ハイスクールD×D~超越者と負完全~   作:式龍

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第11箱粛清の時間だぜ

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「志貴!」

 

イッセーが声をあげて驚いていた。志貴は何も気にせずに進んできた。志貴の回りのいた悪魔払い(エクソシスト)は襲いかかったが志貴の着ている駒王学園の制服には傷ひとつ付かなかった。

 

「『白虎(スノーホワイト)』で作られたこの制服にその程度の攻撃が聞くわけないだろ?白虎(スノーホワイト)はダンプに跳ねられても平気な位頑丈にできているんだよ」

 

そう説明しながら懐から何かを取り出した。スーパーボールだ。この武器は雲仙冥利(うんぜんみょうり)にが使っていた超躍弾(スーパーボール)をいくつも出した。そして投げると超躍弾(スーパーボール)が乱反射して悪魔払い(エクソシスト)達に当たった。それも物凄い速さで。悪魔払い(エクソシスト)達は次々倒れていった。超躍弾(スーパーボール)が手元に戻ってきたときには悪魔払い(エクソシスト)達は一人もたっていなかった。そしていつの間にか志貴はアーシアが拘束している物を素手で破壊した。

 

『·····普通じゃない』

 

とその場にいた誰もが思った。そして驚いていた。たくさんいた悪魔払い(エクソシスト)達があっという間にやられ、堕天使の後ろにいくときも誰にも気づかれなかった。

 

「え?あ、あの誰ですか?」

 

金髪の少女アーシアが驚きながら志貴に聞いてきた。

 

「人外な化け物だよ」

 

そう言うとアーシアを抱えて目にも止まらない速さで走った。その場にいた全員が志貴の姿を見失った。いつの間にかイッセーの横に来ていた。

 

「!?」

 

イッセーは驚きはまるでお化けでも見たかのようだった。声にならない声をあげていた。志貴はアーシアをイッセーのとなりに下ろしてから堕天使三人がいる方向へ歩いていこうとしたらイッセーが

 

「お前いったい何者なんだ?」

 

「俺は異常だ(アブノーマル)よ。人外で化け物な」

 

それを聞いてもまだ分からないかのように首をかしげた。志貴はイッセーに

 

「後で話してやる!その前に風紀委員会委員長としての仕事が残っているからな」

 

そう言って一瞬で堕天使三人とたいじしていた。志貴は三人を見てもなんとも思っていないかのように見ていると三人はイラついたかのように怒りを表していた。

 

「一体なんなのだ!貴様は!?」

 

「人外だぜ化け物だがな」

 

「ふざけるな!?」

 

志貴に向かってカラワーナが光の槍を投げてきた。カラワーナは少し前に平伏せられて怒りの感情がたまっていたのを爆発させるように志貴に攻撃してきたのだ。

 

「聞かないぜ」

 

光の槍が服に刺さらなかった。白虎(スノーホワイト)の前では無力に等しかったそして志貴は『光を支配するスキル』と『光をうみだすスキル』と『光を造形するスキル』の三つを作った。

 

「さて、粛清の時間だぜ」


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