中編とか出して申し訳ございませんでしたー!
そんな事は起こさないと思っていたんですがやってしまいした。深く反省しております。申し訳ございません。
「あー! お昼美味しかった! 時雨も美味しかったよね?」
今俺は教室で彼方の作ったお弁当を頂いていた。
俺は弁当あるのに、わざわざ作らなくても.....とも思ったが、せっかく作ってもらって食べないのも悪いのでしっかり食べた。
「そうだね、君が作るお弁当は美味しいよ」
「私も思ったんだけど! 時雨私の事、君とか彼女ってよぶよね?」
それがどうかしたのだろうか? 読んだっていいじゃないか呼びやすくていいと思う。
「そんなに不公平!!」
「ッ!?」
俺はその言葉にビックリした、不公平って.....何故そうなる.....何を天秤に掛けたんだ。
「私は敬語使わないで話してるのに、時雨は...」
と泣きそうのなかろう顔がみるみる、泣きそうな顔になってきた。あれ? あなたこんなキャラでしたっけ? と思ってしまう。泣いたら泣いたで厄介だ...対策を取ろう
「じゃあ、こうしよう」
俺はとっさに思い出した案を彼方に突き出した。
「俺も君とか彼女じゃなくて.....彼方.......って呼ぶ...」
最後の方は照れてしまった。帰って恥ずかしいなこれ...
彼方はさっきの表情が嘘だったかのように、満面の笑顔で
「うん!」
と返事をしてくれる。何かグッと来るなよく分からない感情の部類だ。彼方と話していてよく変な気持ちになることがある。心が痛いというかなんというか、1回病院にでも行こうか? そこまで重症じゃないのでやめといた。
「時雨! 後少しで私達の番だよ!」
「行きたくないような...気になるような...」
窓からあおぞらを眺めながら、俺と彼方は優雅に持ってきた水筒の中身を飲んでいた。何か見た事のあるような景色だ。
「おーい! おふたりさん! イチャつくのはそこまでにしてアップ始めるぞ!」
呼びに来たのはは3年の一番馬鹿だと言われている先輩
「にっしー先輩もうアップですか? ちょっと早すぎ」
にっしー先輩、本名は
ポッチャリしていて眼鏡を掛けているのが特徴的だ。
「この位が丁度良いんだよ! お前らもするぞ! このリア充どもめ! 爆発しやがれ」
なんて事を言うんだ! それにまず、日本語をお勉強してきなさい、俺はリア充でも無ければ女子と話した回数は手のうちに入る! そんな奴がリア充な訳ないだろ!
「リア充じゃありません...それと俺はアップは五分前にするんでいいです」
「そうなのか、じゃあ、彼方行くか?」
「私も遠慮しておきます、時雨とアップしますので」
「連れない後輩だ、俺は1人で行ってくる!」
行ってしまった。にっしー先輩はよく分からない人だな
「さて、俺達はあと2時間ほどだが? どうする?」
「どうすると言われても.....あっそうだ! 他の競技見に行こうよ!」
それもいい案だな.....暇だし...見にくとするか
「暇だし、そうしよう」
最初俺達はバレーを見に行った。
そこには咲の姿も見えた。あっちへこっちへ動いてて凄いと思った。陸上の他にも得意な事があるなんて生まれながらにステータスとは決まっているものなんだな
「咲さん上手いですね」
「そうだな」
彼方は2階の客席でうきうきしながら見ている。
そんなに楽しい物じゃないだろ
「そろそろ、行こ」
「あ、うん」
次に俺達は運対決の『どっちが当たり』と言う競技をしていた。このゲームは右と左に白い幕が貼ってありどっちかに飛び込むと言うものである。当たりの方にはお菓子が沢山ある、ハズレの方には小麦粉が敷いていある。
まさに運の競技だ。
「うわ~やっちゃいましたね」
外れた方の人を見ながら苦笑いする。
運か.....運も実力のうちと言うし、
「次行くか」
「はいッ」
俺達は色々な所を回った。
テニスにバトミントン、数学100問などビリビリシャーペンはどっちだとか回ってる間に時間は過ぎ俺達の番がやって来た。
「意外と時間の流れ早い気がしました」
「時間の流れ早いって言うな」
「それは、人それぞれじゃない?」
「聞いておいてそれを言うか...」
「はは、ごめんなさいー」
俺達はアップをしながらそんなやり取りをする。
これから走るとなると吐き気が.....
「気楽に行きましょう!」
気を使ってくれたのか? 俺の不安を和らげてくれた。
「無理な気を遣わなくていい」
俺は彼方の頭をポンポンと叩き、「ありがとう」と聞こえるか聞こえないかの声で呟いた。
「時雨は勝ちたい?」
「勿論クラスには恨まれたくないからね」
「そういう理由なんだ」
勝ちたいと言うよりは好奇心の方が強かった。
もしかしたら宗さんより速いかもしれないと言う
俺はその人やりあいたいだけだ。その人に勝ったら俺は
宗さんに勝ったってことになるかもしれないから
「君が時雨君か」
俺にそう話を掛けてきたのは
足から腕の肉が凄く鍛えられていて、俺の嫌いのイケメン
金髪の髪の毛がウザイ、誰かに似ている気がして
俺はそのモヤモヤをぶつけるように言葉に表した。
「そうですが? 誰ですか? ゴミですか? ゴミなんですね分かります」
「酷いね~一応僕達って初対面だよね?」
「ソウデスネ」
この人が宗さんが指名した。足の早い奴か?
「やぁ、俺の時雨、ペロペロしたいくらいだよ」
それを真顔で言ってる所が気持ち悪いな.....
彼方が俺にヒソヒソと話を掛けてきた。
「やっぱりこの人変態さんだね?」
「自分でも自覚してると思いから」
彼方の頭には!?とでもあるかのような表情をする。
自覚してるから気持ち悪いんだよな
俺は何とか話を戻した。
「宗さんその人が速いっていう人ですか?」
「そうだよ
俺は再び亜嵐と言う男に向き直る、
「よ、よろしく...」
よろしくしたくないな...正直言って、いや手も繋ぎたくない
出来れば顔を見たくないです。
「よろしく!」
ニコッと笑って俺の手を握った。
途中鳥肌がたったが流石にそれは失礼だろうか?
いつの間にかアップの時間は過ぎ、競技は始まろうとしていた。最初に走るのは彼方だ。彼方と走る相手は.......
「月地さん! 」
「久しいね、時雨...今回は君と走れなくて残念だけど次ぎやる時は勝つ、今は今に集中する」
「分かってます...」
俺は彼方の肩に手をおき
「月地さんはスタートダッシュを得意とする、だからスタートダッシュは捨ててもいいだけどその後だ、月地さんはその後スピードが落ちる、そこを狙え」
俺は自分の真剣な声のトーンで彼方に戦略法を話す。
「出来るならやって見る」
そしてピストルの合図で始まった。
「クッ」
勿論月地さんのスタートダッシュは成功、彼方はその後から追いかけた。俺の言った通り、スタートダッシュは捨てたらしい
「が、頑張れ!」
俺は無意識に応援していた。後少しで抜きそうな所で
負けてしまった。
「君なかなか速いね、またいつかやろうよ」
「出来きたらやらせて頂きます」
彼方も頑張った。俺もやるしかないようだ。
ポイントは1ー0だ。ここで勝てば1ー1で引き分けられる。そうすれば後は先輩に任せればいいだけだ。俺は自分の事だけ考えてればいい
「じゃあ、やろうか時雨君」
「はい」
俺は準備しセットした。負けない、負けたくない
オンユアマーク セットの合図でバンとピストルの音がなり始まった。
「負けるか!」
速い.....大股で走っているしそれに足を着地する時も音が余りなって無い、つまり体力を余り消耗してないといこう事だ。
「でも君じゃ僕には勝てない」
同等くらいの差は瞬間にしてかなりの差がついた。
もう追いつけないほどスピードに
「クッ...負けたくない!」
俺も全力で地面踏みしめ追いつこうとするが追いつけなかった。結局俺は亜嵐には勝てなかった。それどころか
月地さんの記録よりも遅かった。俺はサボりすぎていた。
俺は走り終わった後足が動かなくなりその場に留まってしまった。その後俺は倒れてしまった。これが俺の定期戦の最後の記憶だ。
目を覚ましたのは保健室だった。
走る所の表現難しすぎ! ちゃんと勉強来ます、次難しいの書く時は!
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