東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、あけましておめでとうございます(もう3月)
作者の黒猫のゆっきさんです。
いやまさか、ここまで遅れるとは思ってなかったです。
想像の5倍くらい忙しくて書く時間が全く取れなかったですはい。
なので、約3ヶ月ぶりに話を書いているので感覚を忘れてます。
これからちょっとずつペースを戻していくのでよろしくです。
では、本編をどうぞ。


コークンマーグ タイ語でありがとう。
あ、この挨拶ネタ今回で終了です。


93話 報告待ち

side龍弥

 

どうも皆さん、って言うのも3ヶ月ぶりの龍弥です。

キーボードの予測変換もフルで入れなきゃ出ませんでした。

まぁ、今回ばかりは作者の今後に関わることだからそこまできついお仕置きは無しにしよう。

 

『そういう訳だから、よかったな作者。』

 

作者

「……じゃぁ、なんで俺は麹漬けにされてんの?」

 

『お前、2〜3週間に一本は投稿したいなとか言って結局しなかったじゃねぇか。』

 

作者

「いや、うん。俺もあそこまで忙しいとは思わなかったんだ。」

 

『その辺は俺も分かってるからそこまできついお仕置きはしてないだろ?」

 

作者

「うんまぁ、前ほどはきつくはないけどさ、君、俺を何かに漬け込むの好きだね。」

 

『楽だからそうしてるだけだ。』

 

作者

「そっすか。それじゃ漬かって美味しくなりますかね。」

 

『勝手になってろ。ぜってぇ食わん。』

 

作者

「流石にカニバリズムはやらん。さて、それでは久々の本編どうぞ。」

 

 

ーーーーーー

 

さて、風夏はそろそろ鬼の集落についた頃かな。

俺と鬼の関係も知ってるし、何かあればすぐに連絡はくるはずだ。

楓達もそれぞれの仕事に戻ったし、俺たちは風夏の報告を聞いてから動くか。

 

風雅

「そういえば、主人は昔、鬼と関わりがあったんですよね?どんな人達だったんですか?」

 

『そうだな……何というか基本的にみんな戦闘狂だね。常識ないタイプの。』

 

五葉

「かなり迷惑そうね。」

 

『あぁ、月夜見が月に行く前は地球に都市を築いたのは知ってるだろ?その都市でも鬼はかなり厄介な存在だったそうだぞ。』

 

俺が行ってからはそうでもないけど。

 

風雅

「でもあまり大きな問題ではなかったって言ってましたよね?」

 

『あぁ、鬼の戦闘狂は主に自分と同レベルかそれ以上のやつに対するものなんだよ。だから自分より弱い奴とは戦わないんだ。だから都市も鬼を殲滅はしないで無視することにしたんだ。鬼と同じくらい強い奴なんて都市には数人しかいなかったからな。』

 

あの当時で鬼を相手にできるのは、俺と月夜見と綿月姉妹くらいだな。

 

風雅

「なるほど。」

 

五葉

「それで主人と鬼達の関係って何なの?」

 

『うーん、仲間かな。最初は鬼達を助けたことから始まったけど、そっから色々話すようになったんだよな。』

 

五葉

「そうなのね。今で言う楓さん達みたいな感じね。」

 

『そんな感じだ。だが、何でこんな事をするのかが今だに分からん。』

 

風雅

「主人が知ってる鬼とは別の人たちではないんですか?」

 

『いや、それはないと思う。鬼ってのは元々が希少で、種族数も少なくて、出生率もだいぶ低いんだ。バラバラで暮らすなんて自殺行為に近い。だから鬼は全員が一箇所に集まって暮らすんだ。』

 

五葉

「じゃぁ、リーダーが変わったとか?」

 

『その可能性も考えたんだが、鬼はほぼ不老不死に近い生命力を持つんだ。弱点を突かれない限り寿命で死ぬことはないんだよ。

それに蘭華はかなり強いし鬼神母神って呼ばれて少しではあるが神格も得ている。そう簡単に代替わりするとは思えないんだよなぁ。』

 

五葉

「それなら何でそんなに種族数が少ないの?不老不死に近いんでしょ?」

 

『それは最初の話と繋がるんだが鬼の不老不死に近い生命力の元は鬼の角なんだ。だがさっきも言ったようにほぼ全員戦闘狂だから角を傷つけたりして不老不死に近い力はなくなる奴が多いんだ。それに戦闘で死ぬ奴も多い。』

 

五葉

「なるほどねぇ。」

 

風雅

「じゃぁ、主人は蘭華さんが今も生きてると思ってるんですか?」

 

『あぁ、あいつの角は弱点のくせにだいぶ強いし、戦闘狂ではあるけどリーダーとしての責任もあるし、何より最高のセーフティー要員がいるしな。』

 

風雅

「確か、猟鬼さんでしたっけ。」

 

『あぁ、あいつは鬼なのに戦闘を好まないからな。だけど蘭華と互角に戦えるくらいには強いから蘭華と一緒に生きてると思うんだ。

まぁ、全ては風夏の報告次第だが。』

 

五葉

「そういえば何で蘭華さんと猟鬼さんには本名教えたの?」

 

『まぁ、鬼に嘘は良くないかなぁって思ったんだろうなぁ。昔の俺は単純だったね。』

 

五葉

「それで最高神のくせに本名名乗っちゃったんだ。」

 

『ははは、まぁ、蘭華と猟鬼にしか話してないからマシでしょ。』

 

風雅

「主人も若かったんですねぇ。」

 

『昔は神様はそこまで珍しいものじゃなかったからね。まぁ、あの二人なら言いふらすこともないだろうし後悔はしてないぞ。』

 

五葉

「ならいいわ。にしても主人って意外と黒歴史ありそうね。」

 

『やめろやめろ。俺の黒歴史を掘り返すな。』

 

風雅、五葉

「「……フフ。」」

 

『うーわめっちゃ悪い顔。』

 

さて、風夏の方はどうなってるかね。

 

 

 

続く。

 

 




はいお疲れ様でした。
かなり久しぶりの投稿でしたがまだ感が戻ってないですね。
それに今回情報整理の意味合いもあるのでギャグ要素少なかったな。
ではまた次回。

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