GOD EATER~神々の黄昏~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
スランプになってはや一年近くの時が‥‥‥‥
はい、更新できずすみませんでした!!
それから短く雑ですみません!!
それでは最新話どうぞ!!
◇贖罪の街
「…これでラスト!」
〔グギャアアアア〕
世果と同じ見た目で鞘が青と水色の剣を空からオウガテイルに叩きつけた少年……ヤマトは周りを警戒しながら地面に着地した
「…ふぅ~」
『『お兄ちゃーん!(ヤトー!)』』
一息付き、世果と類似の剣をしまうと遠くからヤマトを呼ぶ声が聞こえ、ヤマトが振り向くと手を振るオレーシャとナナの姿があった
「…此方、ヤマト。これから帰投する」
『お疲れさまです。お帰りをお待ちしてます』
二人に手を振り、イヤホン型通信機で極東に連絡しながら二人の方に歩くヤマト…
ヤマトとオレーシャ、ナナが大量のコンゴウ種と戦ってから既に一週間……ヤマト達は三日前から任務にでられる用になり、いつもの生活に戻っていた
「お兄ちゃん、お疲れさま!」
「ヤマト、おつかれ!」
オレーシャとナナの二人が走ってきてその後ろから赤い帽子に銀髪、アクアブルーの瞳、学生服風の赤と黒い服に赤いスカートの美少女が周りを警戒しながらついてきた
「……」
「…もう、アリサったら警戒しすぎだよ!」
「私は当然のことをしているだけです!貴方達は警戒しなさ過ぎです!!」
美少女の名はアリサ。アリサ・イリーニチナ・アミエーラ。ロシア支部から二日前に赴任してきたばかりの新人でこの二日間で既に極東支部の神器使いからは嫌われていた
「別に警戒してない訳じゃない…ただ、俺達3人は気配に敏感でこのくらいの警戒度でも補足される前に身構えることができる……それだけ」
ヤマトがそう言うがアリサは全く理解できない見たく何も言わずにその場を去っていった
「……俺たちも戻ろう」
「うん、お兄ちゃん!」
「う、うん…そうだねヤト…」
ヤマトの言葉にナナは元気良く頷くがオレーシャは先を歩くアリサを表情を暗くしながら見つめていた
極東支部 エントランスロビー
「ただいま、帰還しました」
「お疲れさまです、ヤマトさん、オレーシャさん、ナナさん。あちらにエリナさんが来てますよ」
ヤマト達が極東支部に戻るといつも通りにヒバリが出迎え、更にはヤマト達に客…エリナが来ていることを伝えてくれた
「ありがとうございます、ヒバリさん」
「あ!お兄ちゃーん!」
「お、おっと」
ヒバリからエリナが来ていると聞きエントランスの階段を上るとエリナがヤマトに向かって走りながらジャンプして抱きついてきた
「エリナちゃん、階段で飛び込んでくるのは危ないよ」
「エヘヘ、ごめんなさい」
エリナはヤマトに謝りながらも反省しているようには見えていなかった
「お前達、戻ったか‥‥その様子だとお前達三人に三日間熟して貰った任務はリハビリにもならないようだな」
「ツバキさん、お疲れ様です。そうでもないですよ‥極東からロシアの間で野良狩りしてたよりは大分鈍ってましたし具現の練度も少なからず二割近く落ちてました‥‥今の僕ではスサノオやウロボロスなどの大型禁忌種は倒せないと思いますよ」
「それほどまでに落ちているのか?‥‥‥早めに全力を出せる様にしておけ‥‥何かが起きてからでは遅いからな」
「勿論分かっています。なるべく早くこの鈍りを取り除きます」
「期待している」
ツバキは少し微笑むとヤマトと別れエレベーターに消えていった
「ねぇ、ヤマトお兄ちゃん?具現ってなに?」
ツバキと話してる間ずっと静にヤマトに抱きついていたエリナがツバキとの会話で聞こえた「具現」について聞いてきた
「具現ってのは想いの力を形にしてこの世界に顕現させる‥‥‥自分のイメージを形にして奇跡を起こすってことだよ」
「うっ、ヤマトお兄ちゃん‥なに言ってるか分からないよ~難しいよ」
「エリナちゃんには難しかったね。でも、エリナちゃんにはいつか必要になるかも知れないから今は頭の隅にでも置いとけばいいよ」
「う、うん」
ヤマトの話を理解できないでいたエリナ‥‥そんなエリナの頭を撫でるヤマト‥‥エリナの頭を撫でるヤマトの顔はレクイエム使用後からナナやオレーシャ、エリナの前でしか見せない程の微笑みだった
続く