1
志貴はリアスの別荘でイッセーの修行を見ていた。この中で最弱は勿論イッセーとアーシアだがそもそもアーシアは人を傷付けたくないのでそこはあまり意味はない。イッセーは体力もなく、剣の腕もない、魔力もない。なので志貴はリアスに言った。
「イッセーは俺が鍛えよう」
「え?ええお願いするわ!」
「その前に俺とお前ら全員で戦闘をしてみるか!」
志貴はリアス達に取り敢えず提案をしてみた。リアス達は驚いていたが、直ぐにリアスが志貴に言った。
「余り舐めないでちょうだい!いくら、あなたが強くても私たち全員相手にする気?」
「ああ、来な」
そして結果は志貴の圧勝であった。全員が驚き固まった。過信していたつもりもない。ただ、志貴を甘く見ていたのだ。
2
志貴はイッセーのところに行き
「イッセー俺が鍛えてやる!死ぬ気で来ないと死ぬぞ!」
「え?わ、分かった!」
イッセーは若干震えながら志貴に答えた。志貴は指をたてて言った。
「まずフェイズ第一体力をつけよう!」
「それくらいなら」
「俺が若干本気で殴るから避けろ」
「無理だ!?」
イッセーは突っ込みを入れた。やることは簡単、志貴の攻撃を避けまくればいい。できるだけ長い時間。志貴はイッセーに制服を渡した。
「これは?」
「『
「ああ、ダンプに引かれてもへっちゃらの服だったよな?」
志貴が名前を言うとイッセーは思い出したかのように言った。志貴が夕麻と戦った時に説明していた服だ。
「ああ、特別な素材で出来ていてな、それでも俺のパンチを2,3回は防げる筈だ!ただ動き難い。だから気を付けろ!」
そう忠告した。イッセーは着替えてくると
「結構重いな!」
動きづらそうに歩いて来た。志貴はそれを見てこういった。
「今日はそれを来て慣れろ!今日は結構手加減してやるパワーもスピードも」
「おう!ありがとうな!」
イッセーの修行が始まった。志貴は拳を降り下ろしながら逃げるイッセーを追う。イッセーは逃げながら
こうしてイッセーの修行はまだまだ始まったばかりだ。
3
球磨川禊は少年ジャンプを相変わらずに読んでいた。しかし禊は今いるところは家でも、学校でもない!禊は山を登りながら読んでいた。
『ああ、もう長い!』
「おいおい、君が歩いて行こうって言い出したんだぜ?」
禊の隣には平等なだけの『
『所でなんで
「僕のことは親しみを込めてなじみちゃんと呼びなさい!別に良いじゃないか!一人であろうと二人であろうと!」
そう言ってなじみは禊にくっついていた。さてさて、レーティングゲームはどうなるのか