World trigger〜Strawberry grim reaper〜   作:鵺鵠とも

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ども!私です!苦手な戦闘回です。頑張りました…。

ここからは余談ですが、ラブライブ!サンシャイン!!の声優さんたちのニコ生見てて改めて声優ってスゲェなと思いましたねぇ…。

あ、では、本編どうぞ!


黒崎一護 ②

 

『対戦ステージ「市街地A」C級ランク戦 開始』

 

 

選ばれたステージは、市街地A。ランク戦で1番よく使われ、攻撃手、射手にとっては有利で狙撃手には不利なステージとされている。

 

そんなステージへ光に包まれながら転送された2人。転送先は、周りにビルが建ち並び、歩道橋なども設置されている道路だった。お互いの距離は約15メートル程。

 

「そうだ、お兄さん名前は?」

 

「黒崎一護だ。お前は?」

 

「緑川駿だよ。よろしく」

 

簡単な挨拶を済ませると緑川はスコーピオンを、一護は弧月を構える。そこには静かで乾いた空気が漂っていた。

 

その空気の中、先に動き出したのは緑川。左右に動きながら走り出し、スコーピオンを振るう。それを一護は動じることなく後ろに下がりながら軽くいなしていく。

 

さらに、緑川の攻撃の速度はどんどんと上がっていき、それに比例して一護の反応速度も上がっていっていた。

 

しかし、枝刃、もぐら爪、今使える技術を使っても1度も攻撃が当てることが出来ないことにイライラして段々と荒っぽい雑な攻撃になっていった。

 

普段滅多にしない受け太刀をしている一護は、いなす強さを上げ、緑川のバランスをずらして横に一閃───。緑川の上半身と、下半身が綺麗に分かれると再び光に包まれ緊急脱出していった。

 

 

『ランク戦 終了 勝者 黒崎一護』

 

 

圧倒的な力の差を見せつけられた緑川。そもそもスコーピオンと弧月を同時に振るって同等かそれ以上の剣速というのが既におかしい。そして、一護は本気を出してはいなかった。

 

「…くそーやっぱり勝てないかー…」

 

「まだ中学生ぐらいなんだから気にすんな。おめぇはまだ伸びるだろうからな」

 

そう言うと緑川は一護という新しい目標のように強くなるため、色んなやつとランク戦をしに走って行った。

 

いやー…アイツまぁまぁ強かったな…。帰るか…。えっと…どこ行きゃいいんだっけな…。確か玉狛支部?だっけか、はぁ…探しに行くか。

 

* * * * * *

 

いや、玉狛支部着いたけどよ…本部と違って何ていうかちっさくてボロっちぃな。お、水の上に建ってるじゃねぇか、スゲェな。まぁいいや、さっさ入ってゆっくりするか。

 

「ちわーす」

 

扉を開けるとそこには───カピバラとその上に乗っている子供がいた。

 

「お?しんいりか…」

 

いやまぁ新入りっちゃ新入りだが、なんだこいつ…カピバラ?それになんだこのガキは。その時、2階からバタバタと足音がしてきて

 

「え?あれ、もしかして黒崎一護くん?もうそんな時間なの?ちょっと待ってね!」

 

とメガネを掛けた少女が言い、再びバタバタとどこかの部屋に入っていった。

 

 

 

何だかあの人忙しそうだな…そう感じた今日この頃だった。

 

 




よし!やっと書けた…。戦闘描写は本当に難しいですよ…前作のよりはマシだと思いたいです(切実)

次回は、玉狛支部中心のお話ですかね。多分。
では、また次の話数で!

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