なので、文もかなり強いですよ。今回初めて使うオリジナルの技もありますし。
suryu-さん、お気をつけなはれ。
では、第七十八話をどうぞ。
Side文
私が我を忘れてカロに突っかかり、止めに入った兄さんによってぶん投げれたあと。私は空中を物凄いスピードで吹き飛んでいた。
なんとか態勢を立て直そうとするけども、無理。飛んでいる私に掛かる風圧が強すぎて、まとも動けやしない。
「いったぁ!!」
だが、それもすぐに終わり、私は空中から落ちてなんか不思議な地面に背中を強打した。
石とも土とも違うよく分からない地面。なんかこう、ツルツルっとしてる。
そんな地面に背中を強打し、肺の空気が全て抜けた。流石に人間とは違い、すぐに肺に空気を送り込めて大事には至らなかったけども、下手すればコレ死んでるよね?
あの兄さんはアホなのか? 私じゃなかったら、地面に当たった時点で死亡確定ですよ。それとも、私だからこそぶん投げたのでしょうか。
……これは、後で聞いてみないといけないですねえ。それはもう、濃密に。
「いてててて……」
ですが今は……目の前の人物を片付けなきゃいけない。
強打した背中とお尻を摩り、立ち上がりながら目の前にいる男を睨みつける。
……誰? この人。この幻想郷の人間ではないことは分かる。なんてたって、持っている霊力の量が違う。
通常の兄さんの量と同じくらい。そんな霊力を持った人物は、妖力等種類は違えどこの幻想郷では三人しかいない。
一人はカロ。二人目はこの幻想郷の巫女、博麗霊夢。そして、私の三人だけだ。
その少し下が、スカーレット姉妹。この幻想郷の創設者、八雲紫。鬼の四天王と鬼神母神。天狗の長である天魔様。
しかし、まあ、少し下の人たちも昔とは違い腕を上げているでしょうから、この考察が正しいとは限りませんけどね。
「―――――で、あなたは誰ですか?」
「俺? 俺は――――――ッ!?」
「あらら、この一撃で殺られてくれればいいものを」
折角油断してたから、後ろからカマイタチで首をスッパリとしようと思ったのに、しゃがんで躱すなんて、なんて勘のいい。
「ま、あなたの名前なんていいんですよ。私はさっさとこの空間を出て、兄さんのところに行きたいんです」
今いる場所、見わたすことによってようやくわかった。
ここは幻想郷の賢者である八雲紫が昔作った近接用の戦闘フィールドだ。何回か椛と入ったからわかる。
確かここの脱出の仕方が、どちらかが負けなければいけないんですよね。別に私が負けてもいいのですが……先程のカロの行為が頭に来ているので、少し目の前にいる奴でうさらばらしといきましょうか。
「――――――」
「え? 何ですか? 聞こえません」
私の初撃をしゃがんで回避した目の前の男は口を動かして何かしらこちらに言ってる。しかし、聞こえない。ただの口パクでしかないから。
男は徐々に冷や汗を流し始めると、頭を抑えながら再び口を動かす。
ええと、なになに? ……一体何をした?
「愚問ですね。その頭痛と声が聞こえないのと先ほどのカマイタチ。その三つがわかれば、どうしてそうなっているのか解ると思いますが?」
「――――――!」
私が何をしたのか聞きたいですか? ……わかりました。ご説明しましょう。
まず、初撃で撃った風。アレは、私の能力、風を操る程度の能力で撃ったものです。ここでわかった人は、流石です。
さて、では私の能力と男の状況がどう関係あるのか……。
人間、あるモノを吸わなければ、生きていけません。そのあるモノとは……酸素。
その酸素が風によって一時的にでも、その場から無くせば……さて、その答えは目の前の男となります。
風を操ることによって作り出される無酸素空間。そこにいることによって引き起こされる酸欠。
それによって、今男は血中酸素が低下し、眠気や目眩といった症状が引き起こされているはず。
この状態になれば、例え男の回りに多少なりとも酸素が残っていようとも、それを吸えば、酸素の濃度が低すぎて、逆に痙攣や昏睡や呼吸停止に陥いる。
……っと、ここまで兄さんに聞きながら私が考えた、対兄さん用に考えた戦術です。この他にも、戦術はあと二つほどありますが……さて、出させることが出来るでしょうか。
「――――――!!」
「ほう、突貫ですか」
目眩と頭痛に負われながらも、なんとかこの状況を脱しようとした男は、持っていた二本の刀の内一本に手を掛けると、こちらに向かって走ってきた。
空気が無いということは、空気の抵抗が無くなるため、通常よりも早く移動することができる。そのため、男はかなりのスピードで突っ込んでくるのだが、私はさらに後ろに下がることによって、男から距離を取る。
「――――――はあ、はあ、はあ」
男は無酸素の空間を抜け、ゆっくりと息を整えると、こちらに向かって思いっきり睨んできた。
おお、怖。ま、迫力はたんないですけどね。
「ほらほら、休んでる暇はないですよ」
どこからか取り出した扇を私は男に向かって振るう。
男に向かって突風が吹き荒れる。頭の上と体の左右の三方向、その三方向からカマイタチが男を襲うが、男はカマイタチに当たる寸前で前に飛び出し、私に向かって持っていた刀を抜いて振るってくる。
刀からの射程距離は十分に離れているため、本来は刀など振っても無駄なんですが……嫌な予感がしますね。
刀の振るわれた射線上から体を僅かにずらす。すると、避けた場所の地面に、刀で切られたかのような跡が三つ程残る。
やはり斬撃を飛ばしてきましたか。これはめんどくさい。
斬撃の跡から見て、このフィールドのどこにいても届きそう。それに、威力も中々……しんどいなあ。
斬撃を飛ばしながら進んでくる男は、更に二度、三度、四度、と斬撃を飛ばしながらじわじわと距離を詰めてくる。
斬撃の速さはそれ程でもなく躱せたり、私のカマイタチを二発ぶつけて相殺等してはいるのだが、如何せん数が多い。
後退しながら躱した相殺しているのだが、後退するたびに斬撃が増えていく。
距離を詰められれば離れ、離れれば斬撃の量を増やしながら距離を詰めてくる……そんないたちごっこを数度繰り返していると、とうとう斬撃が躱したり相殺したり出来なくなってきた。
正面が縦切りや横切りの斬撃で隙間なく埋められ、突破する場所が見当たらない。これを例えるなら、斬撃の壁とでも呼ぼうか。
ま、突破できないなら、突破口を作ればいいだけなのですがね。
「スゥ――――――」
斬撃による壁。そう表現しましたが、斬撃は所詮斬撃。正面から見れば壁でも、横から見たら、それは斬撃が重なり合っているだけ。
ならば、どれかを押し返してしまえば、そこには僅かに隙間が生まれる。
息を吸い、扇を上から下へと高速で振り下ろす。
先程はカマイタチを起こすための風だったが、今回は違う。今回起こした風は、圧縮された空気の塊。いわゆる、空気砲だ。
これも兄さんから教えてもらい、自分で考えたモノなのだが……兄さんはどこでこの様な、モノを知ったのだろうか。
圧縮された空気は、真っ直ぐと斬撃の壁へと向かい、面では無く点で斬撃の一部を風圧によって押し返し、一人通れる位の穴を開ける。
その穴に向かって頭から飛び込み、斬撃の壁を抜けた先には、男がもう一本の刀に手を掛け待っていた。
男が既に持っていた方の刀が振るわれ、斬撃が飛んでくる。
空中故に、普通の人なら回避できない。普通ならね。
飛んでくる斬撃に対し、私は風を操り、横から風を体に当てることで体をずらして斬撃を躱し、更には風を背に受けて、男に向かって加速する。
刀を振るった男は、振るった刀を元の位置に戻さず、逆に握っていた刀を鞘から抜こうとする。
だが、そんなことは許さない。
風によって加速された速さのまま足から突っ込み、刹那の間に抜かれそうになっていた刀を、足で刀の持ち手を踏むことで強引に押し戻す。
男は一瞬驚いたのか、僅かに目を見開く。その一瞬の隙に、私は踏んでいない方の足で、男の横っ面めがけて全体重を乗せた蹴りを放つ。
驚いていたせいで反応が遅れた男は、私の蹴りを食らうと蹴りの勢いそのままに吹き飛ぶ。
「よっと。この一撃で沈んでくれればいいんですが……そうもいかないですよね」
空中でクルンと後ろに回り、地面に膝をつけながら男の方を見ると、男も空中で態勢を整えて地面に立った。
あの一撃で落ないとは、随分と丈夫ですね。これは、長くなりそうですよ。
「ペッ」
空中で態勢を整えて地面に立った男は、口から血を地面に吐き出すと、自らの袖口で口から流れ出す血を拭った。
「ねえ、名前も知らないから貴方って呼ぶけどさ」
いきなり話しかけてくる男に訝しげな目を向けていると、男の体から馬鹿げた量の霊力が溢れ出す。
「すんごいムカついたから、本気で行くよ」
そう言った瞬間、男の目の色が変わって死んだ魚のような瞳になり、異様なまでの殺気が男から放たれる。
「博麗双夢、全力で推してまいります」
本気……ね。
「『博麗式対妖怪結界』『スターライト・ブレイカー』!」
空色の光が男の元へと集まると同時に、私の体に僅かな違和感が生じた。
……? ああ、成程。能力が使えなくなっている。
風を操ろうにも、上手く扱えない。先程男が言ってた結界やらのせいか。
しかしまあ、この手の結界を使うとはね……。
能力を無効にする? 我々時成鏡夜を知る者が、この程度の結界の対策を考えていないとでも?
どれほどの範囲、効果、威力なのかは知らないが、そんなのは関係無い。やることは一つのみ。
空色の光が集まっている最中、私は右手の掌を左手の爪で引き裂き、血が流れ出した状態で地面に右手の掌を着ける。
「血を纏え、血に纏え、血で纏え、血と纏え。何者もの寄せ付けず、他者の血を糧にせよ。されど己の血だけを信じ、己の希望は己の血だけに乗せよ。さあ、謳え、私の血よ」
地面に着けた右手から血が溢れ出し、地面がまるで血の川のようになる。
これは、何度か兄さんの元へ赴いた時に、兄さんが教えてくれた技。
まずこれは、血を操るとう無茶な技術を習得し、自分の意思で血を操れるようにならないといけないという条件はあるのだが、私はその条件を数ヶ月でなんとか突破し、見事この技を教えてもらった。
効果は血の吸収。更に、相手の体力、力の吸収。
兄さんは相手の弱体化をあんまり狙わないのでこの技を使わない。……じゃあ、なんで作ったんだってなりますよね。
ですから、聞いてみたんですよ。そしたらですよ、なんて言ったと思います?
「いやさ、この技、吸血鬼っぽくてよくない?」
ってですよ! わけわかんないですよね!
……っと、話が外れましたね。
そんな訳で、吸血鬼っぽいと言う理由で、この技の名前は――――――
「『ブラッドワールド・フェイクヴァンパイア』
名前を言い終えた瞬間、私の血は地面へとあまさず吸い込まれる。
風景に対した変化はない。ただ、生ぬるい何かが体を触れているような感覚があるだけ。ま、それだけでも、相当不快感がありますがね。
地面から手を離し立ち上がる。それと同時に、男の元へと集まっていた空色の光が放たれ、私の方に向かって飛んでくる。
不快な感じがしたのか、男は僅かに眉を中心に寄せている。……やはり、この程度の不快感には気づきますか。
「さて、この光、どこまで喰えるか」
飛んでくる巨大な空色の光を前にして、私は静かに佇む。
威力的には、兄さんと同じ……だと思いたい。だって、三割も見たことないし。
まあ、威力は中々として、速さは……うん、速いね。でも……
「まだまだ、遅い」
「……え?」
飛んでくる空色の光を例の技で吸収し、僅かに出すことが出来た風を身に纏い、男の裏へと回る。
「どこに……」
ほほう、私が裏へ回ったことが認識できてないみたいですね。油断しすぎでしょう。
「ッ!?」
私を探っている途中で振り返った男は、私の顔を見ると即座にその場を蹴って後ろへと跳んだ。
「……何をしたんですか?」
「教えませんし、内緒です。それよりも、さっさと終わらせましょう」
扇で口元を隠し、空いてる方の腕を伸ばしてちょいっとこちらに指を曲げて、挑発する。すると、その挑発に怒ったのか、男は刀を構えながらこちらに向かって突っ込んで来た。
「ハアアアア!」
私との距離を、一瞬にも満たない速さで詰めてくると、男は物凄い速さで下から刀を振り上げてくる。
本来なら認識は出来ないでしょうね、この速さは。ですが、今は例の技が発動中。弱体化されている刀の速さなど、恐るに足りません。
振り上がってくる刀を、後ろに回りながら飛ぶことによって、僅かに前髪を切られながらも躱す。
「……ッ! よし、能力戻りましたね」
地面に足を着けると同時に、能力で風を操り、男の回りに竜巻を作り上げる。
「邪魔です」
「あ~らら」
折角作り上げた竜巻が、男の一閃によって一瞬で断ち切られてしまった。もうちょっともってくれると思ったんですがね。
竜巻を切り、男は突っ込んでくるのかと思ったら、男は突っ込んでくることはなく、ただこちらをまた訝しげに見てきた。
「何故、能力が使えるんですか?」
「だから教えないと言ったはずですけども?」
「……」
無言で黙ってしまう男。
……はあ、仕方ない。教えてあげますか。
「仕方ないですね~。先ほど発動した貴方の技、ええとなんでしたっけ? ……まあ、取り敢えず、あの技ですけども、アレ、結界ですよね? ですから、私の例の技でその結界を覆って、貴方の結界の効力を全部吸い尽くしました。ですから、私は能力を使えるんです。……ああ、ちなみに、貴方の力も徐々に吸っているんで、早く私を倒したほうがいいですよ」
ちなみに、あの男の結界が能力封じたとしてもこの技は使えます。だってこれ、能力じゃなくて、技術ですから。
「どうりで先程から体が重いと思いましたら、貴方のせいでしたか」
「そうですよ。ほらほら、喋ってる暇はないですよ」
扇を振り、男に向かって例の技で強化された大小のカマイタチを二発放つ。
一発目は、男の体をスッポリと覆うような大きさのカマイタチを縦に真っ直ぐ正面から。二発目は、男の後ろから横薙に小さなカマイタチを。
「『狼虎滅却・快刀乱麻』!」
男は刀に雷を纏わせると、力が弱まっているというのに、前後から襲いかかってくるカマイタチを一薙で消し去る。
そして、こちらに一歩踏み込むと同時にその場で回転し、刀を横にして上下並行にすると、雷を纏わせたまま刀を思いっきり振ってくる。
「『狼虎滅却・白虎絶影』!」
刀が振り抜かれた瞬間、刀に纏わりついていた雷は弾け、雷の虎を作り出しながらこちらに向かって飛んできた。
例の威力で半減以上に威力は殺されているので、私はその雷の虎を扇の一振りで払いのける。
その払い除けた先。そこには、本来ならば男がいるはずなのだが、いない。
「『破邪剣征・桜花放神』!」
「後ろですか!」
前方に一気に跳びだし、空中で一回転する。
空中から地面に落ちるまでの僅かな間。その間に見えたのは、二本の刀を鞘に収め、その二本の内の一本で居合切りの形で刀を振り抜いている男の姿が見えた。
まだ完全に振り抜かれていはいない刀の鋒には、桜色の霊力が溜まっている。その桜色の霊力は、ただ留まっているのではなく、刀が完全に振り抜かれる直前、桜色の霊力がこちら側に向かって飛んできた。
咄嗟に空中で回転しながら風のカマイタチをぶつけると、カマイタチと桜色の霊力がぶつかり合い、爆発が起きる。
……うおぅ、爆風のせいで体制が。
「あて」
爆風のせいで体制が崩れ、地面に顔面をぶつける。
……あ、駄目だ。私、飽きてきてる。そろそろ、集中力も切れてきたし、カロへの怒りも収まったし、さてはてどうしましょう。
「いったた~」
「『破邪剣征・桜花剣心』!」
爆風のせいで前も見えないくらいの砂塵で覆われている中、地面に倒れ込んだ体を起こしてみると、周りが桜吹雪が舞っている。
……ああ、これ、爆発とかする奴だ。
案の定、桜吹雪は私覆い、急に私の方へと集まると、爆発した。
例の技のお陰で力は少なですが……なんか飽きてききましたし、この辺で終わらせましょうかね。
「降参」
爆風で何も聞こえない内に、こっそりと小声で呟く。すると、私の体が淡い光によって徐々に消えてく。
さて、男は放って置いても大丈夫ですから、今はさっさと外に出ましょうか。
「よっと、さてはて、出てきたのはいいですが、どうしましょうか?」
「よ、お疲れちゃん。楽しかったかい?」
「兄さん……」
スペルカードの結界を出て、これからどうしょうかと考えていると、いきなり後ろから声がかけられた。
振り返ってみると、そこには半身を失いながらも、霊力で残っている半身に霊力の翼を生やし、血を出さないように無くなった方の半身を覆っている兄さんが。
……って、え? 半身がない?
「ちょちょちょちょちょ!! 兄さん!! は、ははははは半身が無いんだけど!!」
「文、落ち着け。半身が無くなるくらい、日常茶飯事だ」
いや、そんな日常茶飯事なんかないよ!
私が反応に戸惑っていると、兄さんは紅魔館の方の空を見上げる。
「ふう、それにしてもあの電車はなんだったのか。鏡華と鏡夢に調べさせには行ったけども……」
「電車?」
「ん? ああ、気にしなさんな。それよりも、そっちの戦いはどうだったよ」
「かなり強かったよ、あの男の人。例の技も使わされましたし」
「へ~」
とても面白そうに兄さんは笑うと、私の頭を撫でてくれる。
「それはそれは、良かった。例の技もちゃんと使えていたようだし……本当、文とカロは成長したよ」
「兄さん……」
兄さんの頭なでなでに、私は頬がついつい緩んでしまう。
兄さんに褒められた! 今まで生きてきた中で何回目だろう! すんごい嬉しい!
「兄さん!」
「おっと」
頭を撫でられている最中、思いっきり兄さんに抱きつく。
半身が無いせいで、若干抱き心地が悪いが、それでも兄さんは心地良い。
残った方の半身に頭を埋める。そんな私を、兄さんは私を優しく撫でてくれる。
「あの~二人でイチャイチャしてる中悪いんですけど、勝負の方はどうなったの……」
兄さんに撫でられてるのを堪能していると、急に声がかかる。
そっちの方に視線を向けると、結構ボロボロになった男が話しかけてきていた。
この……! 折角の兄さんとのイチャイチャ時間を……!
「少しは空気を読め!」
「ゲフッ!?」
「おう、ナイスアッパー」
取り敢えず、空気が読めない男は、拳で黙らしました。
文のオリジナル技は、書いていないだけで結構あります。出来れば萃夢想でだしたいな~
あ、ちなみに、電車のくだりがきになる方は、蓬莱玉の三難門様のを『総動員閻魔討伐』ご覧ください。
感想、アドバイス、誤字、お待ちしております。