学園生活とはなかなか上手くいかない   作:ヨーグルト先生

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こんにちは、できる限り一時に上げられたらなと頑張って書いてます!




2話 種目ぎ決め! ?

結局学園の案内をする事にした、碧斗に頼んだが…!!

 

「くぅ~惜しいことしたな~今日練習試合なんだよ~、まぁ、チャンスだと思って案内したまえ、彼女歴=年

齢の時雨くん」

 

と頭の上に音符が出てるんじゃないかと思うほどルンルンで言われた、死ねばいいのにと何回思うことだか...

とは言え案内、どうすればいいものやら。

 

「ここが俺達のクラス2-2隣が2-1だ下が1-1隣は1-2」

 

なんて言えばいいかわからないとりあえずクラスを紹介した。すると彼方は

 

「体育館裏はどこ?」

 

と小さい声でいう、元々小さいというのもあるのだが

なぜ体育館裏なのかは疑問が湧くが

取り合いず案内をした。

 

「ここが体育館でそのここが体育館裏」

 

と体育館を指しながらいう、彼方は手を顎に当て

 

「ありがとう」

 

と言い教室へ帰って言った。

解放されたことはありがたいが、あまりいい気持ちではないな、そんなことはどうでもいい、重要なお昼休みをあの子に使ってしまった事を悔いた方がいい気がするな

俺も教室に戻るか.....

教室に戻るとあの子は教室に居ず、俺の隣の碧斗も練習試合で居ないので、残りわずかの時間を貴重に使わなくてはと、バックから小説を取り出し、読み始める

碧斗が居たのでは、余り読めもしないからな

と分厚い本の半分くらいにあるしおりを取り出し

長い文を読み始める。

この時間を大切にしたい、むしろこの時間が毎日あっても良いのではと思う。

 

少し時間が立ち

チャイムがなる。

本に夢中になっていた俺はもうなってしまったと思いながら本にしおりを挟み、ホームルームの用意、筆箱などを用意した、用意している途中に今朝の先生の話を思い出す、

そう言えば今日は定期戦の事を思い出す

そう言えば、今日は定期戦の種目を決めるとか言ってたっけ.....

思い出すだけで帰りたくなる、では定期戦を休めばいいだろというわけにも行かない、休むとなると、大人数で、「大丈夫?」「どうしたの?」とか次の日に色々問い詰められる、挙句の果てには、あいつのせいで定期戦に負けたってなりかねないから、まぁ、この学校は定期戦で負けたことがないらしいが。

用意し終わり静かにホームルームが始まるチャイムがなった。

チャイムがなる前に彼方は席についていた。

どこへ行っていたから捜索しない、彼女がどこへ行っていようと俺には関係の無いことだからな

先生がドアを開け教卓の前に立つ、

 

「じゃあ、今から種目決めしていくぞ、」

 

とクラスが騒ぎ出す。

 

「主に定期戦の種目はおおまかに分けて三つある

 

頭脳戦 体力戦 運力戦の三つだ、このクラスは体力戦を担当するなお、他に体力戦担当は3-2だ」

神様とうとう、俺を見放しましたね。

 

「体力戦では、バスケ、フットサル、陸上、バレーだ、今いない碧斗はバスケでいい、」

 

その理由は碧斗がバスケ部だからだろう。

と寝させていた体を起き上がらせ、先生の方に直り

先生は時雨の方を見て目を泳がせる。

今こいつ居たなって思ったな...どうせなら休ませてくれ

 

「し、時雨お前この中でなんの競技が出来る?」

 

と飽き飽き聞いてくる

何もできませんとは言わず。

 

「陸上ができると思います.....」

 

と小さな声で言った。

 

「じゃあ、時雨は陸上ー」

 

と先生が言いかけた時

後ろから手が上がり、

 

「先生私も陸上でもいいでしょうか?、それしか得意な競技がないので」

 

後ろからいきなり発言するものだから俺は驚いて「はっ...」

と声を出してしまった。

 

「まぁ、一応二人まではOKだけど.....」

 

っと陸上部の伊野枝 咲(いのえださく)」の方に目を向ける

 

「俺はだ、大丈夫っすよ!ほかの競技でも負ける気はしないんで!」

 

っとやや低めのトーンで言った。

 

「そ、そうか、じゃあ、陸上はこの2人で決定だな」

 

いや、待てよこれでもし負けたらどうなる.....

そんな事を思っていると、後ろから優しい声で…。

 

「負けた後の話は考えないで今を考えばいいんだよ」

 

と俺は不意に後ろを向くと、笑顔でそう言っていた

 

「俺に言ってるのか?」

「そう、他に誰がいるの?」

 

そうか、そうかとは普通には頷けるはずなく、

 

お前(彼方)俺の心を読んだのか?」

「そう」

 

と短めに返事をした。

どうやらこの子は心を読めるらしい、今のこの状況も彼女に読まれているのかもしれない。

多少は驚いたが、すぐにそれは無くなり、前に向き再び黒板に書かれている種目をどれがやるか見た。

どうやら、咲...伊野枝 咲はバレーに行ったらしい、陸上の次に上手いという事か.....

 

ホームルームは無事終了し、放課後となった。解放の時間だ。

他の生徒は部活やら、定期戦練習とやらで、学校に残っていた、帰ろうとしていたのは、俺と.....

 

「なんで着いてくるんだ」

「家がこっちだから」

 

そういうことらしい。

こうなると家が隣りとかもあるのかもしれない、そんな、ありきたりな事はあって欲しくないと祈る。

家の前に着いた。彼方はまだ、遠くらしい。良かったと内心少しほっとした。家に帰るなり俺は、鞄を床に放り投げ、体をベットに投げかける。

 

「今日は何もしたくない.......」

 

その日は、何だか体が熱く、視界もぼやけていた。




赤井碧斗

バスケ部

誕生日 8月15日

趣味 人の恋愛を除く事

好きな食べ物 肉

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