東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

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どうも皆さん、転んで尻餅ついてお尻が痛くて椅子に座れない作者、
黒猫のゆっきさんです。
氷の上に雪が積もってて見えなかったんです。
しかもちょうど雪をどかした固い地面の方に尻餅ついちゃったからもう痛くって。
まだヒリヒリしてますよ。
では、こんな話もほどほどに、本編をどうぞ。


ツァイ ツェン 中国語でさようなら。
もう、今回の挨拶で最後です。
次回からはちょっと違う感じでやります。


52話 ハリーポッター的な。

side龍弥

 

どうも皆さん、ジルたちの惚気た雰囲気のおかげで口の中が甘いです。龍弥です。

絶賛ブラックコーヒーガブ飲み中です。

カフェイン取りすぎ?

気にするな。

あ、俺だから大丈夫なだけで普通の人がやったら危険だからね。真似しないでね。

 

五葉

「そういえば、主人の髪の色変わってるよね。」

 

『ん?あぁ、只今、龍弥さん魔法使いバージョンです。』

 

五葉

「なにそれ?」

 

『まぁ、ただのイメチェンだ。』

 

五葉

「なんか意味あるの?」

 

『ありません。』

 

五葉

「えぇ…。なんのためにしてるのよ。」

 

『知らん。』

 

五葉

「え?」

 

『いや、本当にさ、昔になにを思ったのかその時のメイン能力によって髪色を変える設定にしたんだよ。

だから最近はメイン能力が【時空間を司る能力】の妖怪形態だからあの髪色なんだよ。

だけど今はメイン能力が、【召喚する能力】の魔法使い形態だからこの髪色ってわけ。

まぁ、若気の至りって奴だよ。』

 

五葉

「なんでそんなとこにこだわってんのよ。髪色変わったって主人だって分かるから意味ないじゃない。」

 

『本当、昔の俺はなにを思ってこんな設定つけたんだろうな。』

 

五葉

「本当にねー。」

 

作者

「ヤメロォ!俺がぶっちゃけ必要なかったなって思う設定を暴露してんじゃないよ!

お前らが言うたびに俺の心に無駄な設定って書いてる矢が刺さってくるんだよ!もうヤメロ!」

 

『え!?ちょ、おまーーーー』

 

 

 

 

 

 

〜只今作者ご乱心につき少々お待ちください〜

 

 

 

 

 

 

side作者

 

大変お騒がせ致しました。

確かに今でもいらない設定だったかな、と思いつつ話を書いておりますが、

せっかくあるのでこのまま残しておこうかなと思います。

こんなガバガバ設定ですがこれが黒猫のゆっきさんくおりてぃーです。

はいすいません調子乗りました。

で、では、本編に戻りましょう。

 

 

 

 

 

side龍弥

 

『アレ?なんかあったような気がするんだけど……気のせいか。』

 

風夏

「ねぇ、主人。お菓子出せない?」

 

『ん?どしたん?急に。』

 

風夏

「いや、その、このお菓子も良いんだけど、その、ねぇ?」

 

『あー。まぁ、確かにこの味は飽きるよな。ちょっと濃いめの味付けだし。』

 

風夏

「そうなんだよ!だからさ、出せない?お菓子。」

 

『いや、ここじゃちょっとな。それに店にも失礼だし、後でな。』

 

風夏

「うーん。そうだね。分かった。そのかわりちゃんと帰ったらお菓子出してね!」

 

『へいへい。分かりましたよっと。』

 

風雅

「あ、アレ、ジルさん達じゃないですか?」

 

『あ、本当だ。』

 

 

〜惚気オーラ全開〜

 

 

風夏

「あ、ハクさん達もいた!」

 

 

〜こっちも惚気オーラ全開〜

 

 

『………ちょっとブラックコーヒーお代わりしてくる。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「私のも(僕のも)お願いします。」」」

 

『さっきと同じだなこりゃ。』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ジル

「待たせたのって、何やっとるんじゃ。」

 

『ウノだよウノ。あ、上がり。』

 

風夏

「あー!また主人の連勝だー!」

 

五葉

「本当、なんで主人はそんなにゲーム強いのかしら。」

 

風雅

「神経衰弱とか七並べとか勝てたことないですしね。」

 

ジル

「……まぁ、暇してなくて何よりじゃわい。なら早速裏に行くかの。」

 

『えー俺も行かなきゃダメ?』

 

風夏

「えー!主人行かないの!?一緒に行こーよー!」

 

『んー。』

 

風雅

「主人も一緒来てくださいよ!」

 

『んんー。』

 

五葉

「は、早く一緒に来なさい!」

 

『んんんー。………はぁ、分かったよ。行くよ、行けば良いんでしょ。』

 

風雅、風夏、五葉

「「「わーい!」」」

 

五葉

「あ、そもそも裏ってなんなのよ。」

 

『あー、今から行くとこの通称だな。正式には、魔法使いの街だな。』

 

風夏

「この街に魔法使いがいるの?」

 

『あー正確にはこの街には入口があって、魔法使いの街に繋がってるって感じかな。

もちろん、この街にもジルみたいに正体を隠して来てる奴らも沢山いるぞ。』

 

ジル

「まぁ、何はともあれ、行ってみるのが良いじゃろ。」

 

『そうだな。んじゃ、行きますか。』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

五葉

「アレ?行き止まり?」

 

『まぁ、見てろ。』

 

風夏

「ジルさん、何してるんだろ。なんかカードみたいなのをポスターの前でかざしてるけど。」

 

 

ーースカーレット家の皆さんですね。どうぞお通りください。

 

 

五葉

「え!?何この声!?」

 

風夏

「あ!見て!ポスターの横にドアノブが出来てる!」

 

『これが魔法使いの街に行くドアだよ。ほら、さっさと行かないと消えちゃうぞ。』

 

ジル

「うむ。行こうかの。」

 

風夏

「うわぁ!楽しみ!」

 

五葉

「凄いわね!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

風雅、風夏、五葉

「「「うわぁ!」」」

 

風夏

「凄い!凄いよ主人!見たことないのがこんなにたくさんあるよ!」

 

『そうだな。だけど、その前に関所を通んなきゃダメだからな。街に入るまではもうちょいかかるぞ。』

 

五葉

「早く見たいわね!」

 

職員

「次の方どうぞー。」

 

ジル

「順番が来たみたいじゃぞ。」

 

『みたいだな。……はぁ。』

 

ジル

「覚悟を決めるんじゃな。」

 

職員

「身分証はありますか?」

 

ジル

「あぁ、ほれ。」

 

職員

「はい、確認いたします……ってスカーレット家の方々でしたか。どうぞお通りください。」

 

ジル

「あぁ、ありがとう。それと、後ろのはわしの友人じゃからちょっとここで待たせてもらうぞ。」

 

職員

「分かりました。」

 

五葉

「あれ?案外簡単に行くのね。」

 

『いや、ジル達の持ってる証明書が特別製だからすぐ通れるんだよ。まぁ、優待券だと思ってくれれば良いよ。

アレでもジルはいろいろやってるからな。』

 

職員

「次の方どうぞー。」

 

『はぁ、覚悟決めるか。』

 

五葉

「何をそんなに言ってるのよ。」

 

『まぁ、見てりゃ分かるよ。』

 

職員

「身分証はありますか?」

 

『あぁ、持ってるよ。えーっと……あった。はい、これ。』

 

職員

「はい、確認いたしま……ってシュバルツ様!?」

 

周り

「え!?シュバルツ様だって!?」「うそ!?なんでこんなところに!?」「こんなところで会えるなんて!」「アレが噂の!?」「キャー!シュバルツ様よ!」「大好き!」「あ、あのシュバルツ様か!?」

 

 

 

ワイワガヤガヤキャーキャーザワザワ

 

 

 

『こうなるから嫌なんすよ。』

 

風夏

「え、主人ってこんなに有名なの!?」

 

風雅

「何したらこんなになるんですか?」

 

五葉

「とりあえず、大好きとか言ったやつをシバき倒してくるわ。」

 

『まぁ、いろいろあったんだよ。いろいろと。』

 

ジル

「全く、凄い人気じゃな。」

 

『やめてくれ。……あー通ってもいいか?』

 

職員

「あ、は、はい!どうぞ!あ、そちらの方達は……。」

 

『あー、俺の使い魔みたいなもんだ。ただ、こいつらは身分証がないから作ってもらえないか?』

 

職員

「わ、分かりました。すぐにできますので少々お待ちください!」

 

『はぁ、疲れるよー。』

 

風雅

「主人、後で昔に何があったか聞かせてくださいね!」

 

『あぁ、分かったよ。』

 

職員

「お待たせしました!こちらのカードにあなたの力を流し込んでいただければ登録完了です!」

 

風夏

「えーと………あ、できた!」

 

風雅

「あ、僕も。」

 

五葉

「私もできたわよ。」

 

職員

「はい、登録完了しました!無くさないようにお願いしますね。」

 

『じゃぁ、そろそろ通っていいか?』

 

職員

「は、はい!大丈夫です!どうぞお通りください!お会いできて光栄でした!」

 

『……あぁ、はいはい、ありがとさん。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ジル

「はっはっは。大変だのぅ。」

 

『なにわろてんねん。こちとら神経がガリガリ減っとるんじゃちくしょうめ。』

 

風夏

「とりあえず、どこかに移動しよ。主人からいろいろ聞きたいしね。」

 

『へいへい。分かってますよっと。』

 

ジル

「ふむ、ならとりあえず、街に入るか。」

 

『なら、俺はとりあえず帽子でも被っておくよ。』

 

風夏

「主人、昔に何したのさ。」

 

『まぁ、後で話すよ。』

 

五葉

「主人の過去も気になるけど、本当に綺麗な街ね。」

 

ジル

「なら、ゆっくり回ってみようかの。」

 

『じゃ、俺らは俺らでブラついてるから、夫婦水入らずで、どぞ。』

 

ジル

「う、うむ。分かったぞ。」

 

ソフィア

「ありがとうございますね、龍弥さん。」(なんか、凄い久しぶりに喋った気がするわ)

 

ハク

「ありがとうございます。では行きましょうか。」(なんか、久しぶりに喋った気がしますね)

 

カンナ

「は、はい!分かりました!」(なんか、久しぶりに喋った気がします)

 

『おう、気をつけてなー。』

 

風夏

「それじゃ、主人。」ガシッ

 

五葉

「洗いざらい吐いてもらうわよ。」ガシッ

 

風雅

「さぁ、行きましょうか。」ガシッ

 

『はいはい、分かりましたよっと。』

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風夏

「あ、これ美味しそう、ここの喫茶店に行こっか。」

 

五葉

「あ、本当だ、美味しそうね。」

 

風雅

「これも良さそうだね。」

 

『君ら食べてばっかりだね。そんなに食べたらふとーー』

 

風夏、五葉

「「あ〜る〜じ〜?なんだって〜?」」

 

『イエナンデモゴザイマセン。』

 

風夏、五葉

「「よろしい。」」

 

 

 

続く。

 

 

 




はい、お疲れ様でした。
いつのまにかこんなに長くなってた……
約3600文字だってよ。
まぁ、いっか。
次回はなんで龍弥がこんな扱いになってるのかが分かります。
まぁ、かなりショボい理由ですがねww
では、次回まで、


アンニョンヒ カシプシオ。

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