ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第21箱修行開始

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志貴はリアスの別荘でイッセーの修行を見ていた。この中で最弱は勿論イッセーとアーシアだがそもそもアーシアは人を傷付けたくないのでそこはあまり意味はない。イッセーは体力もなく、剣の腕もない、魔力もない。なので志貴はリアスに言った。

 

「イッセーは俺が鍛えよう」

 

「え?ええお願いするわ!」

 

「その前に俺とお前ら全員で戦闘をしてみるか!」

 

志貴はリアス達に取り敢えず提案をしてみた。リアス達は驚いていたが、直ぐにリアスが志貴に言った。

 

「余り舐めないでちょうだい!いくら、あなたが強くても私たち全員相手にする気?」

 

「ああ、来な」

 

そして結果は志貴の圧勝であった。全員が驚き固まった。過信していたつもりもない。ただ、志貴を甘く見ていたのだ。

 

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志貴はイッセーのところに行き

 

「イッセー俺が鍛えてやる!死ぬ気で来ないと死ぬぞ!」

 

「え?わ、分かった!」

 

イッセーは若干震えながら志貴に答えた。志貴は指をたてて言った。

 

「まずフェイズ第一体力をつけよう!」

 

「それくらいなら」

 

「俺が若干本気で殴るから避けろ」

 

「無理だ!?」

 

イッセーは突っ込みを入れた。やることは簡単、志貴の攻撃を避けまくればいい。できるだけ長い時間。志貴はイッセーに制服を渡した。

 

「これは?」

 

「『白虎(スノーホワイト)』。夕麻の時に来ていた服だ」

 

「ああ、ダンプに引かれてもへっちゃらの服だったよな?」

 

志貴が名前を言うとイッセーは思い出したかのように言った。志貴が夕麻と戦った時に説明していた服だ。

 

「ああ、特別な素材で出来ていてな、それでも俺のパンチを2,3回は防げる筈だ!ただ動き難い。だから気を付けろ!」

 

そう忠告した。イッセーは着替えてくると

 

「結構重いな!」

 

動きづらそうに歩いて来た。志貴はそれを見てこういった。

 

「今日はそれを来て慣れろ!今日は結構手加減してやるパワーもスピードも」

 

「おう!ありがとうな!」

 

イッセーの修行が始まった。志貴は拳を降り下ろしながら逃げるイッセーを追う。イッセーは逃げながら神器(セイクリットギア)を使っていた。イッセーの神器は『赤龍帝の籠手(ブーステットギア)』世界でも十三種類しか発見されてない『神滅具(ロンギヌス)』のひとつだ。能力は10秒ごとに倍加する能力だ。

こうしてイッセーの修行はまだまだ始まったばかりだ。

 

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球磨川禊は少年ジャンプを相変わらずに読んでいた。しかし禊は今いるところは家でも、学校でもない!禊は山を登りながら読んでいた。

 

『ああ、もう長い!』

 

「おいおい、君が歩いて行こうって言い出したんだぜ?」

 

禊の隣には平等なだけの『悪平等(ノットイコール)』で1京以上のスキルを持っている人外。バグキャラのような存在。安心院なじみがいた。

 

『所でなんで安心院(あんしんいん)さんがいるのさ!』『僕は一人でいこうとしたんだぜ?』

 

「僕のことは親しみを込めてなじみちゃんと呼びなさい!別に良いじゃないか!一人であろうと二人であろうと!」

 

そう言ってなじみは禊にくっついていた。さてさて、レーティングゲームはどうなるのか


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