ポケモン ~もう一つの旅~   作:アバッキーノ

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2.ニビからハナダへ

 ニビシティで行った、タケシとのエキシビジョンバトルは、結果から言えば俺のほぼ完封勝ちだった。

 前にも述べた通り、俺はトキワの森でキャタピーをゲットし、トランセルを通してバタフリーへと進化させた。バタフリーはしっかりと育てれば『ねんりき』や『サイケ光線』といった、エスパー技も使えるようになる。

 俺は、バタフリーが『ねんりき』を使えるようになるまで育て上げると同時に、ある事をバタフリーに叩き込んだ。

 それは、バトルの最中にできるだけ高速で、かつ指示に対して正確な位置に移動すること。これによって、攻撃と防御の精度を格段にあげることができる。実は、バタフリー以外のポケモンにもこれはやらせている。もちろん今も。

 攻撃の精度を上げるのには、当然それなりの理由があった。そして、俺のその考えが正しいことがタケシとのバトルで証明できたのだ。

 あの時、タケシが繰り出したのはイワークだった。とても良く育てられていて、オーキド研究所にあったイワークの概要を見て知っていたサイズよりも1回りはデカい。おまけに、そんな図体でどうやってと思うほどに素早い奴だった。

 タケシの指示も正確で、仮に『ねんりき』を覚えていない状態であっても不利な相手であるはずの俺のバタフリーを、序盤では押しまくっていたのだ。

「どうした。逃げ回るばかりでは俺には勝てないぞ!」

 そう言うタケシをよそに、俺は勝つために相手のイワークの動きを観察していた。

「バタフリー! イワークの左上方1m付近を飛び回れ!」

「?!」

 俺の意外な指示に、タケシはとまどったようだった。普通、トレーナーはバトルの最中に攻撃や防御の指示は与えるが、ポケモンにどの位置に移動しろという風には指示はしないものだ。

 だが、俺の指示した位置に移動するようになると、イワークの攻撃は先ほどと比べると驚くほどにバタフリーに当たらなくなった。

「何だとっ!?」

 さすがのタケシもこれには驚いたようだ。俺がバタフリーに与えた指示の意図は、つまりイワークの死角に常に入り込むというものだった。

 イワークの姿は蛇に良く似ていて、目は前方についている。こうした目を持った生物は、対象との距離をかなり正確に把握できる半面、側面の視野は広くない。つまり人間と同じだ。

 加えてイワークは両目の間に、人間の鼻のような突起がある。そのため、視野のぎりぎりのあたりを見る場合、どうしても片目でしか見ることができない。

 これについても人間と同じだが、イワークの場合、顔の突起のせいで片目で見れる視野が人間よりも狭い。バタフリーは、イワークが自分の方を向く速度を上回るスピードでイワークの不正確な視野に入り込んでいるのだ。

 タケシのイワークほど育てられたポケモンを相手に戦うためには、それくらいの事をしなければ新人トレーナーの俺には勝ち目が無い。

 序盤にこの指示を出さなかったのは、イワークの『利き目』を探り出すためだ。ポケモンも人間と同様に、体のどちらかが利き側になる。右利きのポケモンや左利きのポケモンがいるのは当然だ。

 手や足のついているポケモンなら当然利き手や利き足がある。そして、利き目もだいたい手足のそれにならうものだ。だが、ご存知の通りイワークには手も足も無い。

 そこで俺は、バトルでバタフリーを左右に避けさせながら、左右の目の反応速度を観察した。そして、左目の方がわずかに反応が遅い事に気がついたのだ。

 何度もイワークの攻撃が空を切るのを見ながら、俺は自分の判断の正しさを確信した。後は、精度良くバタフリーに『ねんりき』を使わせれば良い。

「バタフリー! イワークの体の継目に『ねんりき』だ!」

 体当たりなどと同様に、バタフリーにはピンポイントで『ねんりき』を当てさせるように訓練している。技の効果によって、イワークは苦しみ始めた。

「これは、普通の攻撃の苦しみ方じゃない・・・ まさか!」

「そのまさかさ! 急所を狙って『ねんりき』を繰り出させたんだ!」

「そんな事が・・・」

 イワークは確かに外皮は固い。それに、タケシのイワークほどのレベルになれば、いくら苦手な技とはいえそうそう有利に戦闘を進めることは難しい。だが、イワークはポケモンであって岩ではない。だから、体のどこかの部分に必ず岩ほどは固くない箇所があるものだ。

 俺のバタフリーは、高速で移動しながら的確に俺の指示した場所を攻撃できるように鍛え上げた。これこそが、俺のポケモンの育て方なのだ。

 序盤の展開とは異なり、一方的な戦いになった。序盤こそ多少のダメージを受けたものの、後は完全なワンサイドゲーム。勝負が決したと確信した俺は、イワークの意識があるうちにバタフリーを戻らせた。

「どうした!? まだ戦いは終わっちゃいないぞ!」

「これ以上の戦いは、お前のイワークを苦しめるだけだ。これはエキシビジョンだろ」

 バトルという事でアツくなっていたタケシだったが、俺の一言で冷静になった。とりあえずは俺の勝利という形で勝負は決着したのだった。

 

 バトルの後、俺とタケシは色々な話をした。そんな中で、俺は驚くべき話を聞いた。

 タケシの家は兄弟がたくさん居るにも関わらず、両親が不在なのだそうだ。なので、タケシはジムリーダーをする傍ら、最年長者として下の子たちの面倒を見ているのだそうだ。

 本人はブリーダーとしての経験を積むために旅に出たいのだそうだが、小さな弟や妹たちを置いて旅に出るわけにはいかない。

 正直俺は、思いもしなかった話に驚愕せざるを得なかった。まさか、家族がいる事によって自分の夢を諦めなければならない状況になろうとは。

 俺にしてもそうだが、子供はどこまでも無責任な親のせいで苦しんだり悲しんだりしなければならないのだろうか。どうしてこんな理不尽な世の中になったのだろう。誰がこんな不条理を是認しているのだろう。

「ただ、弟たちの世話をするのも嫌いじゃないんだ。ポケモンの世話も子供の世話も同じようなものだからね」

 そういえば、雑誌にもタケシの料理の腕は素晴らしい、なんて事が書いてあったような気がする。ポケモンの世話も子供の世話も、か・・・ 正直、自分の事しか考えていなかった俺にはどうやっても出てきそうにない発想だった。

「ところで、お前はなんでジム戦を避けるんだ?」

 当然の質問をタケシがしてくる。自分の状況を率直に語ってくれたタケシに対して隠し事をするべきではない。俺は、正直に自分の立場についてタケシに話した。マサラタウンの孤児院で育った事。その孤児院では、ポケモントレーナーになることは禁止されている事。それを秘匿してオーキド博士から依頼を受け、各地のポケモンを探しながら旅をしている事。

「そうか・・・お前も色々大変なものを背負ってるんだな」

「いや、タケシほどじゃないよ。俺はとりあえず俺自身のために旅をしているだけなんだから」

「それにしても、全部のジムを素通りってわけではないんだろう?」

「ああ。一応俺にも、トレーナーって肩書きがあるわけだからね。自分の実力をある程度は知りたいっていうのはある。そういう意味では、今回は本当にありがとう」

「なに。たいしたことじゃないさ。それにしても、見事な指示だったなぁ」

「俺の手柄じゃないさ。俺の言う通りに動いてくれたバタフリーのおかげだよ」

 そんな話をしている間に、あたりは夕日に照らされて赤く染まっていく。かなりの時間が経ってしまったらしい。

「それじゃあ、俺はそろそろ帰る。弟たちが待っているからな。それから、これを受け取ってくれ」

 そう言いながらタケシが差し出したのは、ニビジムに勝利した者に与えられる『グレーバッジ』だった。

「いや、それは受け取れないよ。これはジム戦じゃないし・・・」

「いいんだ。今回のバトルで、俺も色々学ぶことができたし、なによりお前の実力には参ったよ。安心してくれ。お前にこれを渡したことは黙ってるから」

「そうか・・・ありがとう」

 俺はバッジを受けとると、タケシと別れて先に進むことにした。

「いつか旅に出る事ができたら、きっとどこかで会おう」

「ああ。その時は今日のリベンジをさせてもらう!」

 俺たちは再戦を約束して、それぞれの道へと進んで行ったのだった。

 

 妙なところで妙な出来事に出会ったのは、タケシと別れてからどれほども時間が経っていなかった。『おつきみやま』と一般に呼ばれている山にたどり着いた時だった。

 ここでは、他では見られないポケモンが住んでいる。オーキド博士のためにカントー地方の全ての種類のポケモンをゲットしなければならない俺にとっては、当然ながら避けては通れない場所だ。

 はっきり言えばリスキーだ。おつきみやまには、ここでしか見られない『ピッピ』というポケモンが出現するが、遭遇する確率は他のポケモンと比べると非常に低い。

 そうなるとおつきみやま、とりわけ出現率が高いとされる洞窟の中を色々とうろつかなければならないが、当然ながら時間がかかってしまう。そうなると後から出発した3人、特にシゲルあたりに追いつかれてしまう可能性が出てくるのだ。

 ご存知の通り、俺の旅は単なるポケモントレーナーとしての旅では無い。メインの目的はあくまでもポケモンのゲットにある。それも、可能な限り極秘裏にだ。

 だから、通ってきた道で出会ったポケモンは必ずゲットしてきたし、今後もそうしなければならない。

 とはいえ、あの日マサラタウンを旅立ったという4人のトレーナーの中に、俺が含まれているという事はオーキド博士以外の連中にばれるわけにはいかないのだ。

 急がなければならない・・・ しかし、遭遇する事が難しいピッピも、必ずゲットしなければならない。これはなかなか骨の折れる作業だった。

 とはいえ、少なくともオーキド博士の研究所では、ピッピの習性についてのレクチャーは一応受けている。洞窟内の雰囲気からすれば、ピッピがどこら辺に集まり易いかという予想はある程度できた。

 イシツブテやパラス、ズバットといったポケモンをゲットしながら、俺は用心深いピッピに気取られないように、慎重に洞窟内でしばしば見かける、天井が開いている場所に近づいていった。

 おつきみやまとは良く言ったもので、山裾から月を眺めるのにはとても良い山だ。しかし、洞窟のどこかにぽっかりと天井の開いた場所があり、こうした場所から満月を眺めるのも格別の趣きがある。

 俺は、周囲に残念ながらピッピがいない事を確認すると、そのまま月明かりの差し込む天井を眺めながら、月光の輪の中へと進んでいった。

 決してスポットライトの当たる事の無い、そうなる事は許されない旅を続ける俺にとっては、自分だけに光が当たる唯一の機会のように思えた。その時だ。

「ピッピぃ~~!」

 探し求めていたピッピらしいポケモンの鳴き声が、洞窟の奥の方から聞こえてきた。ゲットのチャンスかもしれないし、実はそうでは無いかもしれない。

 とはいえ、可能性がある以上は挑戦すべきだし、鳴き声の感じからすると、何か切羽詰まったようにも聞こえた。何があるのか確かめるにこしたことはない。俺は一目散に声のした方へ走って行った。

「オラっ! とっととこっちへ来い!」

 駆けつけた俺は、全身黒ずくめの、正直あまりおしゃれとは思えない恰好の男が、モンスターボールも使わずに無理にピッピを連れて行こうとしている場面に出くわした。男の肩越しにピッピを見るシチュエーションは、何だか変態に襲われている女の子を連想させた。

 ボールを使わないなんて、ポケモンの扱いになれていない人間のやりそうな事だが、つまりボールの中に入っていないピッピは野生であるという事だ。ゲットのチャンスだが男が邪魔だ。さしあたりは男をなんとかしなければならないが、相手は大人だ。どうしたものだろうか。

「ん? 何だてめぇは。お子様はとっくに寝てなきゃいけねぇ時間だぜ」

 ご丁寧な事に、男は後ろで見ている俺に気がついたらしい。

「ご忠告をどうも。返礼に言わせてもわえば、モンスターボールを使わずにポケモンを連れ去るなんて、ゲスの極みだ」

 我ながら、なんて子供らしくない返事をしたものだろうと思う。だが、せっかく見つけたピッピを、こんな得体の知れない男に連れ去られるのはおもしろくないし、そもそもピッピに遭遇できるチャンスも滅多にない。これを逃すわけにはいかなかった。

「生意気なガキだ・・・ 大人を舐めてるとこういう目に遭うぞ!!」

 言うや、男はモンスターボールからズバットを繰り出した。なんだ。ちゃんとポケモンの扱いを心得ているじゃないか。なら、なんでピッピをボールでゲットしなかったんだろうか。

「バタフリー! 相手の体の中心を狙ってねんりき!」

 ねんりきは、目には見えないが狙った場所を中心に円形に威力が広がっていく。中心がもっとも力が強く外側は弱いのだが、今のバタフリーならズバットくらいの大きさなら中心を狙いさえすれば完全にねんりきの作用する円の中に捕らえることができる。

 効果は覿面で、ズバットはあっという間に戦闘不能になった。

「戻れズバット! くそ・・・ 覚えてやがれ! ロケット団に歯向かうと痛い目見るぞ!!」

 男はそんな捨て台詞を吐くと、そのまま洞窟の入り口の方へ走って行った。時代劇の小悪党のような捨て台詞だが、最後のセンテンスは俺も気になった。

「ロケット団・・・ あれがそうか」

 思いのほかダサい連中だな・・・ と思いながらも俺は、まだ怯えているピッピにモンスターボールを投げてゲットすると、そのまま外に連れ出して一緒に月の見える場所まで移動した。怖い思いをした直後だから、そのままボールの中に入れておくよりは、少し落ち着くまでそうしておく方が良いと思ったからだ。

 それにしても、ポケモンバトルに負けたからといって引き上げるとは。口調のわりには意外に潔い男だったな。ロケット団といっても、人によりけりなのかもしれない。

 

 やがてピッピは落ち着いて来ると、俺を洞窟内の別の場所に案内してくれた。どうもそこは、ピッピが集まって暮らしている場所らしい。オーキド博士の言葉を借りて言えば、『ピッピのコロニー』だ。

 ここを調査すれば、とかく謎が多く生態があまり知られていないピッピについて、より深く研究する事ができるのかもしれないが、これについては俺はあえてオーキド博士には報告しない事にした。

 せっかくこうして、ここで静かに暮らしているピッピたちの生活を騒がせる必要など無い。彼らは彼らの生活があり、ここが知れる事によって乱獲されるのはあまりよろしくない。有名になるというのは、こうした弊害もある。

 やがてピッピは、別個体のピッピを俺のところに連れてきた。どうやら、一緒に行きたいらしい。そこで俺は、この先のハナダシティでこの2匹のピッピを、『つきのいし』と一緒にオーキド博士に送る事に決めた。

 そうしておけば、博士がピッピと、その進化形であるピクシーの研究も同時に行うことができる。ポケモンの中には、こうした特定の『いし』によって進化するものもいる。進化の過程を研究する事も、ポケモンを知る上で重要なのだそうだ。

 今日はもう夜遅い。今夜はここでピッピたちと過ごして、明日の朝早く洞窟を抜けることに決めた俺は、早々にその場で眠り込んだ。今日も色々な事があったと思いながら。

 一眠りして目が覚める。周囲を見渡しても今が朝かどうかは分らない。寝る前と同じく、暗い洞窟の中だからだ。

 洞窟の中は暗いが、ポケモン図鑑には時計機能も搭載されている。そのおかげで、今は夜明けを少し過ぎたあたりだという事が分る。

 俺は、運良くゲットできた2匹のピッピが、仲間たちに別れを告げるのを待って出発した。この洞窟を抜ければ、ハナダシティまではそう遠い道のりではない。

 しばらく進むと、学者らしい人が数人で洞窟のあちこちを掘っている現場に出くわした。なんでも、ポケモンの化石を探しているらしい。

「君はポケモントレーナーだろ。もし、僕達に勝つ事ができたら、さっき発掘した2つのかせきのどちらかをあげるよ」

 と言い出した。苦労して発掘したかせきをわざわざくれるとは、なんと太っ腹な研究者なのだろう。だが、本当にもらっても良いのだろうか。

「もちろんさ。どちらも既に研究所にあるかせきだから、それほど重要ってわけではないんだ。それより、トレーナーとしての実力を見せてくれよ」

 彼らは、研究と同じくらいポケモンバトルも好きらしい。こうしたポケモンとの関わり方もあるんだなと思いつつ、トレーナーとして挑まれたバトルから逃げるわけにはいかない。俺はバトルを快諾した。

 勝負は、見せ場らしい見せ場もなく俺の勝利となった。彼らのポケモンもそれなりに良く育てられてはいたが、レベルとしてはせいぜいトキワの森で出会った虫好きの少年達に毛が生えた程度だった。

 タケシほどのトレーナーに勝利した俺が、そんなレベルの連中に負けるはずもない。研究者は6人いて、それぞれが3体のポケモンを連れていたが、俺はフシギダネだけで彼らを完封したのだった。

「すごいなぁ・・・ 参ったよ。さあ。約束どおり、このどちらかのかせきをあげよう」

 そうは言われたものの、正直俺は迷っていた。ハッキリ言えば、どちらのかせきにもそれほど興味が無かったからだ。ニビシティでもかせきらしいものをもらったのだが、あれももらって以降、一度もカバンから出していない。正直、旅にどれほどの役に立つこともないものを、いつまでも持って歩いていてはと思っていたほどだ。だが、研究者の1人の言葉で、俺は俄然それらに興味を持つことになる。

「グレンタウンにある研究所では、化石から古代ポケモンを再生させる研究が進んでるから、持っていくと再生できるかもしれないよ」

 その一言で、俺は興味の無い石選びから、オーキド博士に送るポケモンを慎重に選択しなければならないという出来事に状況が変わった事を感じたのだった。

 本来なら、博士に直接連絡して指示を仰ぎたいところだったが、俺は散々迷った挙句、『かいのかせき』をもらうことにした。どうしてそうしたかなんて自分でも良く分らない。ただ、なんとなくこちらの方が形が整っているように見えたからだ。

 とにかく、人様からものをいただいた時は礼を言うものだ。俺は彼らに礼を言うと、色々とあったおつきみやまを後にした。ハナダシティはこの先だ。

 おつきみやまからハナダシティをつなく4ばんどうろは、それほど広くは無いが多くのポケモンが住んでいる。ここでしかゲットできない種類のポケモンがいるわけではないが、特にサンドやオニスズメはこれまでにゲットした事が無いポケモンだ。また、遭遇の確率は低いものの、アーボやその進化形であるアーボックも住んでいる。

 ハナダシティには格別の用は無いが、とりあえずポケモンをゲットしつつ、これまでの事をオーキド博士に報告しよう。


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