暗雲
深い深い森の中、俊足で移動する二つの影があった。
「そっちに行ったぞ、ウシオ!」
「分かってる!」
栗色の髪の少年、薄葉カズラは燃えるような髪を持つ少年、うずまきウシオに命令していた。
「くそ!速いな・・・」
何かを捕まえようとしていたようだが、どうやら失敗してしまったらしい。残念そうな顔をカズラに向けていた。
「たかが、犬一匹にどんだけかけてんだよボケが」
「うるさいぞ。犬は犬でも忍犬だからな。一筋縄ではいかないだろ」
「それでも四つ足地につけて、走ってる姿は普通の犬と変わらねぇだろがよ」
取り逃がしたウシオをバカにしたように言うカズラ。ウシオ自身捕まえられなかったことを悔やんでいるわけなので、言われなくても分かっているということだ。
「四つ足つければただの犬じゃと?」
その時、ウシオたちの背後から急に声がした。急いでその声の方を向くと、二足歩行で木の枝の上にいる犬がいたのである。その犬はケラケラと笑いながらウシオたちを見下ろしていた。
「わしゃあ人間と同じように二足で歩ける。先程の言い分は取り消してもらおうかのぉ」
「まさか本当に・・・」
「ん、なんじゃて?」
呟いたウシオの言葉を聞き逃さず、忍犬は疑問を口にした。
「お前がバカだって話だよ!」
そうカズラが宣言した次の瞬間、忍犬の背後に虫に変化していたウシオの影分身が、元の姿になって現れたのだ。
「な!?」
忍犬の対応する暇もないままに、ウシオは忍犬の首もとに捕縛術入りの首輪を取り付けた。そして口を開く。
「お座りッッ!」
すると、忍犬は身動きすることはなく、その場に座り込んでしまったのだ。
「くッ!貴様!」
「捕獲完了」
そうウシオが言った後に、森の奥からポニーテールの少女霧切アヤメと、人の良さそうな男であり、ウシオ達の小隊の隊長である秋野オチバが現れた。
「捕まえられたんだね、さすがはウシオくん」
「アヤメのおかけだよ。本当にコイツ、自分がただの犬って言われると、いてもたっても居られないみたいだな。それに、カズラの言い方も良かったな。本当にただの犬だと思ってるみたいだったから」
「だって、ただの犬だろ」
そう三人が話している中で、礼儀正しく座っている黒坊は、プルプルと震えていた。そして堪えきれなくなったのか、口だけを動かして抗議した。
「ただの犬、ただの犬、五月蝿いんじゃあ!わしゃあ忍犬!貴様ら人間などには劣りゃあせんぞ!」
「それを思ってるのはカズラだけだから安心しろよ。俺はお前のことを、ただの犬なんて思ってないからよ」
そう言って、ウシオは忍犬の頭を乱暴に撫でた。忍犬は嫌そうに身をよがらせるが、捕縛術のせいでそれは出来なかった。
「さぁ、三人とも、そろそろ火影様のところへ報告に行こう」
「オッス!」
ウシオはそう言い放ち、忍犬を優しく抱き上げて、里を目指した。
********************
「卒業したいです」
ウシオがそう言ったのは、彼が凡そ10歳になる頃だった。父親である波風ミナトも同じ年齢でアカデミーを卒業したらしいので、自分もそうありたいと思っていた。
担任の教師は快く了承し、校長に報告したが、いい顔はしなかった。それは、この年に、二人も飛び級させてもよいのか?という懸念があったからである。戦争も一時的にとはいえ終結し、平和であるからこそそういう考えに至っていた。戦争中は戦力補充のため、飛び級させることに躊躇いはなかった。
それでも担任の教師は引き下がらなかった。うずまきウシオの実力を見て欲しい。恥ずかしながら、自分に教えられることはもうない。そう言ってやめなかったのである。そこまで言うならと、校長は忍術修行を行っているウシオを隠れたところで見ていた。
しかし。
「誰だ・・・」
ものの数秒で校長の存在がばれてしまったのである。それも、目の前から消えたことすら悟られずに、瞬身の術で校長の背後に現れたからであった。校長であったことに気付き、平謝りしていたが。
この一件より、ウシオの飛び級が認められたのである。この学校で彼が学べることはもうないと、校長自身が判断した、らしい。
晴れて10歳になる前に飛び級を果たしたウシオだったが、彼の隣には同じように飛び級している少年がいた。ウシオもよく知るうちは一族の天才、うちはイタチである。
ウシオが担任に言うより前に、イタチは彼の担任から、そう提案されていたのだ。年齢にして7歳。ウシオが両親を亡くした年齢と同じであった。
ウシオとイタチは同じ成績で卒業した。二人の首席が生まれたのである。二人の首席、というのもどうかと思うが。
閑話休題。
場所は火影室。亡くなった四代目火影にかわり、三代目が復帰するという異例の事態となっても、任務があることにかわりはなかった。ヒルゼンに対するは、オチバ班。秋野オチバがうずまきウシオ、薄葉カズラ、霧切アヤメを率いる班である。
「オチバ班、ただいま戻りました」
「うむ、ご苦労じゃった」
小さく礼をしたあとに、そう言うオチバに対しヒルゼンは労いの言葉をかけた。見ていたウシオとアヤメも、それにならって小さく礼をする。カズラは少し遅れて、慌ててそれに続いた。
「早速で悪いが、次の任務が届いておる」
「なんだ。さっき帰ってきたのに、もう任務か。じーちゃんは人使いが荒いな」
少しだけ流れていた緊張を、ウシオが和ませた。それに対し、ヤレヤレといった表情になるヒルゼン。そしてすぐに口を開いた。
「下忍の内は多くの任務をこなすのじゃよ。・・・それはそうとウシオ。ここではじーちゃん、ではなく火影様か三代目と呼べと何度も言っておるじゃろう」
「なんか慣れないんだよ」
気にしていないように呟くウシオ。
「そ、それで!どんな任務が届いてるんすか?」
待ちきれないといった感じで言うカズラ。横並び一直線だった中、独りだけ一歩前に出て言った。
「木ノ葉演習場の草むしりじゃな」
「またか・・・」
ウシオは、面倒くさそうな表情でボソリと呟いた。しかしそれはヒルゼンの耳まで届くことはなかった。本来ならば届いており、もう一度お叱りを受ける場面なのだが、今回は違った。
「だーーーっ!!」
カズラがいきなり怒りだしたからである。
「なーんで!俺たちはいつもこんな任務ばかりなんですか!!忍犬の捜索とか、草むしりとか・・・!そういう任務!もっと実戦に近いことをしたいです!」
「しかし、そうは言ってものぅ・・・。経験を積まねばならぬ」
それを聞いたオチバは、もの申しているカズラを眺めながら口を開いた。
「三代目様。彼らは着実に実力をつけてきています。そろそろ、次のランクの任務を与えてみては?」
そう言ったオチバを、カズラは嬉しそうな表情で眺めた。ヒルゼンは、少しだけ考え込んだが、すぐに口を開いた。
「・・・分かった。そこまで言うなら、任せてみよう。・・・・・・これじゃ」
ヒルゼンは、ガサゴソと机の引き出しの中に手を入れ、そこから、1枚の紙を取り出した。そこにはCと書かれている。
「Cランク任務・・・」
ウシオがボソッと呟いた。その隣ではアヤメが息を飲む。さらにその隣のカズラは、まだ嬉しそうな表情だった。
「ある人物の護衛じゃ。雪の国までの、な。この任務での忍同士の戦闘は、ないじゃろう。要人、というわけではないからの」
「雪の国、ですか?」
アヤメが恐る恐るヒルゼンに聞いた。
「海に面している寒い気候の土地だ。一年中雪が降り積もっているためそう呼ばれてる」
アヤメの問いには、ウシオが答えた。
「任務開始は来週。どうじゃ?」
「わかり「わかりました!!この薄葉カズラが、難なく任務をこなしてみせましょう!!」
オチバがヒルゼンの言葉に同意しようとしたときに、カズラが被せるように大声で答えた。
ヒルゼンはそれに、苦笑いを浮かべていた。オチバとアヤメも同様である。ウシオだけが、バカを見る目で、それを眺めていた。
そして、ウシオを除く全員が火影室を後にした。
「雪の国・・・。長期の任務になりそうだな」
ウシオが呟く。ヒルゼンは彼が言わんとしていることを理解していた。
「ナルトには、暗部をつける。安心せい」
自分が面倒を見る、と言わないのは火影だからなのか、それとも。
変な考えを捨て、ウシオはヒルゼンに一礼した。そして、火影室を後にした。
********************
「Cランクとは言っても、任務は任務だからな。気を引き締めろよカズラ」
「何言ってんだバカ野郎。当たり前じゃねぇか」
任務の達成報告を終えて、3人はオチバと別れた。そして今は3人とも帰路についている。
「護衛かー・・・。なんか響きがかっこいいよな!」
「だからお前は・・・」
ウシオは付き合いきれないといった口調で、カズラに言った。
「ここから雪の国までは走っていけるような距離じゃない。そんな勇み足だと、途中でバテるぞ」
「分かってるっつの!帰って父ちゃんに報告だ!俺は先に帰るぞ!」
「あ、おい!!」
カズラはウシオの忠告もちゃんと聞かずに、走って行ってしまった。その後ろ姿を、眺める2人だった。
「行っちゃったね」
「あぁ・・・」
アヤメが呟く。それに対し、ウシオも呟く。
「でも、Cランク任務か・・・。少し、不安かな」
「それくらいがちょうどいいよ。アイツみたいな感じじゃ、どっかで転けるのは目に見えてるからな。一歩引いたところで冷静に判断できる人がいないと、小隊は崩れる。ただ、怖がってばかりってのも・・・」
「分かってるよ。ただ、初めて遠出するから、少し、緊張してるだけ」
少しどころじゃない、な。
ウシオは表情の硬いアヤメを見てそう思っていた。アヤメの医療忍術や、的確な判断はオチバ班を確実に支えている。彼女はなくてはならない人だ。だがしかし、彼女は緊張しすぎる節がある。これまでだって、やっとDランクの任務に慣れてきたばかりなのに。
「私も、帰るね。お母さんに任務のことを伝えないと」
「あぁ。またな・・・。変に、気負うなよ」
「うん!じゃあね!」
そう言ってアヤメは、カズラが向かっていった方へと走って行った。1人になるウシオ。取り敢えず、弟が待つ家へと、帰ろうと足を踏み出していた。
「ウシオ」
「ん───」
踏み出そうとしていて瞬間、背後から声をかけられる。ウシオは警戒の意も込めて、すぐに振り向いた。
「シスイ・・・。いきなり音もなく声かけるのやめろよな」
「反応はよかったぞ。日々精進だ」
ウシオが振り向いた先には見慣れた顔があった。うちは一族の、瞬身のシスイである。
「ひさしぶりだな。里内で会うのは」
ウシオがシスイにそう告げた。
「お互いに任務があるからな。前ほど会える時間は、減った」
「任務って言うほどのもんじゃないけど、な。お前と比べられれば」
「しかし、任務は任務だ。ちゃんとこなしているらしいじゃないか」
「そう、かな・・・」
ウシオは気恥ずかしくなって、頭を掻いた。それを見たシスイはニヤニヤと笑いながら続けた。
「久しぶりに甘味でも食べに行くか?」
「うーん・・・」
シスイからの提案にイエスとは言わず、少しだけ悩み始めるウシオ。シスイは不思議そうな顔をして、訊ねた。
「どうした?」
「いや、行きたいのはやまやまなんだけど、今日は早めに帰りたいんだよ。弟が、待ってるから」
ウシオの言葉から察したシスイは、微笑みながら目を閉じた。そしてそのまま口を開く。
「ナルトか。今いくつになる?」
「数えで3つだ」
「そうか・・・」
「シスイも、大変みたいじゃないか」
「ん?」
「ほら、一族内で・・・」
ウシオの言ったことに合点がいったらしく、シスイは表情を曇らせた。
「まぁ・・・な」
あの事件以降、うちは一族は危うい立場にあった。過去に九尾を操ったとされる人物が、うちは一族の者ではないか、という嫌疑を向けられているからだ。尾獣を操れるのは、うちはの瞳力あってからこそらしいから、真っ先に目をつけられた。
「俺たちにそのことは関係ない。表では天災として扱われているからな。そもそも、俺たちがやったという証拠もない。実際、本当に誰かが操っていたという証拠もないなからな」
ウシオはシスイの言葉を聞いて押し黙った。ウシオは実際に、操っているところを見ていない。しかし、確かにあのとき、仮面の男が現れた。ソイツが操っていたかは定かではないが、可能性は高かった。
この事は、木ノ葉上層部にしか伝えられていない。ウシオを除いて。
「・・・とにかく、俺は帰らないと。またどこかであったら、修行をつけてくれ。今度はナルトと一緒にな」
「あぁ」
そう言って、ウシオは走って行ってしまった。シスイはその後ろ姿を心配そうに眺めていた。
********************
「兄ちゃん!お帰り!!」
「ただいま、ナルト。いい子にしてたか?」
「おう!当たり前だってばよ!」
自宅の玄関を開いたウシオを待っていたのは、弟のうずまきナルトだった。
「・・・」
ウシオは、玄関の隅に置いてあるコップを見つけた。どうやら、また玄関で待っていたらしい。
「夕飯にしよう。お腹すいたろ?」
だってばよ、か。生まれつきせっかちで早口だった母さんと同じ口癖だ。遺伝子ってすごいな。外見は父さん似だ。二人の間に生まれたオレンジ色。
「ペコペコだってばよぉ。今日はなんなんだ??」
「今日は──────」
靴を脱いだウシオは、ナルトを連れてリビングまで行くことにした。
この家は、三代目から特別に与えられた家だ。前まで三人で住んでいた家は、ナルトのためを思って、四代目の親族と分かるような荷物を三代目に預け、その他は今の家へ送り、売り払った。これは、ナルトが四代目の親族であることで他里に目をつけられないようにするための処置であった。
ナルトは母さんに代わり、九尾の人柱力となった。そのことも関係しているだろう。既に里中にそのことは広がっている。他里に知れ渡るのも時間の問題だろう。いや、既に知られているのかもしれない。
だが、誰にも知られていないことがひとつある。それは、自分がナルトにかけられている封印の鍵を持っていることだ。言った方がよかったのかもしれないが、三代目には、自来也へ四代目から渡されたことしか伝えていない。
全てを伝えることがいいこと、とは限らない。どこにナルトを狙う輩がいるかわからない上に、この状況は、箱と鍵がセットで存在しているようなものだからだ。
俺が、ナルトを守らないと。
ウシオは常にそのことだけを考えていた。だから、今回の長期任務に対して、班員の二人とは違う緊張を持ち合わせていた。
この里でのナルトへの扱いは、薄々気付いていた。まだ小さいナルトでもそれはわかっているだろう。あれほどヒシヒシと伝わる悪意を、感じないわけがない。
人柱力だから。化け物だから。母さんも同じような経験をしてきたのだろうか。いや、してきたのだろう。こうなることはわかっていたが、実際体験してみると、かなり辛い。
「器に、愛を、か・・・」
母さんが嘗て、先々代の九尾の人柱力である、うずまきミトって人に言われた言葉だ。
こんな状況じゃ、それは儘ならないだろうが。
「ん?どうしたんだ?兄ちゃん」
ウシオ特製ラーメンを頬張っているナルトが、不思議そうにこちらを見ていた。どうやら表情が暗くなっていたらしい。
ウシオは取り繕わず、冷静に対処した。
「なんでもない。そうだ。兄ちゃん、今度長い任務に出ることになったんだ」
「どこにいくんだってばよ?」
「雪の国だ」
「雪?あの外にあるやつ?」
「あぁ。その雪だ」
ナルトの目がキラキラと光った。
「一年中雪に覆われてるらしいぞ?」
「へぇ!!」
ウシオは、ナルトにあることないこと吹き込んだ。その度に、表情がコロコロ変わる。それがとてもいとおしく、可笑しかった。
「とにかく、飯が終わったら勉強だ。アカデミーまでにお前を最強にしてやるからな」
「えー?また勉強かよー。実践練習がしたい!」
「基礎が出来ていないヤツは、強さに限度がある。あと一歩を踏み出すためには、当たり前のことを完璧にしなきゃならないからな。再三言ってきたつもりだぞ?ナルト」
駄々をこねるナルトに、ウシオは優しく言った。渋々それに了解し、ナルトは自分の部屋の教科書を取りに行った。ウシオが昔使っていたものだ。
俺の時は、母さんがうるさかった。そのお陰で今があると言える。だからこそ、幼い頃から父さんと修行を行えた。
しかし。
しかし、ナルトは少しだけおかしかった。父と母の子どもとして、確実に忍の才は受け継いでいる。まぁ、勉強はからっきしだが。チャクラを練るなどの実践的なものなら、簡単にこなすだろうと思っていた。しかし、ナルトはそれが下手だった。
有り体に言えば、才能がなかった。これに関してはしょうがないで済まされるかもしれないが、俺は何者かの力が働いている気がしてならなかった。
「体内の九尾が邪魔をしているのか?」
九尾を有しているので、ナルトのチャクラ量は莫大だ。それをうまく扱えないってのもあるかもしれないが、それにも限度がある。分身すらまともに作れないのは、流石におかしい。俺のカンチガイってこともあるだろうが。
ウシオはテーブルの上の食器を片付け、勉強が出来る空間を作った。
「だとしても、今まで、これからやってくことは絶対に意味がある。俺が死んでも、一人でやっていけるくらいにはさせないと」
人は、死ぬ。これは不変だ。だからこそ俺もここにいる。俺だって、この世界でいつ死ぬかわからない。前の世界以上に危険だからな。
最低限のことは教えておこう。そう考えた上での処置だった。結果的に、母さんのやってくれたことは無駄にはならなかった。
その後、一通りの勉強を終え、ナルトは眠りについた。ナルトの寝顔を確認した後、ウシオは自分の部屋へ帰り、任務の詳細を確認し、眠りについた。
雪の国へ行くまで、あと7日。
********************
薄暗い洞窟の中、一人の男に対してひざまづく影が3つ。男は薄ら笑いを浮かべ、手に持っていた写真を握り潰した。
「お前たちに任せてもよいのだろうな?」
男は言った。対し、ひざまづく内の一人がそれに応答した。
「はっ!我ら雪忍にお任せください、ドトウ様」
「そうか。・・・・・・くくっ。これで、この国は俺のモノだ。待っていろ、早雲。貴様の全てを奪う」
灯籠の妖しい光が辺りを照らす。ドトウと呼ばれた男の顔は、それによる陰影も相まって、非常に不気味になっていた。
みなさま、どうも。zaregotoです。
お久しぶりです。
リアルでの忙しさが途切れることを知らず、いつの間にか3ヶ月です。さらに、スマホの調子が悪く(普段はスマホから投稿しています)、スラスラと文字を打てないような状態になっていました。現在も同じような状況ですが、リアルでの忙しさが収まりだしたので、書こうと思いました。
さて、今回ですがぶっちゃけ思いつきで物語を書いてきました。本来はこの話を挟む予定はなく原作のストーリーに準ずるつもりでした。
というのも、私がナルトの映画を一気見したからです。割りと好きなんですよね、無印(少年篇)の頃の映画。なので、これから映画の内容も含めた上でストーリーを進めていこうと思います。
ナルト好きの人なら「雪」と言われれば、なんのことか分かると思いますが、あえて次の後書きで書こうと思います。あ、雪の国篇は3話ほどで完結する予定です。
それでは皆様、長い間お休みしてしまい大変申し訳ありませんでした。これからは、と言ってもまだ忙しいことにはかわりないのですぐに投稿、というわけにはいかないと思いますが、お付き合いください。