初恋は叶わない   作:音槌和史

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 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!
 昨年の9月第1水曜日。この日から100日連続投稿は始まりました。あれから1年が経ったんだと考えると、感慨深くなりますが、それ以前に……1年って早すぎやしません!?まだ感覚的には半年前なんですが……。まあ若い証拠として捉えておきましょう。
 まあ兎にも角にも、今年は忙しすぎますので連続投稿はありません。むしろ連続投稿したら受験に落ちて来年の小説投稿0になりますので。来年、全力で執筆するため、今年は投稿頻度は落ちてしまいます(投稿しないとは言っていない)が、見放さずにお付き合いよろしくお願いします。
 それでは本編……レッツゴーー☆


part1 高城広樹の苦悩

 告白一日前。僕はまだ告白の言葉を考えきれていなかった。というか決めきれていなかった。

 目の前の机の上には文字が並んだルーズリーフ。

 もう少し僕に語彙力があればいいのに。国語の授業の時より思った。

 一人、暖かい部屋にいる自分がバカらしくなってヒーターを消した。同時に流していたCDも止めて布団の上に寝転がる。

 こんなに好きなのに何故それを伝えられないのだろう……。三日三晩悩み続けるほど真剣なのに。二年以上前から想いは変わらないのに……。

 

 

 

 

 

 朝になっていた。

 のそのそと階段を下りる。

「おはよ~……」

 いつものように母親が先にリビングにはいた。いつもと変わらない。ただ……。

「ちょっと今日、帰り遅くなるかも」

「ん、生徒会?」

「まあそんなところ」

 ぶっちゃけ今の時期、生徒会は一番忙しくない時期だろう。もう少しソツなく仕事をこなせるようになっていれば昼休みだって取れるかもしれないくらいのレベルで。年度が変わってしまうと忙しさは今の比じゃなくなってしまうから。

「いってきま~す」

 朝食を平らげ、自転車を約二百メートルこぐ。学校だ。

 案の定、授業が身に入らないことこの上ない。

(好きです。付き合ってください)

 ……何か薄い。というか2年前と一言一句同じだ。

(2年半前、香里のことを意識し始めてから、香里のことを考えない日はなかった。これからずっと香里の隣を歩きたいんだ)

 ……いやこれはイケメンが言ったらキュンと来るかもしれないけど僕が言ってもキュンとはならないだろ。というか別にキュンとさせたいわけではないし。

(あのさ、香里は僕のこと好き?……僕は誰よりも香里のことを好きだよ。だからさ、付き合ってくれないかな……?)

 いやだからイケメンじゃないとダメだってこの言葉は。

 ……難しいな。どうしてくれよう。

 あ、これはどうだろう。

(香里さ、今の僕の好きな人知ってる……よね?まあ2年半前から変わることなく香里なんだけどさ。もう一度だけ告白させてほしいんだけど、いい?…………2年半前からずっと好きです。付き合ってください)

 う~ん……長いけどまあマシな方か。

♪キーンコーンカーンコーン♪

「え、もう終わり?」

 びっくりした拍子にそう呟くと紗理奈から心配された。

「今日、ずっとボーッとしてるけど熱でもあるんじゃない?」

「いや9年以上風邪ひいてないから大丈夫だよ、多分」

「多分じゃん。気温も下がってるから気をつけてね」

「サンキュー」

 うん、紗理奈は素から優しいから僕がフってもまた新しい恋を始められれば大丈夫だろう。それより自分の方が問題だ。いつの間にか5時間目まで終わっていて、タイムリミットはあと1時間ちょいだ。

 どうにか考えねば……。




 というわけでいかがだったでしょうか!
 本当に投稿が遅くなって申し訳ない。本当は先々週投稿するつもりで書いていたのですが体育大会が終わったということでやる気を充電してもすぐ使い果たしの連続でここまで遅れてしまいました。
 今、できるだけ早くブログで重大発表をするため全力で頑張っておりますので応援よろしくお願いします。
 それではまた次回の小説でお会いしましょう、サラダバーー☆

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