黄金週間はレールを渡って殺意の旅   乗り鉄探偵南 達仁短編俊作集パート2   作:新庄雄太郎

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北海道連続殺人旅行

夜の上野駅、達仁と穂乃果とことりと花陽と一緒に、北海道へ旅行するのだ、そこへ、4人の女の子が達仁達に近づいてきた、

「あっ、香澄ちゃんたちだ。」

「あっ、達仁君だ、白浜以来だね。」

「うん。」

「沙綾ちゃん、その人は誰なの。」

「りみちゃん、達仁君だよ、特急くろしおで会ったじゃない。」

「そうか。」

「この3人は、初めてだよね。」

「私、高坂穂乃果。」

「私は、南 ことり。」

「私は、小泉花陽です。」

「そして、こちらが花園たえちゃん。」

「こんな、黄金週間で旅行するのは楽しいよね。」

「うん。」

「俺達もどんどん鉄道旅行が楽しくなってきたよ。」

「オーッ。」

そう言いながら、俺たちは北海道へ旅立った。

達仁と穂乃果と香澄達は、上野から常磐線周りの寝台特急ゆうづる1号青森行に乗った。

達仁達は、寝る支度をしていた、穂乃果とことりと花陽達は「おやすみ」といってベットにもぐりこんだ。

 

そして、八戸で朝を迎えました、列車の車内放送が流れた。

「皆様、お支度の準備はお出来でしょうか、後10分ほどで、終点の青森です。」

「さぁ、そろそろ降りるぞ、もうすぐ青森だ、青森からは青函連絡船に乗るんだぜ。」

「うん。」

「私、北海道の列車、初めてなんだ。」

「そうか。」

あおもりー、あおもりー、終点青森です、お疲れ様でした。

達仁達は、青森駅に下車した、若い観光客や里帰りの人で、ほぼ満員の列車から吐き出された乗客は、青函連絡船に乗るために、長いホームを小走りに、歩いて行く。

 跨線橋に上がると、窓から、連絡船の特微のある煙突が見えた。それが、手に取る近さに見えて、香澄は、思わず、

「船だわ」

と、叫んでいた。

 

達仁達は、青函連絡船八甲田丸に乗った。

ことりと穂乃果は潮風にあたりながら、津軽海峡を眺めた。

ブーッと八甲田丸の汽笛が鳴った。

3時間50分を八甲田丸の旅を終えた達仁と穂乃果とことりと花陽と香澄と沙綾とりみとたえ、いよいよ北海道へ

出発点は、北海道の玄関、函館駅、達仁達は、函館から根室本線経由の特急おおぞら3号に乗って、釧路へ、

午前9時40分釧路行の特急おおぞら3号に乗った、私がおおぞら3号に乗るのは3回目です。

函館を発車し、長万部、洞爺、東室蘭、登別と、停車していく。

「うふふふっ、うわーっ。」

達仁達は、会話をしながらお菓子を食べたり、車窓を楽しんだ。

特急おおぞら3号は、石勝線に入った。

「いよいよ、釧路ね。」

「うん、釧路はいいよ、湿原が見頃だよ。」

終着の釧路に着いたのは、19時15分、午後7時15分だった。

達仁は釧路湿原へ見に行くとここで下車。

 

午後7時半、見回りに来た車掌は、お客を起こそうとした、その時。

「お客さん、お客さん、終点釧路ですよ、起きて下さい。」

とその人は、すでにナイフで刺されて死んでいたのだ。

「うわわーっ。」

と車掌は、慌てて走り出した。

 

次の日、達仁と穂乃果と香澄達は釧路湿原へ。

「じゃあ、撮るよ。」

りみは、達仁達と記念撮影しました。

釧網本線に乗った達仁と穂乃果と香澄達は摩周湖へ。

 

摩周湖

「わおっ、眺めがいいね。」

達仁と穂乃果とことりと花陽は、香澄に写真を撮ってもらった。

りみは、人が浮いてるを見た。

「人魚かな。」

花陽とりみは、驚いた。それは男の水死体だった、花陽とりみは悲鳴を上げだ。

25分後頃、北海道警察の橘警部が現場に到着した。

「警部、被害者は中島弘さん17歳です。」

「あなたが発見者ですね。」

「はいっ。」

「えーと、牛込りみさんと小泉花陽さんですね。」

「花陽ちゃん、大丈夫なのか。」

「うーむ、さはり昨日、釧路駅で起きた事件とは手口が違いますね」

「たぶん、溺死だと思います。」

「溺死か。」

達仁達は、現場を後にし、次の旅路に出た。

 

富良野

ファーム富田に来た香澄と穂乃果達は、花畑を回ったりしていました。

一方、穂乃果とことりははじゃがバターやゆでアスパラ等を食べていた。

達仁と香澄と花陽は、ラベンダーラムネを飲んだ、

「うーん、ラベンダーの香りがする。」

「本当だ。」

「ねぇ、達仁君、摩周湖で起きた、殺人だけど犯人は誰なのかな。」

「そうだな、摩周湖の事件は絞殺して溺死した。」

「そうか、犯人はこの中にいる、絶対に。」

 

小樽

次の日、達仁達は小樽運河と鉄道記念館へ

「うわーっ、いろんな列車がいっぱいだ。」

達仁は、カメラを持って穂乃果とことりと花陽と香澄とりみと沙綾とたえと記念撮影した、これで楽しい北海道の旅行の思い出になりました。

達仁は、りみと花陽と推理をした、犯人は小樽で見つけた。

「あなたが、連続殺人の犯人だったな。」

「あっ、くくっ、お前は一体。」

「南 達仁、探偵さ。」

犯人は、ナイフで花陽を人質を取った。

「動くなっ!こいつがどうなってもいいのか。」

「誰が助けて—ッ。」

達仁は、犯人を倒した。

こうして、犯人は橘警部に逮捕され、俺たちの北海道旅行はサスペンスな旅行になった。

 

帰りは17時出航の青函連絡船大雪丸で青森へ向かった。

穂乃果とことり達はは北海道に別れを告げだ。

「さよならーっ、またいつか来るからねーっ。」

香澄達は、ドキドキした旅行だった。

そして達仁達は青森駅で21時10分発のゆうづる6号で東京へ帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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