東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、最近のドラ◯もんは過去作のリメイクが多いなと思う作者、
黒猫のゆっきさんです。
今年は南海大冒険のリメイクでしょ?
あ、去年は新作だったけど。
今でも漫画買うくらいドラ◯もんは好きです。
南海大冒険は最後ああなってたから今回のリメイクがどうなってるか楽しみですね!
さて、作者のドラ◯もん好きが発覚したところで本編をどうぞ。


サンキュー 英語でありがとう。
鉄人兵団でマジ泣きした。


55話 今頃外は阿鼻叫喚の地獄絵図だろうな。

side龍弥

 

どうも皆さん、寝ようとした瞬間に邪魔されてストレスマッハな龍弥です。

 

『はぁーーーー(クソデカため息)。ちょっと片付けてくる。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「私(僕)も行きます。」」」

 

『え?寝てても良いよ?』

 

風夏

「いや、私たちも相当頭にきてるんだよ?せっかく直した屋敷を壊されて?

ガチで眠いのに邪魔されて?だからね、今、物凄くムカついてるんだよね。」

 

『あーうん。』

 

風夏

「それでね、主人。私たち敵さんにどーしても一発喰らわせたいのね。」

 

『そ、そうか。』

 

風夏

「だからね、敵さんがね、チリも残らず消滅しちゃうかもしれないからよろしくね。』

 

『ちょい待て!どこから来たとか、誰の指示かとか、いろいろ聞きたいことがあるんだから。』

 

風夏

「えーー!スッキリしないよー!どうせなら皆殺しがいいー!」

 

『風夏ってムカついたら物凄く物騒なこと言うよね。まぁ、落ち着いて。どうせそう言うと思って。』

 

 

ーードサッ

 

 

『敵さんの指揮官をとっ捕まえて来たから、後は好きにしてどぞ。』

 

風夏

「さっすが主人!手際の良さには惚れ惚れするね。」

 

五葉

「ええ、本当にね。さて、そいつは後でいろいろするとして、外のやつらを殺ってくるわ。」

 

『了解。外のやつらはお前らに任せるわ。俺はこいつからいろいろ聞き出しておくから。』

 

風夏

「はーい。じゃ行って来まーす。」

 

ジル

「……お主ら、本当に物騒じゃの。」

 

『いやまぁ、キレたアイツらはかなり物騒な事言うからな。風雅に至っては無言だからな。』

 

ジル

「まぁ、外のやつらを片付けてくれるのはありがたいがな。」

 

『今頃外は阿鼻叫喚の地獄絵図だろうな。はぁー森の修復もしなきゃな。』

 

ジル

「まぁ、それは後でやるとして、今はこいつからいろいろ聞こうか。」

 

『あぁ、軽く首トンしただけなのにまだ伸びてるからな。』

 

ハク

「あ、私たちは念のため屋敷内を確認して来ますね。」

 

ジル

「うむ。頼んだぞ。」

 

『あ、ハク。場所はーー。』

 

ハク

「大丈夫です。もう探知済みですから。」

 

『ん?あぁ、そうか。分かったそっちは任せるよ。』

 

ハク

「了解しました。」

 

カンナ

「え、ちょ、ハクさん!?そんなに急いでどこに行くんですか!待ってくださいよ!」

 

ジル

「どう言う事じゃ?」

 

『まぁ、流石はハクと言ったところかな。』

 

ジル

「ん?あぁ、そう言うことか。流石ハクだな。こっそり探知魔法を使ってどこに誰がいるか確認済みか。」

 

『そう言う事。本当に優秀な執事だな。』

 

ジル

「ふむ。従者を褒められるのもいい気分だの。」

 

『あぁ、分かるぞそれ。………ところで、ジル、一ついいか?』

 

ジル

「なんじゃ?」

 

『その、お前の奥さん、神経図太すぎひん?』

 

ジル

「言うな。」

 

『いや、あの、この状況下で熟睡してらっしゃいますよね?』

 

ジル

「言うな。」

 

『今、この館絶賛攻め込まれ中だよね?』

 

ジル

「言うな。」

 

『いやまぁ、なんとなくそんな感じはしてたけども。なんか静かだなーとは思っていましたけれども。』

 

ジル

「まぁ、今回はお主らもいるから安心しておるんじゃろ。」

 

『はぁ、そうか。まぁ、いいや。』

 

敵さん

「う、うーん。」

 

『お、目を覚ましたか。』

 

敵さん

「は!?な、なんだ貴様は!ここはどこだ!」

 

『はいはい、落ち着け。落ち着いてこれでも飲んどけ。』

 

敵さん

「むぐッ!?」

 

ジル

「また気を失いおったが、何を飲ませたんじゃ?」

 

『自白剤だよ。ちょっと魔法で強化しただけのな。』

 

ジル

「はぁ、もうツッコミはせんが、どれぐらいで目を覚ますんじゃ?」

 

『いや、この薬は即効性だからすぐ目を覚ますぞ。』

 

風夏

「主人!ただいまー!」

 

五葉

「帰ったわよ。」

 

風雅

「ただいまです。」

 

『おう、お帰り。』

 

風雅

「あ、主人。ついでに森の修復もしておきましたよ。」

 

『風雅さんマジ最高っす。』

 

風雅

「えへへ。ありがとうございます。」

 

風夏

「主人!私も手伝ったんだよ!」

 

『おう、偉い偉い。』

 

五葉

「私もやったんだからね!」

 

『おう、ありがとな。』

 

風夏、五葉

「「むふー。」」

 

ハク

「ただ今戻りました。」

 

ジル

「おぉ、帰ったか。して、侵入者はどうした?」

 

ハク

「はい、しっかりと排除しておきました。」

 

『……ここだけ聞いたら完全に悪役のセリフだよな。』

 

カンナ

「はぁ、はぁ、ハクさん。速いですよー。全然追いつけないですー。」

 

ハク

「あまり無理しないでください。」

 

カンナ

「ハクさんが心配なんですよ!」

 

ハク

「あははは。すいません。」

 

『あんまりイチャイチャすんなよ。』

 

敵さん

「ぬう…。」

 

『ん?目が覚めたか。』

 

敵さん

「ここは……。」

 

『今からお前にいくつか質問をする。正直に答えろ。』

 

敵さん

「分かった。」

 

ジル

「ほう。龍弥の自白剤は効果覿面だのう。」

 

風雅

「自白剤というか主人に逆らえなくなる薬って言った方がいいかもしれないです。」

 

ジル

「……龍弥が言っていた魔法で強化した部分というのはそこか。」

 

風雅

「もはや自白剤の方がおまけみたいな感じですからね。」

 

ジル

「恐ろしい奴め。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『なんかねー。こいつら、ただの盗賊団らしいよ。』

 

風夏

「え?あの数全員盗賊団だったの?」

 

『うん。本部の場所がバレそうになったから引っ越しをしようとして、

各地に散らばってる団員をかき集めて移動中だったらしいよ。』

 

風夏

「あーなるほど。そして、その途中にあったこの屋敷を襲ったわけね。」

 

『で、さっき話しを聞いてたやつがその盗賊団のボスだったんで衛兵団に引き渡してきたわ。』

 

ジル

「ふぅ、これでようやっと一息つけるな。」

 

『あぁ、とりあえず俺は寝る。昼まで寝る。』

 

風夏

「私もー。暴れて疲れちゃった。」

 

五葉

「私も寝るわ。」

 

風雅

「僕も寝ます。」

 

ジル

「あぁ、ゆっくり休んでくれ。」

 

『うぃ、了解。じゃ、おやすみー。』

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風夏

「主人!一緒に寝よ!」

 

五葉

「わ、私も一緒に寝てあげるわ!」

 

風雅

「あ、じゃ僕も。」

 

『君らは本当に遠慮というものを知らないね。』

 

 

 

 

 

続く。




はい、お疲れ様でした。
次回でこの章も最後かな?
分かんね。
その時の気分で決まるからなー。
ま、気長にお待ちください。
基本次の話は一週間以内に投稿するのでよろしくです。
では、今回も見てくださり、

メルスィーボクー。

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