白金色の髪が青白くなっていた。

 

「ら、乱神モード!?」

 

イッセーが驚いたように言った。イッセーは一度だけ乱神モードになった志貴を見ている。それはあまりにも強かった。強すぎて震えさえ覚えたかのようだった。

 

「安心しろ!一瞬でリタイアさせてやる!だが死ないようにな!『神上ファントム』」

 

そう呟くと志貴がたくさん現れたかと思ったら、急に消えたかと思うとユーベルーナの後ろにいた。

 

「がっ!?」

 

そう言うとユーベルーナは意識を失い、光に包まれていった。

 

『ラ、ライザー・フェニックス様の女王(クイーン)戦闘不能』

 

「イッセー、お前はリアス三年生のところに送る!お前は『アレ』の準備をしとけ!」

 

グレイフィアも目を疑い、信じられないかのように言った。志貴は後ろを振り返りイッセーにそう言うとイッセーは頷いた。


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