東方龍王伝~自由気ままな龍王様~   作:黒猫のゆっきさん

24 / 97
どうも皆さん、最近全然眠れない作者、黒猫のゆっきさんです。
でもまぁそのおかげでこの話を書けてるんだよなぁ。
メッチャ不健康やん、俺。
あ、後お気に入り50行きました。有難うございます!
これからもゆっくり書いていくんでよろしくです。
さてさて今回は龍弥が大和に向かう……ちょっと前までお届けします。
長い話を出すより短い話をポンポン出していきたいです。(それでも週2程度しか出してない)
そんなことより、本編をどうぞ!

ドヴィジェニャ セルビア語でさようなら。
タイトルがなかなか思いつかない今日この頃。
あと、タグ整理しました。


23話 やっぱ雰囲気壊すの好きだわ。

side龍弥

 

どうも皆さん。現在進行形でヤバい状況に陥ってます。龍弥です。

そのヤバい状況と言うのが……

 

子供達

「待てー!」「そっちに行ったぞ!」「捕まえろー!」

 

諏訪子

「空牙!往生際が悪いよ!」

 

真苗

「待ってください〜!」

 

風雅

「は、速い……。」

 

風夏

「主人ー!待てーい!」

 

『待てと言われて待つやつがぁっと!危ねぇ!不意打ちダメ絶対!』

 

…………鬼ごっこしてます。

いや、前回あんな終わり方してたけどなんか辛気臭い!って言って、

近くの子供達と鬼ごっこしてます。え?意味がわからない?大丈夫。俺も分かってない。

だけどな、なんであんなに子供が速いんだよ!俺は手加減してるとはいえさっきから何回か捕まりそうになった時もあったぞ。全員がボ◯トより速いってどうなってんだ諏訪の国。

 

諏訪子

「おりゃ!」

 

『うわ!っと。諏訪子お前、能力は禁止だろぉ!………そこ!何落とし穴掘ってんじゃぁ!しかもなんで底に先の尖った竹が刺さってんだ!?おかしいだろぉ!?殺す気か!』

 

諏訪子、風雅、風夏

「いや空牙(主人)はそれくらいじゃ死なないだろ?(でしょ?)」

 

『いやまぁ。そうだけどなんか、精神的に傷つくのよ。なんかそう言う殺意を向けられると。

しかし、子供は純粋故に恐ろしい。鬼ごっこに全力だ。……………全力の方向性がおかしいが。

なんで熊用の罠がそこら中にあるんだよ!………これ以上は危険だ。色んな意味で。

おーいみんなー!今日はここまでだ!』

 

子供達

「はーい。」「また明日ねー!」「早く罠を回収しよう。」

 

………最後、すごい不吉なことが聞こえたのは気のせいだ。良いね?

 

『………さて。俺たちも帰るか。』

 

〜移動中〜 ここから三人称視点です。

 

『みんないるな?今から話すのはあの手紙に書いてあったことだ。』

 

その言葉を聞くと皆、あからさまに不機嫌になる。

 

『お前達が知っての通りこの手紙の内容は本当にバカげてる。』

 

その手紙の内容を要約するとこうだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

我々は大和の神である!

我々の領地を増やすためここ、諏訪の国を明渡せ!

抵抗した場合、八百万神、全勢力を持って戦争を仕掛ける!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とまぁ。こんな感じにかなりイカれた内容だ。

 

『そこで、俺に一つ考えがある。』

 

その言葉の全員の視線が集まる。

 

『俺が交渉に行く。』

 

その言葉に全員が驚く。

無理もないだろう。こんな手紙を出す時点でかなり頭がイカれてるのが分かる。

そんな奴らがうようよいる所にわざわざ交渉に行くと言うのだ。

しかもこいつらがいるのは大和。八百万神がいる所である。

いくら神を超える力を持つ空牙でも数の暴力で負けてしまう。

………と諏訪子と真苗は思っている。

風雅と風夏は至って冷静だ。なぜか。それは二人が龍弥の神使だからである。

空牙は龍弥の仮の姿、それを知っている二人はいくら八百万神が束になってかかってこようとも

自分たちの主人はそれを軽く蹴散らせると知っているから冷静に話を聞けるのである。

 

諏訪子

「そ、そんなの危険すぎるよ!」

 

真苗

「そうです!他の手だってあるはずです!」

 

『いや。今言った方法が一番楽で安全だ。』

 

諏訪子

「何言ってんの!?大和には八百万神がいるんだよ!いくら空牙でもそんなにいたら負けちゃうよ!」

 

風雅

「大丈夫です。諏訪子さん。主人なら大丈夫です。」

 

風夏

「そうだよ。こんな主人だけど信じて。」

 

こんな主人って、お前。ひどくね?と言う龍弥の言葉は何事も無かったかのようにスルーされた。

 

真苗

「…………信じましょう。諏訪子様。」

 

諏訪子

「…………そうだね。空牙がここまで私達に協力してくれてるんだ!私達が信じないでどうするって話だよね!」

 

諏訪子もいつもの調子が戻ったようだ。

 

『お前ら……ありがとな。諏訪子、ちょっとこの手紙借りるぞ。』

 

諏訪子

「良いけど。なにするの?」

 

『じゃ、晩までには戻るわ。「え、ちょっと!」行ってきます!』

 

諏訪子、真苗

「速い!」

 

諏訪子

「いきなり行っちゃった。」

 

風雅

「では僕たちは晩御飯を用意して待っていましょうか。」

 

諏訪子

「そう…だね。空牙なら心配ないよね!」

 

風夏

「そうそう。主人なら大丈夫だよ!」

 

真苗

「あ、私ご飯炊いてきまーす。」

 

風雅

「あ、お願いします。」

 

諏訪子

「私も何か手伝うよ!」

 

風雅

「なら諏訪子さんはこれを…………」

 

 

 

続く。

 




はいお疲れ様でした。今回も疲れ果てました。
なんでかって?最近スケジュールがヤヴァイんです。
何かあれば感想などでお願いします。
ではでは次回まで、

ドヴィデェーニャ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。