マギア☆メモリーズ   作:弓洲矢善

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7話

 

 

「っは――ッ――はぁ――ッ――はぁ――ッ!」

 

走る。

逃げる。

必死に駆ける。

 

奴らの誘いに応えるまでもなく、ただあの場から立ち去りたかった。

悪魔討伐に乗るか否かよりも、さっさとあの場から逃げたかった。

突拍子も無い話に、そしてワケもなくわたしを誘う織莉子とキリカ。

全てが気色悪く、理解不能で、只々逃げたかった。

 

 

****

 

 

そして人気の無い廃ビルにて。

 

「は――っ――はぁ――っ――ッはぁ――」

 

全力で逃げたんだ。

息が荒くなら無いワケがない。

胸の鼓動が早まって、そして痛い。

整うはずもない息と鼓動を堪え、後方を確認すると、

 

「――っはぁ……」

 

誰も居ない。

そして誰かが追ってくる気配も無い。

 

――よかった。

 

「撒けたぁ……」

 

 

 

「――何方を撒けまして?」

 

 

 

「――ッ!?」

 

丁寧で、無機質で、冷ややかに透き通る声。――に振り向くと、そこには――

 

「酷い子ね。無視して走り去ってしまうなんて……」

 

「君は余りに不敬に過ぎる。白ウサギ君」

 

――さっきまでわたしが向いていた場所に、"奴等"が立っていた。

それも、魔法少女に変身済みの、臨戦態勢で――

 

「――ぁ――ぁぁあ――っ」

 

――何故だ。

わたしはあんなにも、必死にここまで逃げてきた――!

なのにこいつらには寧ろ、わたしを卑称で罵倒する余裕さえも見られる――!

 

「――さて、では改めてお聞きしようかしら。わたし達に乗るか反るか、を」

 

「覚悟を決めると良い。これは織莉子の最大の慈悲だよ。次は無い」

 

――いやだ。

――こわい、こわいこわいこわいこわいこわい。こわい!――

 

「――っあ――ああ――あ――」

 

――わたしに、きくな――

 

「ああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

 

堪えられなくなった恐怖の叫びと共に、水晶の拳銃を手に奴等へ駆ける。

 

――もう殺してしまえば良い――

だったらもう、こわい思いしなくて済む――!

 

――けれど、そうしたとして、"悪魔"は?――

 

「ぁぐ――ッ!?」

 

背に鈍痛。

うつ伏せに倒れるわたし。

 

――何時攻撃されたんだ。

奴等に攻撃する素振りは見えなかった――!

 

「――!?」

 

居ない。

先ほどまで、奴等が立ってた場所に奴等が居ない――!

 

「――遅いッ!」

 

迫る甲高い声。

そして、

 

 

「ッぅぐぁぁぁぁぁああああアアアアアアアアアアアアアアア――――――!?」

 

 

痛みが背を引き裂く。

 

「ッははははははハハハ――ッ! 白ウサギらしく甲高く発狂したかと思えば随分ノロマじゃないか!」

 

引き裂くように甲高く嗤う声と共に、尚も背に斬撃が浴びせられる。

 

「ッぁあああ――あああああアアアアアっ! あああああああああああああ――ッ!」

 

「これじゃあ白ウサギじゃなく白アリかな!? さあ見せてくれよ! もっと見せてくれよォッ! 惨めに虫みたいに逃げおおせるそのザマを! もっと見せてくれよォッ!!」

 

容赦なく斬撃を浴びせられる中、鉄っぽい臭いが鼻を刺す。

痛みがわたしの背を炙る。

 

――痛い痛い痛い痛い痛いいたいいたいいたいイタイイタイイタイイタイイタイ――!

助けて助けて助けて助けて助けてたすけてたすけて――!

 

「あははははハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ――! こんだけやっても死なないってやはり魔法少女の体って面白いなァ! これは四肢を捥いでも死ななさそうだ! もしかすると腸根こそぎ奪い去ってしまっても蛆虫みたいに生きてるかもしれないね! ははははははははははははははははハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!」

 

罵詈雑言と共に痛めつけられ続け、いつしか痛みすら感じられなくなってしまった。

あるのは、背中を焼く熱のみ。

 

――もう、やめて、許し、て――

 

「――キリカ」

 

「うん?」

 

「"そろそろ"、よ」

 

「あぁ、分かったよ。 やるんだね?」

 

織莉子の一声で、キリカの嬲りが止められた。

が、

 

「――――」

 

分かる。

わたしの後ろに、膨大な魔力が込められつつあるのを、ソウルジェムの反応で感じ取れる。

 

――わたしは、助けられたわけじゃない……。

寧ろ、これからわたしは――

 

「ごめんなさいね、詩織さん。貴女に恨みは無いけれど――」

 

 

「――こうする事が、"定め"だから」

 

 

――わたしは、裁かれる。

理不尽な審判を、コイツによって下される。

込められた魔力の量から、わたしのソウルジェムが無事で居られる保証はとても出来ない。

 

「――天命を告げる彗星よ、栄光の名の下に彼

者に裁きを下さん――」

 

――ああ、死ぬんだ。わたし。

実質たった一週間程度の命で、わたしは終わっちゃうんだ。

 

「っ――ぅぁ――ぁぁああ……」

 

いやだ……。

もっと、生きたい……。

マミさんと杏子、さやか、あすみといっしょにもっと生きたかった……。

やだぁ……っ……。

 

「――グローリー・コメット」

 

掛けてもらえる慈悲なんか無いまま、"彗星"が落とされる。

わたしの怨嗟になんて省みる事なく、魂ごと圧殺せんとする。

 

 

 

 

――そして、背中に轟音が響き渡った。

 

 

 

「――?」

 

――おかしい。

 

「――ぁ……?」

 

刹那の刻であろうとも、どれだけ待とうとも、わたしの意識が消える事は無かった。

 

「ぁ……れ……」

 

――生きてる。

わたし、まだいきてる。

 

「へェ……。全員集合と言う訳か」

 

キリカが告げるその言葉に、重い首を振り向かせると――、

 

 

 

 

「――貴女達、何をしたか分かっていて?」

 

 

 

 

織莉子とキリカに銃口を向けるマミさん、剣先を向けるさやか、槍を構える杏子が居た。

 

「……美樹さんは詩織さんの治療を、そしてあの黒い奴から詩織さんを守って」

 

「言われなくたってそのつもりだよ……!」

 

「……佐倉さんは、私と一緒にあの白い奴を」

 

「あァ。ぜってー潰す。――いや、ブッ殺す」

 

傷だらけのわたしに、治癒術が掛けられる。

たちまち、待つ事も無く、一瞬で癒えた。

最初から傷なんて付けられていなかったかのように。

 

「――ぁ」

 

――ああ……よかった……。

助かった……。

 

「っ……ぅぁあ……っ、……ぁぁぁぁああああっ……! うわああぁぁぁ……ん……!」

 

「頑張ったね……。よしよし……」

 

抱きついて号泣するわたしに抱き返し、撫でるさやか。

 

――こわかった……。

さっきまでのわたしの心が、一瞬で解された。

 

「――もう一度お二人に問うわ。貴女達、何をしたか分かっていて?」

 

奴等に問いかけるマミさんの声が、マミさんの様には聞こえなかった。

とても静かで、けれど重苦しい……。

 

「えぇ、それは重々……。けれど先に手を出してしまわれたのはそちらの子でなくて?」

 

「でも、ここまでする必要は無いわ」

 

「わたし達も怖かったんですもの……」

 

「4対2で余裕ブチかましてられて何がコワいだよ。ホラ吹いてんじゃねえよ」

 

「煩いよ狂犬。キミ如きが織莉子に口を利くんじゃない」

 

「狂犬にマジレスされてんじゃねえよ、テメェこそ黙っとけどマヌケ忠犬が」

 

「貴様……ッ!」

 

「キリカもそろそろやめて頂戴」

 

「う……あ、ご、ごめん……」

 

 

「……確かに、少々おイタが過ぎましたわ」

 

「お? やっぱ多勢にはブルっちまうか?」

 

「いいえ。貴女方程度なら、例え4対2だったとしても一瞬で葬れます」

 

「随分自身がお有りの様ね」

 

「えぇ、何せわたし……『未来を識る事』が出来るのだもの」

 

――未来予知。

それが、織莉子の固有魔法――!

 

「なら残念だったな。コイツ……人の魔法を真似出来るんだぜ?」

 

「えぇ、それもビジョンでお伺いしてるもの」

 

「なら何で……」

 

「だったら実際、今詩織さんはわたしの魔法が使えて?」

 

――あ。

 

「――っ」

 

……首を横に振った。

真似をしようとも、そもそもどう真似をすれば良いかが分からない。

 

「……"ビジョン"はわたしにしか見えていない。そしてわたししか識る事が叶わない。佐倉さんも、詩織さんに魔法は見せた事無い筈でしょう?」

 

「――テメェ、ソレすら知ってるって事は」

 

「えぇ。ハッタリでも何でもなく本物です。そして詩織さんは、所詮"視て記憶する"事しか出来ないのよ」

 

織莉子の魔法は、何らか形として現れる事はない。

形として現れる物を見る事なんて無い以上、織莉子の魔法を真似する事は出来ない……。

 

「さて、過剰防衛については申し訳なく思っております。その印に――」

 

「……グリーフキューブ」

 

マミさんの手に投げられた。

量からして、さやかがわたしに使った治癒魔法分の浄化が出来るであろう程。

 

「そしてこちらも……」

 

更にわたしへも投げられた。

 

「さて……詩織さんには既に告げた通りですが、わたし達の目的はなにも詩織さんを殺害する事ではありません」

 

「……さっき殺そうとしてたわよね」

 

「殺そうとすれば、貴女方が来ると"識った"ので」

 

「――ッ」

 

ありったけの憎しみを込めて、織莉子を睨みつける。

生きていてこんなにも腹が立ったのは初めてだ。

どんなにわたしが怖かったものか……。

 

「わたし達の目的は、この世を浸食する悪魔を討伐する事」

 

「そして織莉子は君達をその部隊として迎え入れようと言う訳だ。有難く光栄に思うと良い」

 

「……ちょっと待ってよ」

 

さやかが奴等ににじり寄る。

 

「あんた達、未来予知出来るんじゃないの?」

 

「えぇ、視えるわ」

 

「……あたし達がなんて答えるかも、既に分かってるんじゃないの?」

 

……言われてみればそうだ。

織莉子の中のビジョンでは、既に彼女への返答が視えている筈。

誘うべく問う事自体、無意味な筈……。

 

「察しが良いのね。美樹さやかさん」

 

「うん、よく言われる。それに……あんた達に乗ったとして、本当に"アイツ"を倒す事なんて出来るの?」

 

「……?」

 

"アイツ"……?

 

「ですから、貴女方と共に悪魔を亡き者にしようと――」

 

「――冗談じゃない! だったらその"視えてる未来"とやらをあたし達にも見せてよ。自分にしか視えない情報通だって事をいいことに、あたし達を使い潰す事だって出来るでしょ!?」

 

「――」

 

冷ややかさを隠しきれずとも被ってきた柔和な表情と言う仮面が、ここで剥がれた。

今の織莉子には、表情が無い。

 

「――さすが美樹さやかさん。嘘つきには敏感ですこと」

 

「よく言うわ。こうなるって事分かってたクセに」

 

「えぇ、ですから貴女方を誘いたかった訳ではありません」

 

「は――」

 

さやかの表情が固まる。

マミさんも杏子も、同じく……。

 

「――"警告"を告げに来たのよ」

 

「ッ――!?」

 

コイツ……!

要は力の誇示と共に脅しに来たって事か……!

 

「――あんた――」

 

「『悪辣過ぎる』と言いたいんでしょう?」

 

「っっッッ――!!」

 

歯を軋らせるさやか。

微笑みを返したうえで織莉子は、

 

「それでは、二度と出会う事の無い様、そしてわたし達の道に今後二度と立ち塞がらない事を願うわ」

 

 

「――天使さん」

 

「――そしてもう一人、いずれ復讐者となる少女――」

 

 

****

 

 

あれからマミさんの家へ。

何故わたしを助けに来てくれたかについては、待ち合わせ場所に来たさやかだったが、いつまで経ってもわたしが来ないのを不審に思い、マミさんと杏子を呼んでくれたとの事。

……それすらも、織莉子の掌の上だったが。

 

「マミお姉ちゃんも杏子お姉ちゃんもひどいんだから! 宿題を家に忘れた〜とか言って、あすみをゆまの家に置いてっちゃうんだから!」

 

多分杏子辺りが提案した言い訳だろう。

おそらく、わたしが酷い目に遭ってると心配掛けない為の大嘘だ。

 

「ちょっと聞いてるの!? おねえちゃんっ!」

 

「うん、うん……。寂しかったね……」

 

「違うもんっ。あすみ、ゆまのお爺ちゃんにご飯食べさせてもらったも〜ん」

 

「あ、そっか……」

 

「うん! あすみ、おねえちゃんと違って大人だもんっ」

 

と、胸を張るあすみへ、杏子と緑髪の少女――千歳ゆまが、

 

「アホかおまえ。お前ゆまとはしゃいでたらしいじゃねえか。な〜? ゆま」

 

「うん! キョーコ!」

 

「ばっ……! あ、と、年上のあすみが遊んであげただけだもん!」

 

「……ゆまと一緒で、たのしくなかったの……?」

 

「う……、た、楽しくなくもなかったわ……」

 

「キョーコ! あすみみたいなのをチョロいって言うんだよね!?」

 

「へへっ、まあな」

 

「う、う〜! もぉ〜! マミお姉ちゃんのとこにつまみ食いしてくる!」

 

「あ! ゆまもゆまも!」

 

「あ〜……知らね〜ぞ〜……」

 

 

「こら〜っ! あすみちゃん! ゆまちゃん!」

 

「きゃ〜っ」

 

「わ〜!」

 

「へっ、ざまあねえ」

 

 

「……」

 

……そんなあすみとゆまと、追う杏子の様子を眺めていると、さやかが、

 

「雪音?」

 

「うん……?」

 

「もう大丈夫……?」

 

……メンタル面が、だろう。

 

「……うん」

 

「……よかった……」

 

……完全に大丈夫、と言えば嘘だった。

正直、今も織莉子達の掌の上なのだと思うと……怖い。

けれど彼女達の言う通り、彼女達に関わりさえしなければ、こちらももう怖い思いをしなくて済む……。

それにさやかが言ってた通り、予知だと告げられる未来の全てが本当とは限らない。

そう思わなければ、正直やってられない。

 

……それから……、

 

「天使に、復讐者」

 

「――っ」

 

前者はさやか、後者はわたしに向けて呼んだ名だが……、

 

「……さやか、身に覚えってある……?」

 

「――そんなの、知らない」

 

――憎しみ。

答える彼女の瞳には、彼女らしからぬ、憎悪に燃える色が浮かべられていた。

 

なら、よっぽどの事か。

敢えて織莉子の言葉に倣うならば、さやかは神の使い――と言った所だろうか。

とは言えさやかにそんな様子も素振りもなく、ソウルジェムの魔力も普通の魔法少女の物だ。

 

あとは……。

 

「――復讐者」

 

わたしが何に復讐しようと言うのか。

昔のわたしがその様な憎悪を滾らす人間だとでも言うのか。

 

「……っ」

 

……けれど、悔しいかな。

そうなるであろう自分を否定できないわたしが居る。

それに――

 

『――コロ――しテ――』

 

――今朝に見たあの夢。

そもそもアレが誰なのかはわからない。

わたしなのかもしれないし、わたしでないのかもしれない。

けれど、どうしても他人にも思えない。

まるで、わたしの様にも感じられるし、わたしでない様にも感じられる。

妙なあの生々しさが、"復讐者"となるわたしを否定出来ずに居た。

 

「……大丈夫だよ。あんたが心配する様な事になったら、マミさんも杏子も連れて目覚まさせてあげる」

 

「……」

 

そんな事になったら、またマミさんやさやかに迷惑が掛かる。

だったらわたし、強くなってはいけないのではないか?

けれどそうでは、今日の弱いわたしみたいに完膚なきまでに叩きのめされ、また皆に迷惑を掛ける。

ただ恐怖に怯え、助けを待つしかない。

 

――ならばいっそ、わたしなんて居ない方が――

 

「あーもう!変な事考えない!」

 

「か、考えてない……!」

 

「いいや考えてる! そんな顔してる子の大体がヤバいって、あたし知ってるんだからね!」

 

「もー決めつけて……」

 

「とにかく! 強くなっちゃってから雪音がおかしくなっちゃえば目覚まさせてあげるんだから、今のうちに気にせず力蓄えとけばいいの! それで織莉子とか言うのに痛い目見させてあげなよ!」

 

「でも……、織莉子って予知能力者だよ?」

 

「未来予知が相手だからって勝てない道理は無いでしょ?」

 

「……根拠は?」

 

「うん! 適当に言った!」

 

「はあ!?」

 

こ、こいつ!

人が真剣に悩んでるのに!

 

「……このぐらいで良いんだよ。鬱入って悪循環入っちゃうより、気楽めに考えた方が、さ」

 

「……あ」

 

気付けば、彼女の快活……それでいて優しげな声色に、鉛の心をふんわりと軽く解されていた。

 

「それに、あんな死んだ様に生きてる奴になんて負ける気しないじゃない? な〜にが未来予知よ! クソ脚本に動かされる棒読み作家かっつーの! 自分だけの意思で動けっての!」

 

「……ぷははっ」

 

「な、何よぅ」

 

何か、良い意味で馬鹿らしくなった。

漏れ出す笑みを堪えられなかった。

 

「癒された。ありがと」

 

「…… うんうん! これからもさやかちゃんセラピーを遠慮なく受けてくれたまえ!」

 

「は〜い。さやかせんせ」

 

「あたしに先生付けって何か嫌味に聞こえるんだけど」

 

「ううん、さやかちゃん先生。いや……さやか先生ちゃん? さやかちゃんさん?」

 

「絶対嫌味でしょ〜! この〜!」

 

「ぬふふっ」

 

 

「みんな〜、ご飯出来たわよ〜」

 

 

「……じゃ、ゴチになろっか。雪音」

 

「うんっ」

 

「あ、今度遊ぶときは今度こそまどかも連れて遊ぶんだからね!」

 

「うんっ……!」

 

 

この子達となら、これからもわたしのたいせつな"記憶"を……思い出を作れそうだ。

 

「……ふふっ」

 

なら、わたしは幸せなのかもしれない。

不幸なんてなく、織莉子の言う様に"復讐者"に堕ちるつもりも、どこにもない。

これからもわたしは、この子達と一緒に生きるんだ。

 

……暗い未来でなんて、終わらせない。


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