1
「
朱乃はそう言うと体育館に雷が落ちた。グレイフィアがアナウンスで
『ライザー・フェニックス様の
そう流れるとすぐそのあとにまたアナウンスが入った。
『ライザー・フェニックス様の兵士三名戦闘不能』
そう流れるとイッセーは小猫と志貴に喜んで手を出すと
「···さわらないで下さい!」
「今の状態でさわるな!」
二人はジト目で見ていた。志貴は感情も女のものになっているのでそう言った感情でイッセーを見ていた。
するとしばらくすると小猫のいた場所から爆発がした。
「
2
上空には一人の女性がいた。ライザー・フェニックスの眷属の一人『
爆発があったところを見ると誰もいなかった。撃破されたかと思ったがアナウンスが流れない。ユーベルーナは近くを見渡すと少し離れたところに志貴が制服を脱いだ状態でいた。とはいってもブレザーだけだがそして腕にはブレザーに巻かれている小猫がいた。
「爆発の恐ろしさは爆熱よりもむしろ爆風にこそある!だから、俺は俺の服『
そう言うと
「ありがとうございます!」
お礼をいっていたがユーベルーナはまるで信じられないものを見るかのようにしていた。
「ば、馬鹿な!じゃあ貴方はもろに食らったってことでしょう!?」
「ああ、そうだよ」
「あなた本当に人間か!?」
「化け物だよ」
ユーベルーナは驚きのあまり固まっていたが志貴にある異変があった。髪が、白金色の髪が青白くなっていた。
「ら、乱神モード!?」
イッセーが驚いたように言った。イッセーは一度だけ乱神モードになった志貴を見ている。それはあまりにも強かった。強すぎて震えさえ覚えたかのようだった。
「安心しろ!一瞬でリタイアさせてやる!だが死ないようにな!『神上ファントム』」
そう呟くと志貴がたくさん現れたかと思ったら、急に消えたかと思うとユーベルーナの後ろにいた。
「がっ!?」
そう言うとユーベルーナは意識を失い、光に包まれていった。
『ラ、ライザー・フェニックス様の
「イッセー、お前はリアス三年生のところに送る!お前は『アレ』の準備をしとけ!」
グレイフィアも目を疑い、信じられないかのように言った。志貴は後ろを振り返りイッセーにそう言うとイッセーは頷いた。