ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第14箱異常と特別と過負荷と普通

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次の日駒王学園に転校生が5人来た。アーシアと天野夕麻(レイナーレ)と天宮美月(あまみやみつき)(ミッテルト)と天川灯加(あまがわとうか)(カラワーナ)と河上零(かわかみれい)(レイア)だ。美月は一年で小猫と同じクラス、夕麻と零とアーシアは二年で志貴と同じクラス。灯加は同じく二年で木場と同じクラスとなっている。全員が学校中で話題になっている。あんな美少女が来たら話題になってもおかしくない。しかも風紀委員会にアーシア以外が所属しているのも大きい。

レイアはあのあと起きる頃には志貴の家についていて驚いていたようだった。当たり前と言えば当たり前だ。死んだと思ったのに生きていたのだから。そのあとに志貴はレイアを改心させてレイアも風紀委員会に所属することになった

 

「それにしても、増えたね風紀委員会は」

 

志貴は人数を見て少し驚いた。最近まで二人だったのに今では八人になったのだから。志貴は今風紀委員会専用の部屋にいる。志貴の活動を評価して学校側が用意してくれたのだ。

 

「そりゃ、あんたが誘ったからだろーが」

 

飛沫は志貴の呟くような言葉を気いて返してきた。すでに自己紹介は済ませてある。このあとにはオカルト研究部にいくのだが飛沫と蛾々丸を誘ったら

 

「私はパスだ!」

 

「僕も行きません」

 

理由は教えてくれなかったが、二人は行かないと答えたので見回りを頼んだ。夕麻と美月、灯加にも見回りを頼んだ。連れていくのは禊と零だけだ。

 

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オカルト研究部の部室前に来ていた。ノックするとどうぞという声が聞こえた。入ってみるとその部屋は魔方陣ばかり描かれていた。

 

「神上君に球磨川君それに···河上さんよく来たわね」

 

「アーシア、兵藤君この前はごめんなさい」

 

零は真っ先にアーシアとイッセーに謝った。零をつれてきた理由はこれだ。零にも謝ってもらわなければならなかったからだ。二人は直ぐに許してくれた。

禊、志貴、零という座席でソファーに座った。

 

「確か俺と禊の事について聞きたいんだったな?」

 

「ええ、そうよ」

 

志貴の確認にたいしてリアスは頷きながら答えた。志貴は4つの指を立てて言った。

 

「まずこの説明をしないとな!世界には大きく分けて四種類の人間がいる。いや、人間だけではないから種族と言い直した方が言いかな?」

 

「四種類?」

 

リアスの言葉に頷きながら志貴は人差し指だけを立てては続けて言った。

 

「一つは普通(ノーマル)。最も多い人のことをを言うね。凡人とかが分類されるね!次に特別(スペシャル)

 

次は中指も立てて

 

特別(スペシャル)は簡単に言えばオリンピックの金メダル候補とかが分類されるね。一般的な天才!次は」

 

薬指を立てて

 

異常(アブノーマル)。これは常識では考えられないことを普通に、日常的にやってしまう人のことのことを言う。俺の分類はここだな!次は」

 

小指を立てて言おうとすると禊が

 

『ここは僕が言うよ』『四つ目は過負荷』『マイナスさ』『過負荷(マイナス)はね異常(アブノーマル)以上に異常で普通(ノーマル)以下の存在』『僕はここだぜ』

 

「ああ、能力を持ってるやつを異常(アブノーマル)過負荷(マイナス)も問わずに能力所有者(スキルホルダー)と呼ばれる」

 

禊の言葉を繋ぐように志貴が言った。

 

「俺と禊は天然の能力所有者(スキルホルダー)でな一応一つのスキルを持っている。禊は大きく分けて二つか?」

 

『僕のスキルは大嘘憑き(オールフィクション)却本作り(ブックメーカー)だぜ』


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