学園生活とはなかなか上手くいかない   作:ヨーグルト先生

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14話 定期戦!? 中編

さて、そろそろ碧斗の試合が始まる。

アップが終了したらしく、チーム両方ベンチで作戦を立てているようだ。

 

「勝てると良いいね」

 

「勝ってもらわなきゃ困る」

 

俺達が負けても、少しでも多くポイントを取っておけば

少しは被害が抑えられかもしれないからな

 

「あ、始まるよ」

 

「そうだな」

 

審判がボールを上に高く上げ、試合がスタートした。

碧斗はボールを取り、速攻でゴールへと入れた。

バスケは良く分からないけど、レーアップでシュートを決めた。周りの声援は流石と言っていいのだろうか、凄かった。

 

「碧斗さんは言わいるキャプテンなの?」

 

疑問に思ったのか彼方はそんな事を聞いてきた。

 

「いや、違う.....碧斗の背番号は5番だ、強いのに代わりわ無いけど」

 

「そうなんだ.....」

 

2年生ってこともあると思うけど、実力がまだまだらしい

 

 

 

「ブーー」

 

ブザーが鳴り、試合はあっという間に終わった。

点数は82対54で勝った。と言うか強すぎる、圧倒的とは言えないけどいい試合だった。

 

「勝ったね.....し、時雨はこの後どこ見に行く?」

 

「俺はひとまず碧斗のところへ行く事にする、」

 

「じゃあ、私も行く」

 

意外な展開だ、てっきり「他の所見てくる!」

とかそんなようなこと言うかと思った。

 

 

「おぉ、おふたりさん暑いねぇ~、夏よりこっちの方が暑いんじゃねぇか?」

 

自分から来るとは死にに!!

俺が殺意丸出しなのがわかったのか

 

「悪い、悪い、嘘だって、殺気漏れてるぜ」

 

「殺意を湧かせたのは誰だよ!」

 

「まぁまぁ、落ち着ついて、碧斗さん優勝おめでとうございます」

 

「優勝ではないけどね、ただ勝っただけ、それより次はお前らだ! 頑張れよ!」

 

頑張れない、頑張れない、

 

「今すぐ...帰りたいか?」

 

俺の後ろで爽やかで声が綺麗な声で俺に囁いてきたのは、俺の事をライバルと思っている、この男...

 

「宗さん、俺の後ろで呟かないでください、ウザイです」

 

「時雨はやっぱりストレートだね、そういう所も悪くないけどッ」

 

この人もこういう人だ、俺の周りには何でこんな変なやつばかりなんだ.....

 

「この人が、全国に行ったていう、荒泉 宗さんですか、

何か変態みたいな人ですね!」

 

はっきり言って変態だからなで高度のな

ヤンデレよりやばいぞ、その上を行っている、走る事が速いってのは尊敬できけど...

 

「宗さんは何でここに? ってか死んでなかったんですね」

 

「そりゃ、時雨がここにいるって月池(がつち)が言ってたからな、それに俺はお前がいる限り死なないぜ!」

 

きもい.....月池さんも来ているのか、月池さんは宗さんの次に速い、俺よりかは劣った気がしたけど

 

「お互い頑張りましょう」

 

「? そうだな、俺は走らないけれどな」

 

!? それこそ意外だ、この人が走れば優勝間違えないのに...もしかして

 

「月池さんのリベンジか何かですか?」

 

「違うようちにはもっと速い奴がいる、そいつを今日は出そうとね、そう言う意味ではお互い頑張ろうね」

 

誰が走るのかしないけど、俺は全力を尽くすだけだ

その理由はクラスに恨まれたくないからなんだけど...

 

 

 


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