ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第24話レーティングゲーム開始

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志貴となじみの修行を終えたイッセーだが、志貴が教えた『乱神モード』になるにはいくつか条件をクリアしなければ成らなかった。因みに志貴は自由に乱神モードになれる。しかしイッセーはイッセーのスキル『女大好き(ハーレム)』を使いこなせるようになっていた。そしてレーティングゲーム当日の日がやって来た。

レーティングゲーム開始までオカルト研究部の部室にいた。勿論球磨川禊と神上志貴もだ。服装は禊は学ラン。志貴は駒王学園の制服(白虎(スノーホワイト)・改)。イッセーは通常の駒王学園の制服。アーシアはシスター服だ。他のみんなは通常の制服だ。因みに志貴はイッセーのスキルのために女状態になっている。

 

「イッセー、ちょっと来なさい!」

 

「は、はい」

 

リアスはイッセーを呼んで膝枕をしてあげていた。そしてイッセーの封印をといた。イッセーに扱いきれないかもしれないと危惧して、封印をといた。

グレイフィアが転移してきてリアス達に言った。

 

「リアスお嬢様、今回の試合はサーゼクス様もご覧になります」

 

「え?お兄様が!?」

 

「そうです。そして志貴様、球磨川様あまり無理をなさらぬように」

 

『え?何?僕のことを心配してくれているの?』『でも大丈夫!僕は過負荷(マイナス)だからね』『マイナスの戦い方ってやつを見せてやるぜ!』

 

リアスは驚いてグレイフィアを見ていたが、グレイフィアは気にせずに志貴と禊に対して危惧したかのように言った。実際しんぱいしているのは禊の方だ。志貴の実力はグレイフィアには分かっていた。

 

「それでは準備はよろしいでしょうか?」

 

『はい!』

 

『僕は構わないよ』

 

「俺も」

 

リアス眷属は声を揃えて返事を返し、禊は括弧(格好)つけて返事をし、志貴は同意するように返事をした。

 

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「あれ?転移失敗か?」

 

「いや、成功だ!少し違うように感じる。似せて作ったんじゃないか?」

 

イッセーは辺りを見渡し言うと志貴は冷静にそう返した。するとアナウンスで

 

『その通りでございます!ではレーティングゲームのルール説明をさせて頂きます』

 

グレイフィアがアナウンスでそういった。ルール説明を聞いて簡単に言えばチェスと同じだ。リタイアするか、(キング)のとられた方の負け。そして、『兵士(ポーン)』は相手の陣地に入るとプロモーションが可能となっている。そしていよいよゲームがスタートした。

 

『では、レーティングゲームを開始させて頂きます!』

 

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先ずは作戦をたてることにした。木場と朱乃は(トラップ)の設置を任せた。イッセーと小猫は重要な拠点である体育館に向かうことにした。木場と朱乃はその後合流することとなった。

 

「貴方達はどうするの?」

 

「禊には木場同級生と姫島三年生と同じ場所に行ってもらう。ただし、一緒には行動しないようにな!俺はリアス三年生とアーシア同級生の護衛だ。ライザー来たら、イッセーと俺の位置を交代させる!あくまでもライザーを倒すのはお前の眷属だ!」

 

「分かったわ!ではこれを耳にはめて!これは通信できるようになっているから」

 

『志貴ちゃん!』『僕の戦い方でやらせてもらうぜ!』

 

「ああ、別に構わない!」

 

禊は確認するようにではなく本気だと言うかのように言った

 

「それじゃあみんなライザーを消し飛ばして上げましょう!」

 

『はい!』

 

志貴と禊以外は声を揃えて返事をした。


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