学園生活とはなかなか上手くいかない   作:ヨーグルト先生

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どのてんてん使いましょうか?最初の疑問点ですね。
次にサブタイトルと内容があってるか心配です。


5話 事実! ?

「ねぇ~早く帰ろうよ~」

「もう帰りたくない」

 

と道端に蹲る時雨、先程からこの調子である。

 

「一ヶ月って、お前の飯とかどうするんだよ...」

 

この言葉も繰り返しいいながらリピート。

 

「そ、その事ならなんとかなるから早く帰ろう~」

 

なんとか一応上手く説得できたようで、また道を歩き始めた。

 

「ただいま...」

 

時雨は弱々しい手で扉を開ける。

 

「おっかえりー」

 

何でいる......

時雨は絶望いや、それ以上の顔をし玄関に座る。

 

「だってー泊まっていいって言ったからー」

 

それにしたってこんな時間待ていないだろ、お前の家じゃないんだぞ...道理で今日学校にいないと思ったら、起こした。後も2度ねしやがったな...

「別に良いじゃん、碧斗君今家に1人だけなんだってよー、家族は俺を置いて旅行に行ったーだってぇ~」

だってじゃないんだよ.....

時雨は何かを決めたかと声に出していないが、顔になると

 

「おまえら、自分の事は自分でやれ」

 

とだけ告げ俺は部屋に戻った。

 

「もう、疲れたー」

 

俺は昨日の風邪が悪化したんじゃないかと疑いつつ、手を顔に当ててみる。

 

「少しまだ温かい」

 

今日はこのまま寝るはけには行かないので、ベットから体を起こし、椅子に座る。

外は俺の心を表しているのだろうか、桜が散り風がすごく強く吹いている。

 

「彼方は練習しているのだろうか・・・・・・ こんな風の強い時も」

 

俺は罪悪感を覚え、明日しっかり謝り練習に参加しよう決意した。

下の階からガヤガヤ聞こえる。居てもいいが頼むから騒がないでくれ、頭が痛い・・・・・・

頭を抑えながら机に丸くなっていると、スマホの着信音がなり始めた。

 

「誰だろうか?」

 

スマホの画面には知らない番号が書かれていた。

体を直って、敬語で話した。

 

「はい、もしもし沙弥ですが、どちら様ですか?」

「彼方です」

 

俺は少し驚きつつ、なぜ電話番号までも知っている! っとふと少しだけ考えた。

が、答えは見つからなかった。碧斗や白露兄さんではないと思う、碧斗はクラスメイトなど他が教える確率は高いが、あいつはああ見えても一応コミュ障なのである。

そんな、奴が気軽には電話番号はーー

とメールアドレスの件を思い出す。

あ、やっぱりこいつかもしれないな.....

 

「さん.....時雨さんってば」

 

彼方のことを忘れ考えてしまった。

 

「悪い、少し考え事をしていたもので...それで内容はなんだ?」

「あ、今から会えますか?」

 

突然過ぎるな.....別に暇だから良いけど.....

 

「分かった、でどうすればいい?」

「じゃあーー」

 

「まんまと騙された.....」

 

時雨は学校の体育着とそれと、スポーツドリンク タオルを持ち、近くの河川敷に呼ばれた、河川敷は春と言うのもあり、桜が満開である。こんなに日は花見でもしたいものだね。

 

「やっぱり、時雨さん暇でしたね」

「悪かった、その事は謝るよ、今までお前1人で練習してたんだろ?」

 

彼方は手を背中の後ろに回し。

 

「まぁ、そんなところです」

 

と顔赤めて言う。

なぜ赤める必要性があるかは知らないが。

 

「さぁ、練習!! しましょう! 」

 

時雨は「おぉ~」とやる気のない返事をし、練習がスタートした。

 

「それはそうと何であんな嘘ついたんですか?」

 

と頬を少しだけ膨らましてながら聞いてきた。

少しためらい時雨は。

「俺さ……中学の時陸上部短距離で郡出てたし練習いいかなとか思っちゃって……」

彼方は目を大きく見開き。

 

「えぇー!! 凄いですね!! 私なんかよりずーっと凄いじゃないですか!」

 

ビックリしたのは、こちらだいきなり大声で喋らないくれ。それにお前(彼方)にあって1番そんな声聞いたこっちが驚いてる。

 

「因みにタイムは?」

 

「6.00秒、今はぐぅたらしているから凄く落ちてると思うけど……」

 

と言うか彼方思考停止してない、さっきから動かないのだが。

 

「はっ……あまりにも凄いタイムだったので固まってしまいました、それなら勝てそうですね」

 

先程も言った通り、俺は高校に入って2年間も運動をしてない、いくら郡を出ていると言っても、落ちてるに違いない、上がると言うことはなさそうだしな。

 

「ちょっと走ってくださいよ!」

「嫌だーー」

 

俺が言いかけた途中、彼方の目が「期待してます!」と打ったいかけてる気がしたので、仕方がなく俺は。

 

「少しだけだぞ……」

 

なんで、了解してしまったんだがね…

 

「はい!」

 

 

時雨はスタート地点に立ち合図とともにクラウチングスタートする。

 

「オンユアマーク セット!! 」

 

セットの次に手が上がり俺は地面を強く蹴り、姿勢を低く走り出した。

とにかく走ることに夢中になりすぎて、特に何も考えずに走っていた。

 

「は、速い、速いよ!これ優勝じゃない?」

 

そんなわけが無い、隣の高校には俺が全国で負けた。選手荒泉 宗(あらいずみ そう)がいる。簡単には勝たせてもらえないだろ。

 

「俺は明日から練習する」

「えぇ! なんで?」

「辺りを見てみろ」

辺りは気がつけば、日が暮れ始めもう、少し暗かった。

「う~ん、仕方が無いか……」

 

俺は「じゃあ」と告げ帰ろうとする……

 

「あ、待って良かったらご飯とか食べない?」

「俺は暇ではない」と否定で返してやろうとしたが

嘘もバレそうなので「はい」とだけ答えて、彼方について行った。何を食べてるのか疑問だ。

 




沙弥白露

19歳

元写真部

好きな食べ物 時雨が作ったものなら全部

誕生日4月2日

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