深く反省します。これから不定期投稿だと思います・・・。
物語破壊計画と言っても、ただ単に構わなければいいだけらしい・・・。俺はそんな事を考えつつ朝の教室のドアを開ける。
「おはよー・・・」
「おはよ時雨」
今日には碧斗と彼方がいた。
「今日はやけに早いな」
「時雨もね!」
皆考えることは同じというわけか。
「俺はただ今日は早かっただけど」
「なにそれ~、時雨そんなキャラじゃないじゃん」
彼方は腹を抑え、馬鹿みたいに笑う、そんなに笑わなくても・・・。
「で? 今日はどうするんだ?」
「それ? 俺に聞くか? 普通に過ごせばいいんだろよ・・・多分・・・」
心配だが、それしかない他にどうする事も出来ないのだから・・・。
「・・・・・・」
碧斗も納得はしたのかな? まぁ、1番トラウマなのは碧斗だろうからな、中学であんな目に会って、高校でも、もしかしたら、また、同じ目にあうかもしれないのだから・・・。
俺が助けに入れればいいのだが、入れないのが現実だ。それもあの、先輩の力だ。
時間も過ぎ、クラスの皆がやってくる時間になった。
1限や2限も過ぎ特に問題は無かった。
問題が起き始めたのは、3限目からだった。
授業が始まっているというのに、先生が来ない。
3限目は日本史の先生なのだが、この人は一分一秒と遅れてこない、凄いめんどくさい先生だ。なのにそんな、先生が授業の半分が過ぎているのに来ない。何かおかしいと思い、学級委員長が呼びに行ったがその学級委員長も帰ってこない。
「これって?」
「ああ、始まった友情関係を壊す物語が・・・」
言ってる事が結構中二チックと思われるのも仕方ないだろう、だがこれは本当のことだ。
「時雨、見に行ってみる?」
「・・・・・・・・・」
俺はすぐに答えは出さなかった。
「おい! 時雨行こうぜ・・・!」
「時雨?」
まるで、行くかのように仕組まれてるな・・・。
ここで、行ったら・・・バットエンド!?
「だめだ、もしこれが物語を作っているならば、無視だろ?」
「そうだけど」
「無視しよう、この時間は待ってるんだ」
「しょうがない、お前がそう言うなら・・・」
そして、3限目は終わった。何事もなく、一つ引っかかるのは、うちのクラスの学級委員長は今日学校を休みだった気がする。
時は放課後になり、教室に3人残る、俺と、碧斗と彼方・・・。
「特に問題は起きなかったな・・・」
「3限目先生来なかったなのはあるんだけどね・・・」
「まぁ、俺達に害は無かったな・・・」
そう、害は無かった。強いて言うなら周りに問題が起きた程度、それでも問題は起きいるか・・・。それも止めないとか・・・。
「ねぇ? 何で、僕を無視するの? 悲しいよ」
教室のドアが開き、黒空先輩が現れた。
やばい・・・。