ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第22箱人外が現れる

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「結構避けられるようになったじゃないか?」

 

イッセーはボロボロになっていたが、あくまでも服だけだ。肩で上下させて息をしていた。志貴は満足そうに言っていた。

 

「つっても結構食らってるけどな!この服『白虎(スノーホワイト)』ボロボロじゃねーか」

 

「別にその程度は問題ない!禊の大嘘憑き(オールフィクション)を使えば良いしな」

 

これでもう2日が経過していた。成長速度は早いと志貴は思っていた。神器(セイクリットギア)を使いつつ避ける事も目的だ。今日までかかると思っていたからだ。

 

「じゃあ次のステージにいくか!その前に休憩しよう!次のステージはお前のスキルを作る」

 

「おう!分かった」

 

「スキルはお前らしい物の方がいいぞ」

 

志貴は休憩を挟むことを提案をした。スキルを作るスキルでイッセーのスキルを作るため、イッセーに考えさせるために休憩指せることにした。少し志貴は助言し、志貴はリアスのいる方向に歩いていった。

 

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禊は大嘘憑き(オールフィクション)で屋敷との距離をなかった事にした。なじみを置いてきぼりにして

 

『やっとついたぜ』『安心院さんも置いてきぼり出来たし良かった』『僕は悪くない』

 

「誰をおいていったて?禊君?それと僕の事は親しみを込めてなじみちゃんと呼びなさい」

 

禊は安心したよういうと後ろからなじみの声が聞こえた。禊はえ!?と驚いて振り返った。なじみはたいして疲れてなさそうに禊を見ていた。

 

『···また勝てなかった』『どうやってきたの?』

 

「勿論僕の7932兆1354億4152万3222個の異常(アブノーマル)と4295兆9165億2611万0643個の過負荷(マイナス)合わせて1京2858兆0519億6763万3865個のスキルの内のひとつを使ったに過ぎないんだぜ!」

 

禊の質問に何でもないかのようになじみは言った。何でもない筈がない。まさに人外。志貴ですら出来るだけ、なじみとの戦闘は避けたいと思っている。

 

『はぁ、忘れてたぜ』『安心院さんは志貴ちゃんと同じくらい異常だってことを』

 

「おいおい、冗談は言うなよ!いくらなんでもあそこまで異常なはずないだろう?」

 

禊は諦めたように言うとなじみは可愛らしいポーズをとって言った。まるであそこまで化け者じゃないかと言うかのように。

 

「····なんでなじみと禊がいるんだ?」

 

前の方から志貴が現れた。志貴は二人を見てため息をついた。後ろからリアスが現れた。

 

「どうしたの?志貴」

 

「ああ、悪平等(ノットイコール)の人外と負完全が来ただけだよ」

 

「ノット··イコール?」

 

「ああ、俺が異常(アブノーマル)の人外なら彼奴は全てに置いて平等に見る。神も人も、勝利も敗北も、不幸も幸運も彼女にとっては平等。『悪平等(ノットイコール)』。彼女は悪平等の人外安心院なじみ」

 

「僕のことは親しみを込めて安心院さんと呼びなさい」


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