1
志貴は修行に出掛ける前つまりライザーとの騒動の後にとあるところに向かった。そこは生徒会室だ。志貴は生徒会室をノックするとどうぞという声が聞こえた。
「失礼、蒼那生徒会長。お願いがあるのだが」
「お願いですか?珍しいですね。神上君」
「それにしても見立て通り····やはりリアス三年生達と同じ気配がするな!」
『!?』
志貴は生徒会室入り、ソーナに話をした。そして回りをみわたしていった。それに対して、生徒会のメンバーは驚いていた。志貴は続けてソーナに言った。
「君達は人間じゃないね?悪魔かな?堕天使とは違う気配だし、リアス三年生と同じ気配だからな」
「な、何を!?」
志貴に悪魔であることが分かって焦ったソーナ記憶の改ざんをしようとしたが志貴が
「記憶の改ざんをしようとしたかな?まぁ、無駄だけど····お前の実力じゃあ俺の記憶を改ざんをしようなんってとてもじゃないが出来ない!」
「神上風紀委員長!?さっきから聞いてくいたら好き勝手言いやがって!ソーナ会長が貴方に劣るなんてあり得ない!俺ですら貴方より強いんだからな!?」
「試してみるかい?匙元士朗庶務。君は昨年荒れて俺に粛清を受けた一人だったな?今では丸くなっていて俺は嬉しく思うよ!やはり今回の生徒会長がよかったせいかな?」
ソーナの眷属の一人匙元士朗はソーナがバカにされたと思い志貴に怒りをぶつけるが志貴は試すように匙に言った。
「いくら神上風紀委員長だからって手加減はしねぇぞ!?貴方には感謝している!貴方がしっかり粛清してくれたお陰で俺は前を向けるようになった。だがそれとこれとじゃあ話が違う!」
そういって匙は殴りかかってきた。志貴は躊躇なく匙の腹に向かって拳を入れた。ミシッと音がすると壁まで吹っ飛んだ。
「ふむ、悪魔相手だから少し強めに殴ったが···加減が難しいな」
『!?』
いくら匙が眷属になって日が浅いと言っても壁まで吹っ飛ばされるとはその場の全員が思わなかった。ソーナ止めようとしたが間に合わなかった。
「ぐっ!···あんた人間か!?」
「化け物だよ!」
匙が志貴に向かっておどけながら聞くと志貴は笑って口癖のように言った。志貴は匙のそばにいくと右手の爪が伸び匙に触れてそして戻った。
「な、何をしたんだ!」
「『
『!?』
さっきからソーナ達は驚かされてばかりだ。
「生徒会長さんや、お願いは···明日から12日ほど駒王学園にはこれないかもしれないから俺がいない風紀委員と協力して出来る限りの風紀を守ってくれ!」
「!お願いってそれだったんですか?言われなくてもやれますよ!それより説明を··」
「帰ってきたらするからな」
そういって志貴は返事も聞かずに生徒会室を後にした。余談だが壁の傷をなくなっていたのは球磨川禊のお陰だ。
2
志貴は夕麻達にもはなしたまあに手伝ってもらうがいいいかと聞いたところ
『勿論(っす)(です)』
と三人から返えってきた。飛沫と蛾々丸には修行に回って貰うことにした。勿論禊にも