問題児たちと青年が異世界に来るそうですよ?   作:伊達 マイム

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6000文字を超えた!


YES!黒ウサギが呼びました!
ファーストコンタクト


 ーsaid eiji onー

 

 

 

 「っしゃあ!」

 

 「ヤハハ」

 

 「わっ」

 

 「きゃ!」

 

 「えっ!?」

 

 「はい?」

 

 『お~嬢~!た~す~け~て~!』

 

 さて、やりますか。

 

 「多重影分身の術!」

 

 俺は六人に分身し、ピジョン、ムクホーク、トゲキッス、ファイアロー、オンバーン、リザードンに変身(フォルムチェンジ)して五人と一匹を助けて、湖のほとりに降ろした。

 

 「エイジ。助かりました。」

 

 「いいってことよ。」

 

 原作でヒロインの春日部耀が話しかけてきた。

 

 「・・・・・・ありがとう。三毛猫を助けてくれて」

 

 『おおきに。兄ちゃん』

 

 「どういたしまして」

 

 笑顔で返した。すると顔を真っ赤に染まって俯いてしまった。

 

 「どした?大丈夫か?」

 

 「っ!///な、何でもない」

 

 「?そうか」

 

 そのまま俺と距離を置いた。すると、背後から柔らかい2つの感触がした。こんなことをするのは一人しか知らない。しかし、いきなりやられたから、少し上ずってしまった。

 

 「せ、セツノ!?」

 

 「ん~?なあに?」

 

 「離してくれるとありがたいんだけど」

 

 「嫌なの?」

 

 「嫌ってわけじゃないけど、ここじゃなくて別の場所でね」

 

 その言葉を聞いた瞬間、少し笑った気がした。 

 

 「分かりました!では二人っきりの時に」

 

 その時、から怒気が襲い掛かってきた。前を向くと我関せずの耀がいたが、その溢れんばかりの怒気が周囲に振りまいていた。俺は思わず声をかけた。

 

 「どうしたの?なんか怒っているようだけど」

 

 「・・・・・・別に怒ってないけど」

 

 すると、怒気が一気に下がった。

 

 「そう。分かった」

 

  俺たちは耀から離れた。それにしてもなんで耀は怒気が出てきたんだろうか?まぁ、悩んでも仕方ないか。

 

 その理由が分からないなんてやはり鈍感(主人公)か。ここで、もう1人の原作ヒロインの久遠飛鳥が咳払いをしたのであった。

 

 「ちょっといいかしら?」 

 

 「ん?ああ、いいぜ」

 

 「私もお礼を言っておくわ。ありがとう」

 

 「どういたしまして」  

 

 原作主人公の逆迴十六夜は訝しげながら、話しかけてきた。

 

 「あー、ちょっといいか?」

 

 「おー、いいぜ」

 

 「まずは礼を言っとく。ありがとな」

 

 「ついでだついで。お前一人助けなくてもよかったが、文句を言われたらめんどいと思ったからだよ」

 

 「ヤハハ。そうかついでか」

 

 「ああ、そうだ」

 

 すると、真剣みが増し、十六夜はこんなことを言ってきた。

 

 「なぁ。()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 転生者だということを()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ため、とぼけることにした。

 

 「?どういうことだ?」 

 

 「しらばっくれるんじゃねぇ。お前が変身してたもののことだ」 

 

 「ああ、そのことか。あれは生まれたときからあってよ今んとこ802まで変身できる。そして、変身したお前んとこのポケモン?っていうものの情報が流れ込んできてそいつを使えるようになるっていうものだよ」

 

 十六夜は俺のことをじっと見た後、そうかと言った。 

 

 「手間をかけてすまなかったな」

 

 そう言って俺から離れた。・・・危なかった。というか驚いた。まさか、いきなり確信に迫るとは思わなかった。そして、なんかなんで死んだのに生きてるの?みたいな視線を送りまくってる女の子がいるんだが。

 

 「あの、助けてくれてありがとうございます」

 

 「どういたしまして」

 

 「あ、あの貴方は私のことを助けてくれた人ですか?」 

 

 「・・・は?」

 

 何を言っているんだ?この子は。さっきのことはもう済んだろ?他に何かあったか?

 

 「すみません。説明不足でしたね。私が十歳の時に助けてくれた人に似ていまして」

 

 なるはど。そういうことか。ってことはこの子が俺が命をとして守った子なのか。だけど、言う訳にはいかないからなぁ。

 

 「ごめんね。俺はそんなことをした覚えはないよ」

 

 「そう、ですか・・・。すみませんこんなこと言って」

 

 「いやいや大丈夫!それ程その人に似てたんだろ?光栄なことだよ」

 

 俺はその場から距離を置いた。

 

 

 

 ーsaid eiji offー

 

 ーsaid raika onー

 

 

 

 私はまたあの人に助けられた。でも、どうして?あの人は死んでしまったわけだし、生きているはずがない。でも、ここは異世界だ。そんなとこもあり得るのかもしれない。そこで私は勇気を出してその人に言ってみた。その結果は否定だった。まぁ、実際当時から5年も経っているわけだし、さらに、私を助ける前の可能性が高いです。だから、そんなことは別に大丈夫です。・・・・・・噓です。結構心に来てる。だからってめげはしない!そう思っていたら私から少し距離を置いちゃった。あ、名前、聞いてなかったな。ま、すぐ自己紹介するでしょ。たぶんあの人だと思うし。私は近くの岩に腰かけた。

 

 

 

 -said raika offー

 

 -said eiji onー

 

 

 

 「そういえば、まだ文句を言ってなかったな」

 

 「そうね。仕切り直しましょう」

 

 十六夜と飛鳥が言った。俺とセツノは一先ず傍観することにした。

 

 「信じられないわ!問答無用で引き摺り込んだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

 「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中によびだされた方がまだマシだ」

 

 「・・・・・・。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」

 

 「俺は問題ない」

 

 「そう、身勝手ね」

 

 二人はフン、と互いに鼻を鳴らした。その後、我関せず状態だった耀が

 

 「此処・・・・・・どこだろう?」

 

 「さあな。まぁ、さっき助けられたとき世界の果てっぽいのが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃないか?」

 

 そこで古代インドの世界地図が出てくるあたりは流石十六夜だなと思う俺であった。後、箱庭で早くギフトゲームしたいな。などと考えてたら自己紹介になっていた。

 

 「お前らに聞きたい。まず間違いないだろうが、一応確認しとくぞ、もしかしてあの手紙が来たのか?」 

 

 「そうだけど。まず、〝オマエ〟っていう呼び方を訂正して。────────『私は久遠飛鳥よ。以後は気を付けて。それで、そこの猫を抱いた貴女は?」

 

 「・・・・・・・・・・・・春日部耀。以下同文」

 

 「そう。よろしく春日部さん。次に岩に腰かけている貴女は?」

 

 「私は絃世来架。以下同文かな」

 

 「よろしく。絃世さん。それでいままで私たちのことを傍観していたあなた方は?」

 

 「じゃあ、私から行きます。私はセツノ・ハイサヒンです。以下同文です」

 

 すると、徐に耀がセツノに近づいた。

 

 「・・・・・・負けないから」

 

 「頑張ってください」

 

 笑顔で言った。二人の後ろから何かメラメラと燃えてるような気がするけど、大丈夫だろ。っと次は俺か。

 

 「次は俺だな。俺は森野叡士。俺も右に同じ。後、俺の独断と偏見で見ることになるが、面白い事が大好きな男だ。セツノはもちろん。他の人たちもなかなか面白いな。特に君とかな」

 

 俺は十六夜に向けながら言った。  

 

 「そりゃあどうも」

 

 「よろしく。ハイサヒンさん」

 

 「言いにくいから、セツノでいいですよ?」

 

 「ありがとう。セツノさん。よろしく。森野君」

 

 「俺も叡士でいいよ」

 

 「分かったわ。叡士君。最後に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

 

 「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義者と三拍子そろったダメ人間なので用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

 

 「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

 

 「なら、俺が観察して作ってやるよ」

 

 「ヤハハ。マジかよ。じゃ、よろしく頼む、叡士。ってなわけで覚悟しとけ、お嬢様」

 

 その様子を物陰から見ていた人物は思わず呟く。

 

 「うわぁ・・・・・・なんか問題児ばかりですね・・・・・・

 

 

 少し経ったところで十六夜が苛立ち気に言う。

 

 「で、呼び出されたのはいいけど何で誰もいないんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭というもののせつめいを人間が現れるもんじゃないのか?」

 

 「そうね。何の説明もなければ動きようがないもの」

 

 「そうだね。早く来ないかな~」

 

 「・・・・・・この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

 

 「耀もな」

 

 「!今、な、名前・・・!」

 

 「あー、嫌だった?俺、基本的に人のこと名前呼びだからさ、嫌なら苗字にするけど?」

 

 「・・・別に嫌じゃないからいい」

 

 耀はそっぽを向きながら言った。

 

 「そうか。分かった」

 

 「それはエイジもですよ」 

 

 (全くです)

 

 物陰に隠れている人物は内心ツッコミを入れた。実は、出るつもりだったが、出てくるタイミングを見失い、物陰に隠れていた。

 

 (・・・仕方ないです。これ以上不満を蓄積させないためにもお腹を括りますか)

 

 これ以上待たせると出てきたときに何をされるか分からないので、出ようと思ったところで、十六夜がため息交じりに呟く。

 

 「仕方ねえ。()()()()()()()()()に聞いてみるか?」

 

 隠れていた人物は心臓を摑まれたように飛び跳ねた。

 

 「なんだ。貴方も気付いていたの?」

 

 「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?春日部たちも気付いてたんだろ?」

 

 「風上に立たれれば嫌でも分かる」

 

 「バレバレだったしね」

 

 「あんなん隠れた内に入らんだろ。なぁ?」

 

 「はい。そうですね。見つけて下さいって言っているようなものですから」

 

 「・・・・・・面白いなお前等」

 

 めちゃくちゃ目が輝いてるんが。内心苦笑する俺だった。しかし、切り替え早ぇな。もう物陰に隠れている人物(黒うさぎ)に冷たい目放ってるな。ふと、他の人も見ると、俺以外が冷たい目で見てるな。だから、俺も冷たい目で見てみた。面白そうだからな。

 

 「や、やだなあ皆様方そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼は黒ウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここはひとつ穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますヨ?」

 

 「断る」

 

 「却下」

 

 「お断りします」

 

 「ダメだね」

 

 「聞けませんね」

 

 「無理」

 

 「あっは♪取り付く島もないですね♪」

 

 バンザーイ!と降参のポーズをとる黒ウサギ。しかし、その眼は冷静に三人のことを値踏みしてた。

 

 (肝っ玉は及第点。この状況でNOと言える勝気は買いです。まぁ、扱いにくいのが難点ですけど)

 

 黒ウサギはおどけつつも、六人とどう付き合うか思案していて背後から忍び寄る耀には気が付かなかった。

 

 「えい」

 

 「フギャァ!」

 

 力いっぱいにうさ耳を引っ張った。

 

 「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で黒ウサギの素敵耳を引き抜きにかかるとはいったいどういう了見ですか!?」

 

 「好奇心のなせる業」

 

 「自由にも程があります!」

 

 「へぇ?このうさ耳って本物なのか?」

 

 今度は十六夜が右から摑んで引っ張る。

 

 「・・・・・・。じゃあ、私も」

 

 「私も!」

 

 セツノが行きたそうに目を輝かせている。内心苦笑した俺は行くように促した。

 

 「セツノがやりたい様にすればいいんだよ」

 

 「では、行ってきます!」

 

 「あ、あの黒ウサギを助けてくれないんですか?温かい目(そんな目)で見ないで助けてください!」

 

 だが、俺は暖かい目で見守る。

 

 「っ───────────」

 

 声にならない悲鳴が森中に響いた。1時間後に黒ウサギは揉みくちゃにされて息が上がっていた。

 

 「ハァ、ハァ。あ、あり得ない。あり得ないことなのですよ。まさか話を聞いてもらうために小1時間も時間を浪費してしまうとは。学級崩壊というものはきっとこのような状況のことを言うに違いないです」

 

 「いいからさっさと進めろ」

 

 黒ウサギは気を取り直して咳払いをし、両手を広げて、

 

 「それではいいですか?皆様方。定例文で言いますよ?言いますよ?さぁ、言います!ようこそ!『箱庭の世界』へ!我々は皆様方にギフトを与えられた者たちだけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさせていただこうと思い召喚致しました!」

 

 「ギフトゲーム?」

 

 「そうです!既に気付いていらっしゃるだろうとは思いますが、皆様方は普通の人ではありません。その特異な力は様々な者たちから与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその‶恩恵〟を用いて競い合う為のゲーム。そして、この箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活できる為に作られたステージなのでございますよ!」

 

 飛鳥は質問するために挙手をした。

 

 「まず、初歩的な質問をしてもいい?貴女の言う‶我々〟って貴女を含めた誰かなの?」

 

 「YAS!異世界から召喚されたギフト保持者は箱庭で生活するにあたって、沢山ある‶コミュニティ〟に必ず属していただきます♪」

 

 「嫌だね」

 

 「パス」

 

 「属していただきます!そして、『ギフトゲーム』の勝者はゲームの‶主催者(ホスト)〟が提示したゲットできるというとてもシンプルな構造となっております」

 

 「・・・・・・‶主催者って誰?」

 

 「様々ですね。修羅神仏が試練として開催するゲームもあれば、コミュニティの力を誇示するために独自開催するところもあります。特徴といたしましては、前者は自由参加で難解かつ凶悪なゲームが多いです。しかし、勝てば場合によって新たな‶恩恵(ギフト)〟を手に入れるのも夢ではありません。後者参加する際にチップが必要な場合があります。参加者が敗退した場合それら総てが‶主催者〟のコミュニティに寄贈されるシステムです」

 

 「後者はちょっとアレだね。・・・・・・チップには何を?」

 

 「それも様々ですね。金品や物、ペットはたまた一個人でさえチップになりえます。もしもギフトをかけた『ギフトゲーム』をして負けた場合当然────────自身のギフトを失うことになりますのであしからず」

 

 黒ウサギはその裏に影が見えるような笑顔で言う。その挑発とも取れる笑顔に同じく挑発的な声音で来架は言う。

 

 「そうなんだ。じゃあさ、最後にも一つだけいいかな?」

 

 「どうぞどうぞ♪」

 

 「ゲームそのものはどうやったら始められるの?」

 

 「コミュニティ同士のゲームを除けばそれぞれの期日内に登録していただければOK!商店街のお店で小規模なゲームをやっておりますので良かったら参加していってくださいな」

 

 その言葉にセツノが反応した。

 

 「えっと、つまり、『ギフトゲーム』はこの世界の法そのものってことなのですか?」

 

 「フフン、中々鋭いですね。しかし残念。それでは正解の八割といったところでしょうか。我々の世界でも強盗や窃盗は禁止ですし、金品による物々交換もございます。ギフトを用いた犯罪などもってのほか!そんな不逞な輩は悉く処罰します────────が、しかし!『ギフトゲーム』の本質というのは全くの逆!一方の勝者だけがすべてを手にすることができるシステムです。店頭に置かれている商品もお店に提示している『ギフトゲーム』をクリアすればタダでその商品をゲットすることが可能だということですね」

 

 「そうですか。中々野蛮ですね」

 

 「ごもっとも。しかし‶主催者〟はすべて自己責任でゲームを開催しています。つまり、奪われるのが嫌な腰抜けは初めからゲームに参加しなければいい話なのであります」

 

 黒ウサギは一枚の封書を取り出してこう言った。

 

 「さて、皆様方を召喚いたした黒ウサギにはこの箱庭の世界の質問には何でも答える義務がございます。しかし、その質問を今ここで消化するのにいささか時間を有するため、ここからは我らのコミュニティにて話させていただきますが────────よろしいですか?」

 

 「待てよ黒ウサギ。まだ俺が質問してないだろ?」

 

 十六夜から威圧が放たれている。ま、俺やセツノからして見ればまだまだ未熟だなと思っているが。黒ウサギはビビったのか少し顔が強張っていた。黒ウサギは聞き返した。

 

 「どういった質問ですか?ルールですか?それともゲームそのもですか?」

 

 「そう焦るな黒ウサギ。俺の質問は後でもいいが、叡士は質問いいのか?」

 

 「ああ、俺はもう()()()()

 

 「ヤハハ。そうか。俺の質問だが」

 

 十六夜は面白い玩具を見つけたような顔をしたが、すぐに威圧を放ちながら話した。

 

 「黒ウサギの言うことは()()()()()()。腹の底からどうでもいいぜ。俺の質問たった一つ。この手紙に書いてあったことだけだ」

 

 十六夜はすべてを見下すような視線で一言。

 

 「この世界は面白いか?」

 

 五人は待った。それもそのはず、手紙には『家族を友人を財産を、世界の全てを捨てて箱庭に来い』と。それに見合うものがあるかどうかこそこの六人にとって重要な事だった。

 

 「────────YES♪『ギフトゲーム』は人を超えた者たちが集う神魔()の遊戯。箱庭の世界は外界の世界よりも格段に面白いと、黒ウサギは補償いたしますよ」

 

 俺たちは皆笑った。


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