インフィニット・ストラトス F   作:スカイマーク

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どうもスカイマークです。
長期間待たせてすいません。
ただいまチェニジアという国に旅行してまして今までWi-Fiを求めていました。
ようやく投稿出来ます。
では本編どうぞ!


新たな力

 

ロンドン襲撃事件から二週間が経った。

今のところヴァラヒアによるテロ行為は起きていない。

一夏と晴人、弾は束に呼ばれて束のラボに来た。

 

束「やーやー三人とも来てくれてありがとう!」

 

一夏「それで今回はなんですか?」

 

すると束の後ろに三つのコンテナが現れた。

 

束「完成したんだよ!いっくんとはっくんとだっくんの専用機!」

 

大きく飛んで喜ぶ束。

 

弾「ほ、ホントっすか?束さん?」

 

束「この束さんが嘘をつくわけないでしょ?それじゃー早速ごたーいめーん☆」

 

ポケットからリモコンを取り出しポチッとボタンを押した。

すると三つのコンテナがプシュー!と音を立てパージしそこから塗装されていない3機のフルスキンのISが現れた。

 

一夏「こ、これは!?」

 

一夏たちは目を疑った。

自分たちの専用機が所有しているバトロイド形態のバルキリーに似ている、いや同じだった。

 

束「フフーン、驚いたでしょ?」

 

晴人「驚くってそりゃあ驚きますよ!僕たちのバルキリーとほぼ同じじゃないですか⁉︎」

 

束「ほぼじゃないよ一緒だよ☆だけどシステム面でと武器は大幅(IS)に変わっているけどね。」

 

少し間を空けて束はまた喋り出す。

 

束「そしてこれは見た目ISだけどISじゃないんだよー」

 

その言葉に三人はハテナを浮かばせる。

 

束「それはね!ファイターに変形するんだよ!」

 

束が放ったその言葉は衝撃的な言葉だった。

「ファイターに変形する」一夏たちは驚いた。

人体に影響はないのか?と三人は思ってしまうが、束が三人の心を読んだのか「人体に影響はないよ!」と言った。

 

束「それじゃあ、はっくんの機体から紹介するね!はっくんのは左のだよ!」

 

束は左の機体VF-25Fを指差した。

 

束「ナンバー001機体名『大和』ウェポンはガンポッド、マイクロミサイル、ナイフ、シールド、ピンポイントバリア、この四つは標準装備でだっくんといっくんの機体にもあるよ!はっくんは剣類が得意からメインウェポンは双剣『桜』だよ。そして『千本桜』『三千世界』この二つのアビリティがあるんだよ!次はだっくんね。」

 

真ん中の機体を飛ばして右の機体VF-25Sを指差した。

 

束「ナンバー002機体名『フレイア』ウェポンは標準装備、メインウェポンは完全フルオートの2丁銃『フェニックス』そしてアビリティは『一斉攻撃』と『レイニー・ザ・ガン』でーす!さー最後はいっくんだね。」

 

束は最後の真ん中の機体VF-27を指差した。

だがよく見てみると主翼のエンジンがなかった。

一夏から見ればこの機体はYF-24に似ている。

 

束「ナンバー000機体名『ナイト』。ルシファーと同じ高機動性を持つ機体だよ!ウェポンは標準装備、メインウェポンはルシファーと同じなんだけど……」

 

何故か束は口ごもってしまった。

 

一夏「束さん?」

 

束「実は大和とフレイアにはコアを2基搭載してるんだけどナイトだけは4基搭載させているんだー、でも完成した大和とフレイアにはっくんとだっくんのデータを入力したらファースト・シフトしたんだけどいっくんのはしなかったんだよ。だから今のナイトのメインウエポンのライフルポッドとアビリティが使えないんだよぉ〜」

 

肩を落とし残念そうに束は説明した。

だがそれよりも束の言葉に聞き捨てらない事をさらりと言った。

 

弾「た、束さん?今さりげなくすごい事言いましたよね?俺と晴人にコアを2基搭載とか一夏には4基って……」

 

ISにコアを2基搭載なんてとんでもない事だ。

そして一夏のISにコアを4基搭載しているなどと前代未聞だ。

 

束「理論上一体のISにコアを2基搭載する事は不可能そして4基も無理。そこで私は別のマルチフォームスーツを開発したの。それがいっくんたちの機体。さっきも言ったけど、これはISじゃないよ。バルキリーとISが合わさった高速戦闘と変形を可能にした『インフィニット・バルキリー』通称『IV』なんだよ!」

 

一夏「……I…V…インフィニット・バルキリー……」

 

弾「これが…」

 

晴人「僕たちの専用機……」

 

三人は自分のIVを見る。

束は少し間を空け喋り始めた。

 

束「いっくんたち来年16歳だよね?そこでいっくんたちに日本のIS学園に行って戦闘データを集めて来て欲しいの。」

 

晴人「戦闘データ?」

 

一夏「あー、スコールたちがSMSに回ったからデータを収集する事が出来なくなったワケか。」

 

一夏がそう推測すると束は「ピンポーンせーかーい☆」と両手で大きな丸を作った。

 

束「ついでにいっくんたちのIVの戦闘データも取れるし一石二鳥だからね。」

 

一夏たち三人は納得した。

 

一夏「別にいいですよ。そもそも約束してますから。」

 

晴人「僕もいいですよ。」

 

弾「二人と同じ。俺もオッケーっすよ束さん。」

 

三人は同意した。

その後、束から自分の専用機詳細が書かれた本を貰いラボから出て行った。

束はIVの量産型機の研究開発を始めた。

研究開発が終われば、IVと量産型機、バルキリー、そしてISを動かせる一夏、晴人、弾を世界に発表する予定らしい。

一夏は部屋に戻り束から貰ったナイトの詳細本を読んでいた。

ナイトにどんなアビリティがあるのか確かめアビリティのページを開き読み始めた。

アビリティは三つあった。

すると、

 

一夏「………ッ!?」

 

その時、初めてナイトのアビリティを知った一夏は言葉が出なかった。

ナイトのアビリティはとんでもないものだった。

 




コメントで反応弾を使用して欲しいとありましたがそんなにパカパカ撃つと地球が壊れちゃいますよσ^_^;
と言うことで次回もお楽しみに!

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