はい、すみません。戦闘は次回に持ち越しです。話が全く進んでなく、申し訳ないです。
それでは、どうぞ!
―――「被服控除」とは入学前に「個性届」、「身体情報」を提出すると学校専属のサポート会社がコスチュームを用意してくれる素敵なシステム!「要望」を添付することで便利で最新鋭のコスチュームが手に入るよ!
「うわあ
襟章のリミッターも、イヤホンや腕時計を付けていなくてもしっかり能力が抑えられている。
サポート会社の技術力は世界いちぃぃぃぃぃ!
「始めようか有精卵共!!!戦闘訓練のお時間だ!!!」
「デクくんは地に足ついた感じでかっこいいね!
「ほんとだ、学ラン!麗日さ……うおお……!」
デク君とお茶子ちゃんはコスチュームが学生服だったので驚いているようだった。途中お茶子ちゃんのコスチュームを見てデク君が挙動不審になった。
「“くん”でいいよ、この見た目だしね」
「分かった!でもなんで学ラン?」
「この格好が……一番しっくりくるから…かな」
「確かにすごく似合ってるね!」
「う、うん。な、なんだかとてもかっこいいな!」
まあ兵部京介だからね……兵部京介は学ランが一番なんだよ、うん。
「デク君とお茶子ちゃんも似合ってるよ」
「ははは…要望ちゃんと書けばよかったよ。パツパツスーツんなった…はずかしい……」
お茶子ちゃんは恥ずかしそうにそう言っているが、似合っていてとても可愛いです……ぐっじょぶ!
「「ヒーロー科最高……!!」」
「ええ!?」
峰田と声が被り顔を見合わせると、二人でグーサインを出し合った。デク君は横であたふたしている。
「分かるか、六覚!」
「これだけは同意だな、峰田君」
但しこれ以上峰田君と盛り上がると、女子からのヘイトがやばくなるのでスルーした。
「良いじゃないか皆!カッコイイぜ!!……ムム!?」
オールマイトがデク君のコスチュームを見て笑いを
うんうん、自分をリスペクトしているの
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
「あっ飯田くんだったんだ!カッコイイ……!」
「そうだね、後ろに付いてるのとか羽みたいだ」
「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での
なるほど……目立つのは屋外での
「真に
「!!?」
「基礎訓練もなしに?」
「その基礎を知る為の実践さ!ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ!」
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」
「このマントヤバくない?」
「んんん~~~聖徳太子ィィ!!!」
「ぶはっ」
皆が一斉に質問しだしたので、オールマイトは歴史上の偉人に助けを求める。それが思った以上に面白くて吹き出してしまった。
(生の聖徳太子ィィは面白すぎる!!)
「六覚くん!君ひどいな!……いいかい!?状況設定は“
(((設定アメリカンだな!!)))
(((てかカンペ……!)))
なんていうか……カンペ!アメリカンだけど……カンペ!
「ぶはっごほっごほっ」
「ろ、六覚くん!笑いすぎだよ!」
「念くんはやっぱり笑い上戸だね!」
「う、うん。頑張って止めてるんだけどね……ごほっ」
オールマイトの行動に笑いが止まらなくて咳まで出てきた。
ぐふっ、わ、笑いしぬ!そろそろ止めないとオールマイトの視線が痛い……!
「……ゴホンッ、コンビ及び対戦相手はくじだ!1つ何も書いてないのがあるけど、その子はAチームね!Aチームは3人と有利になるけど、そういう状況はざらにあるから特にハンデとかはないよ!」
オールマイトはスッとくじ引き箱を取り出した。
「適当なのですか!?」
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな……」
「そうか……!先を見据えた計らい…失礼致しました!」
「いいよ!!早くやろ!!」
皆で順番にくじを引いていく。原作通りのメンバーと追加でAチームに私が入った。
―――Aチーム、麗日お茶子&緑谷出久&六覚念
「すごい!縁があるね!よろしくね!」
「よろしく、お茶子ちゃんにデク君」
「よ、よろしく!」
「続いて最初の対戦相手はこいつらだ!!Aチームが“ヒーロー”!!Dコンビが“
―――Dチーム、飯田天哉&爆豪勝己
「
「飯田少年、爆豪少年は
「「…………」」
デク君と爆豪君の二人をつつむ空気は重たかった―――――