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「なっ!?この堕天使は私の滅びの力で消滅したはず!?」
リアスは驚きながらレイアを見ていると志貴が説明するように言った。
「それが禊のいや球磨川禊のスキル。レイナーレ、お前に貸したスキル回復力とは正反対のスキル」
『大嘘憑き』『オールフィクション』『
「マイ··ナス?」
禊が志貴の話を付け足すように言った。リアスは呟くように言うと志貴は
「それは明日話そう!」
志貴はレイナーレの方に向き言った。
「お前ら行くところあるのか?」
「ちょっとそれはどういう意味!?」
『どういう意味って行くところあるかって聞いたんじゃない?』
リアスは志貴の言葉を聞いて慌てて聞き返そうとすると禊がヘラヘラとしながら言った。
「多分、もう戻ることは出来ないわね」
「そうっすね!無断でやっておいてこれじゃあだめっすね」
「じゃあ、俺のところに来ないか?」
『は?』
堕天使だけじゃなく禊と志貴以外の全員が声をあげた。
「俺のところで修行したり、風紀委員会にも入らないか?」
『え、ええぇぇぇ!?』
これまた禊と志貴以外の全員が声をあげた。全員驚き過ぎていた。禊は特に驚いた訳でもなく言った。
『新しい風紀委員のメンバーかい?』『歓迎するぜ』『蛾々丸ちゃんや飛沫ちゃんにも言っとくね』
そう言って禊は携帯電話(スマホ)で飛沫と蛾々丸に電話しに言った。レイナーレ達は驚いていたがミッテルトがいった。
「しょ、正気っすか!私達はあなたを殺そうとしたんっすよ!」
「別に許したし」
「そう言う問題っすか!?」
ミッテルトは志貴に突っ込みを入れた。唖然としているメンバーもいた。志貴は取りあえずと言ってから
「行くところが無いなら俺の所に来い。俺はお前らの存在を認めてやる!」
「分かったす!ありがとうっす」
「分かりました!よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いいたします」
三人は了承した。志貴はレイアの方を向くと
「コイツも取り敢えず連れていくか!」
「待って」
志貴がレイアを抱き抱えるとリアスが止めた。志貴はリアスの方向へ向いた。
「どうした?」
「堕天使が滞在するのには条件があるわ!貴方が責任を持ちなさい!」
リアスは忠告するように志貴に言うと志貴は笑って歩き出した。
「別に構わないさ!さて、いくかっとその前にアーシアだったか?お前はどうする?」
志貴はアーシアを思い出したかのように聞くと
「ええ!私ですか!?」
「ああ、お前はリアス三年生達と行くもよし、俺の所に来るもよしだぞ!」
「私は···イッセーさんと一緒にいます」
アーシアは少し迷ってからイッセー達と行くことを選択するとしきはそうかと言って
「分かったまた明日!」
と言って禊と堕天使達と共に消えていった。