鍵穴「投稿が遅れてしまい、大変申し訳ありません!」
大路「作主として最低な事をしたなお前は」
鍵穴「この分を巻き返す為、次回はいつもより早く投稿しますので許して下さい!」
大路「それでも許されんぞ」
鍵穴「はい……」
大路「まぁ、この通り作主も反省してるからお許しください」
鍵穴「それではどうぞ!」
雪ノ下家に着いた俺たちは、使用人として働いている人達に、
「お帰りなさいませ、陽乃様、雪乃様、夏樹様、若旦那様、八幡様、小町様」
と言われた。というかなんで俺若旦那と呼ばれているんだが。何故かと雪ノ下さんに聞いても顔を真っ赤にして聞いてくれなかった。?
取り敢えず一同は広間に向かい、扉を開くと垂れ幕に、
『若旦那様、お帰りなさい』
と書いてあり、更に謎が深まるばかりで頭を抱えた。因みに雪ノ下さんは頭から湯気が出てきそうな程、顔を真っ赤にしていた。それを見ていた雪ノ下と夏樹はニコニコとしていた。お前らがやったのか………
席に着いて、一応元に戻った雪ノ下さんが指揮をとる。
「それでは、大路のおかえりパーティーをします。音頭は大路にとってもらいます。それじゃあ大路よろしく」
「え」
いきなり音頭を任されてしまった俺。やめて下さいよ雪ノ下さんマジて無理。………頑張るしかないか………
「えー皆さん、今回は私のためにわざわざ企画、準備をして下さりありがとうございます。お礼と言っては何ですが、土産話はできる限り話そうと思います。それでは、自分のことではありますが、私、比企谷大路の帰省を祝し、また皆さんのこれからの人生の幸運を願って、乾杯!」
「「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」」
俺の弟と妹、雪ノ下家の両親と3姉弟と使用人が乾杯し、それぞれ手に持っていた飲み物を飲んだ。飲み終えたらコップを置き、俺に向かって拍手をしてくれた。それに対して俺は全体を見て、頭を下げた。すると拍手はやみ、話し始める。俺は息を吐き、こう思う。
……分かるんだよなー俺はこの後雪ノ下さんの両親に声をかけられるのが………
「お久しぶりだね、大路君」
「お久しぶりね、大路君」
「……お久しぶりです、春樹さん、冬乃さん」
はい、予想的中ー。
あの3姉弟の両親、雪ノ下春樹さんと冬乃さんだ。
「先ほどの音頭は素晴らしかったよ」
良くもないのに俺を称えるところが嫌だ。何か裏があるのではと思う、というかそれしかない。
「そんなことはありません」
「謙遜はしなくていいよ、それでどうだった、留学した感想は?」
「それはまあ初めての事が多くて大変でしたよ」
特に執事がな!
「まぁ、元気でなによりだよ」
……さてと、社交辞令はここまでにして、一年前のことに関して色々お話しないといけないかな。あの事についてどう思うのか、そしてこれからどうするのかを。
「……あの、俺がロシアに行ってから八幡が交通事故にあったらしいですか、その事について、お話していただけないでしょか?」
「「!!」」
俺はなるべく笑顔で言った。たとえ八幡が犬を助けようとして車道に飛び出したものの、車に轢かれてしまったからな。しかもその車が雪ノ下家の車だからねぇー。理不尽だが、正直、キレてる。
「………」
春樹さんと冬乃さんの顔が青ざめている。どうしたんですか?
「どうかしました?」
「い、いやなんでもない。そうだね、少し場所を変えて話そうか」
「分かりました」
そうして俺は、春樹さんと冬乃さんについて行った。
鍵穴「キレましたね、大路」
大路「それはそうだろ、八幡が轢かれたんだからな」
鍵穴「この後はどうなるんでしょうか?」
大路「それは次回分かるな」
鍵穴「そうですね」
大路「……次回はいつ出す?」
鍵穴「……最低でも月曜日までは……」
大路「言ったな?」
鍵穴「言いました!」
大路「という事なので月曜日までお待ち下さい」
鍵穴「それでは次回もよろしくお願いします!」