満身創痍の英雄伝   作:Masty_Zaki

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少し前から思っていたんですが、前書きに「長いことお待たせしました」とか書いたところで、リアルタイムで追っている読者の方にしか伝わりませんよねと。
例えば完結した後で読んでくださる方(果たしてそんなのいるのだろうか)にとってみれば全然待ってませんし。
なのでこれからは無意味なことはやめにしましょう。

それでは大変お待たせしました←


『強さ』と『誇り』

 土と煙と、それから灰の匂い。

 体表を伝い、腹の底にまで響く不快な振動は、未だに鼓膜に限らず全身にその残響を与えている。

 二人の『八本槍』がこのセキュリティ万全の客室に侵入したと思いきや、天体が目の前に迫ったかのような物量と光量を誇る無数の武具で、一瞬にして返り討ちにしてしまっていた。

 その様子を、さくらは一瞬の瞬きで見逃してしまう。

 煙が視界を遮る中、隣の男を見上げてみれば、かろうじで愉悦に口角の上がる英雄王の表情が確認できた。

 

「ほう、この程度でまだ棒切れを握っていられるとは、とりあえずは浅ましくも歴史に名を刻む剣客ということか」

 

 さくらの目の前を隠していた煙が晴れて、ギルガメッシュが起こした爆撃の結果が目の前に露わになる。

 前に立っていたのは、両足でしっかりと大地に立っている、佐々木小次郎だった男の姿だった。ただしその姿は、所々に火傷と切り傷を負い、そして左腕を吹き飛ばされ、挙句急所は外しているものの、わき腹や肩に何かが貫通したような穴が開いており、濁流のような血が噴き出していた。

 一方、その後ろにいた両目をバイザーのようなもので隠していた『八本槍』も、握っていた鎖のような武器で急所だけは回避していたが、両足が爆散し、その威力に両腕の肘から先が鎖ごと向こう側へと弾き飛ばされていた。こちらはもう戦力として数えなくとも問題はないだろう。

 

「こ、これは――」

 

 開いたまま塞がらない口を強引に動かして何とか言葉を発するさくら。しかし次の一文字は声にならなかった。

 だがギルガメッシュは愉快な笑みを浮かべながら、例の赤黒い光を放っていた片手剣の刃先を相手に突きつける。

 

「折角起動させたのだ、使わぬのならこいつが泣く。欠片程の興味も抱かぬ雑種如きに、ついでだ、と抜いてやるのだ。貴様の次に口にすべき台詞は、感謝以外になかろう」

 

 鋭い円錐状の刃が回転を再開する。赤黒い光が四散し、収束する。

 その姿を目にするだけで皮膚を伝わる不快感、いや、不安感――否、絶望感。

 かつてさくら自身が犯した禁忌の慣れの果てを知ってなお、この現象に畏怖を抱く。

 

「小娘、今から貴様に見せるのは、世の終焉と、開闢の光よ。人の願いなど、神の愛など一撫でで無に帰す絶対の力――」

 

 これから爆発しようとしている核爆弾の爆心地のすぐ傍にいるような、生命の危機に対する警鐘が脳裏を激しく叩く。

 それでもなお、この破壊的に美しい光景を前に、逃げることも、目を背けることも、何故かさくらにはできなかった。

 

「貴様ら雑種に拝ませてやろう。世界の開闢(はじまり)を――混沌の終焉(おわり)を――!」

 

 心臓が早鐘を打つ。

 新しく世界を始めるということが、こんなにも暴力的であるということ。

 願いを叶える桜を咲かせ、誰もが願い、そして願いを叶えられる世界を創ろうとした出来損ないの神様。

 世界を創るには、まず破壊が必要だった。しかしさくらは、破壊できず、既存の世界の上に新しい世界を上書きした。無責任にも、理不尽にも。

 一つの現実に、二つの世界は存在し得ない。だからこそ、そのどちらにも、窮屈となった影響で亀裂が生じる。

 その結果が、ヨシノサクラの後悔と、アサクラオトメの選択と、サクライヨシユキの決意だった。

 一人の少年の、母親を想う『ありがとう』の言葉が、歪だった世界を一度破壊し、上書きされる前の元の世界を取り戻した。

 そう、今目の前にある赤黒い光は、さくらがあの時できなかった破壊の決意の光。そして、出来損ないの神様が悪魔に成り果て、理想の世界を創り上げるための、絶対の力。

 

「いざ仰げ――≪天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)≫を!!」

 

 高揚し、熱を上げる身体を、暴力の赤黒い光が打ち付ける。

 光の濁流に飲まれつつも、強かな英雄王の横顔から目を離さない。

 これが世界を変える者の持つ力。それ故に責任を負い、同時に特権を得る。彼の傲慢不遜の本質は、そこにあった。

 しかし光の中で、さくらは思う。

 自分がなりたかったのは、こんな圧倒的な存在などではなかった。望んでいたものは、もっともっとちっぽけで、誰もが当たり前に享受できるようなものだった。

 それは単純に、家族がいることの幸せ。家に帰れば、誰かがお帰りと言葉をかけてくれる温もり。

 そこに、絶対の力も、王者のような傲慢不遜さも、何一つとして必要なものはない。

 ただ一つ、彼との時間の中で手に入れたもの――それは、失敗こそしただろう、しかし間違ってなどいなかったという、大きな自信。

 胸を張ればいい。自分には大好きな島に住んで、大好きな人たちがいて、そして大好きな家族がいたこと。

 不格好にもその幸せに手を伸ばそうとしたことも、そしてそれが島中の人々を苦しめてしまったこともそんなこと――

 

 ――どうってこと、ないんだ。

 

 幼馴染で、初恋の人だった彼は、別れ際にも、かったるそうな顔をしていて、それでも背中を押してくれた。何も咎めることなく。やりたいようにやれ、と。

 暴虐の嵐の中で、心の内はその真逆――憑き物が落ちたかのように、引っかかっていたモノは全て消え去った。

 間違いなどではなかった。過ちなどではなかった。

 ただ、心のままに、我儘に、やりたいことをやって、失敗した、ただそれだけのことだ。

 さくらは知っている。ここに来る前の世界で、彼女の周りにいた人々は、誰もが優しかった。自分の失敗を、責める人も、咎める人もいないだろう。

 だから、彼らの下に帰った時、まずは『ただいま』と言って、その後に、『ゴメンナサイ』と言えばいい。

 せめて家族くらいには、ありのままの自分を受け止めてもらわなければ、困るから。

 何故なら、芳乃さくらという女は、とても、それはもうとんでもない程に、我儘なのだから。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 地面の感触を確かめるように、クー・フーリンは靴の爪先でコンクリートの地面を二度叩く。

 真紅の槍は、肩に担ぐように握られている。これから激闘を繰り広げるとは全く思わせないような、リラックスした表情と体勢。

 エトはその様子を半信半疑の気分で見つめていた。

 先程は何やら初めてエトの前で本気を出すような発言をしたものだが、こうもリラックスされると本気の程も、適当に手を抜かれるものと思ってしまう。

 いつもの鋭い視線もなく、獰猛な笑みもなく、張り詰めた筋肉の軋みも感じられず、どうにもいつも通りの彼に、流石のエトも困惑を隠せない。

 故に――

 

 ――コツン、と。

 

 彼の爪先に小石でも当たったのかと思った。

 それ程までに、静かな一瞬。音がした時には、確かに何の変哲もない、いつも通りの彼がそこにいるだけだった。――はずだった。

 いつの間にか、いない。存在そのものが消失したと錯覚する。

 その彼は、今――

 

 ――直立した体勢で、槍だけを伸ばし、アルトリアを背にとりその首筋に向けてその穂先を穿っていた。

 

 テレポート、あるいはワープの類か――否、何かしらの魔法を使うような素振りすら見せなかったはずだ。そもそも時空間に影響を及ぼすレベルの魔法なら、魔法使いの端くれであり、リッカやジルに師事しているエトが気が付かないはずがない。

 となれば、その結論は。

 彼が自身の脚力のみで、コンマゼロ秒で二人の距離を縮める、どころか、彼女の背後に立って一撃を見舞わせた、ということになる。

 感情を失ったはずのアルトリアが、その一瞬もない時間の中で、その表情をこわばらせるに至った。

 それは恐怖という感情ではない。ただの、生命体の誰しもが持つ、生命への緊急事態を知らせるアラートである。

 ただ、彼女は運が良かった。

 たまたま咄嗟に振り返った方向には、クーがいた。そこにいる、と判断して振り返っていたのではもう遅い。

 そして、振り返り、真っ先に視界内に収めることができたのが、首筋を突き破ろうとする槍の穂先だった。その紅蓮が見えなければ、今の一撃で終わっていた。

 そう、アルトリアは強運と直感のみで、瞬時に状態を後ろにそらし、バランスを崩しながらも即死級の一撃を回避してみせたのだ。

 しかし、彼女がバランスを崩した時点で、これはもう戦闘ではなく、一方的な『狩り』に成り下がるのである。

 すぐに体勢を立て直せないアルトリアは、そのまま背に強力な蹴りを食らう。

 魔法で強化されたはずの鎧は罅が入り、そして背骨にも甚大なダメージを負ったようだ。

 二転、三転、地面と衝突しながら大きく吹き飛ばされるも、何とか跳躍して距離を取りつつ今度こそ体勢を立て直す。

 いや、安全圏を確保できる程の距離など、最初から取れていなかった。

 顔を上げたその時には、鎖骨の下、胸元に槍を貰ってしまう。連撃を剣で捌くものの、明らかに槍の方が速く鋭く手数が多い。

 押し負けている内に、左腕を突かれ、右太腿を裂かれ、右肩を槍に食い破られ、戦闘が始まって十秒もしない内に満身創痍となる。

 アルトリアは風の精霊魔法を用いてブーストをかけ、後方へと飛び去り、聖剣エクスカリバーに魔力を充填する。

 僅か一秒。されど彼女にとっては十分にも感じられる一秒だっただろう。その一秒でチャージした光を、太陽フレアを、迫り来る鬼神にぶつける。

 

 ――≪約束された勝利の剣(エクスカリバー)≫。

 

 エトの前で、葵の前で、クー・フーリンという男はあまりにも鮮烈な魔力の塊、その奔流に飲み込まれる。

 葵は彼の光の直撃に視線を逸らして目をぎゅっと閉じた。エトはその様子を口を開けて眺めていた。

 強烈な光が作る陰影が、この景観からその黒色を次第に失う。

 最大出力ではないものの、アルトリアの切り札はクーへと向けて確実に振り抜かれた。彼女もまた、咄嗟の一撃だったのか、かなり体力を消耗している。

 呼吸を整えながら、その視線をエトたちへと向ける。しかし、その足はこちらへと向かってくることは、なかった。

 

「――やっぱテメェ、クソツマンネ」

 

 そう、その背後に、赤槍の戦士が呆れたように佇んでいたからだった。

 知らぬ間に背後を取られていたアルトリアは、怯えるように咄嗟に後方へと退く、が、距離を開けることをクーは許さず追撃。

 クーが槍で一撃を叩き込み、それを剣で防ごうとしたアルトリアは、その衝撃に耐え切れずに宙で回転し地面へと叩きつけられる。

 エトは彼がその姿を消す一瞬を、かろうじで視界に収めることができていた。

 エクスカリバーの光に飲まれる一瞬で、彼は何かしらのルーン魔術を刻み、そしてその槍の切っ先で光――すなわち膨大な魔力の塊に接触、自身の軌道をずらして再加速したのだ。

 

「今のテメェなんざ、ハナクソほじりながらでも勝てちまう」

 

 全身のバネを利用し再び起き上がったアルトリアを相手に、無慈悲に連続攻撃を見舞う。

 そして、ダメージを負っていた彼女が遂に槍を捌けなくなり、足元への一撃を貰い再転倒。胸倉を右足でスタンプされ、吐血と同時に動けなくなる。

 

「あー確かにテメェは強い。俺の知ってるテメェは強かった。だが、今のテメェにその強さはもう残ってねぇよ」

 

 かつて強さのみを求めて旅をしていた時、旧友に気付かされたことがある。

 追い求めるべきは、強くあるべき理由、その、プラスアルファというものであるということ。

 ただ強いだけでは、強くなれない。何を目指すべきか、どうありたいか、その究極の形は何か。その形が見えない者には真の強さは宿らない。そして自分たち武人は、それを『誇り』という。

 クーの槍の後ろには、二人の女がいた。一人は気が強く、魔法の天才で、その宝石のような瞳と意志で未来を切り開く女。もう一人は、大人しめだが、その胸中には強い悲願が宿っており、夢のために真っ直ぐに突き進む女。

 その真紅の槍は、少なくとも二人の女の行く先を阻むものを打ち破るためにあった。

 

「テメェの強さは、騎士王としての、理想の体現者としての、人々の希望となる『誇り』だった。それをなくした殺人人形(でくのぼう)に、俺は絶対に負けることはない」

 

 アルトリアの右手が突如動き出す。

 剣の切っ先を躱そうと僅かに重心をずらしたその瞬間、アルトリアは立ち上がり再び剣を構える。

 もう彼女に贈る言葉などなかった。

 何をしてもその『誇り』を取り戻さないのであれば、いっそこの槍で最強の自分が最強である所以を見せつけるほかにない。

 クーは掌で槍を弄ぶように回し、そして握り締めて――再びコンマゼロ秒で距離を踏み潰した。

 瞬間移動とも言える肉薄から、胸元へと一突き。

 罅の入っていた鎧を砕き、槍の穂先はその心臓を貫き、背中からその顔を出した。

 かつて、騎士王と呼ばれ、貴ばれた元『八本槍』の少女は、既にピクリとも動かない。

 絶命したのを確認して、クーはその死体を蹴り飛ばして槍を引き抜く。

 地面に転がった死体は、元々このループ世界を創り出した魔法によって生み出された生命体である。彼女もまた、少しずつその身体を失い、霧となってどこかへと消えていった。

 

「――行くぞ」

 

 関心など最初からなかったのか、感情のない声でエトたちに先に進むように促した。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 再び建物の間の狭い道を抜けながら、しばらく進んでいくと、少し広めの寂れた公園が見えてきた。

 葵が今回禁呪の解除をするための儀式の場所を指定したのはここだった。というのも、彼女が禁呪を発動させたのもこの場所だったという。

 確かにクーも、この先の公園から、葵の全身に刻まれた刻印と同様の禍々しい魔力が感じられた。

 やはりここがゴール地点なのだろう。ここまで来るのに『八本槍』が一人しか襲来しなかったのは奇跡か何かなのだろうか。

 警戒は緩めることなくその道を真っ直ぐに歩くと、ふと何者かの気配がした。

 膨大な魔力、その属性。クーはその正体を、姿を見ることなく看破した。

 

「ジェームス・フォーン――貴様か」

 

 公園の方から姿を現したのは、赤い外套を羽織った白髪褐色肌の男。その両手に握られていたのは、二振りの剣だった。

 ここでクーは今日初めて表情を歪ませる。

 自分が『八本槍』を何人か相手にすることは予測できていたことだが、まさか直前でこの男を相手にするのは些か骨が折れる。

 近・中・遠距離戦闘の全てを網羅している剣士であり、彼の能力の特性上、いくらでも時間を稼ぐことはできる。故に今ここで時間を食うのは、時間制限もある今回の作戦では大きな痛手だった。

 少なくとも葵だけでも先に進ませる必要があるが、禁呪を解こうとする葵をシステム側は許しはしないだろう。仮にエトを向かわせたとしても、システム側に阻まれることは確実――

 

 ――そうだ、その手があった。

 

「なぁ、エト。お前こいつの足止めできるか?」

 

 その時、その問いの意味を脳が理解した時、エトの全身が一気に熱を帯びた。

 戦いの前の高揚か、それとも対峙する相手があまりにも強敵過ぎることへの恐怖か。

 鞘に仕舞ったままの剣を握った掌が、じっとりと汗をかく。

 何故自分はここにいるのか。少なくとも、クーの戦闘や葵の解呪を見学しに来たのではない。ここに来る時に覚悟は覚悟は完了したはずだ。その時になれば、『八本槍』を相手にする準備はできている、と。

 

「足止め、ね。やってあげてもいいけど――別に、倒してしまっていいんだよね?」

 

 そうクーを見上げたエトの顔は、緊張に強張っていた。

 だが同時に、その凝り固まった笑顔の、どこか楽しそうな心境を、クーは見逃すことはなかった。

 その度胸を、クーは認めた。『八本槍』を相手に、足止めするのではなく、確実に倒すと。

 それだけの自信がなければ、技術や力だけでどうこうできるだけの相手ではない。

 故に、今回は彼を信頼すると決めた。彼の強さと、それを支えるだけの、彼の持つ『誇り』を。

 

「一端の口きくじゃねぇか。それだけ言えりゃ大したもんだ。やれるもんならやってみやがれ」

 

 鞘からそっと剣を抜くエトを横目で見ながら、クーは思った。

 少なくとも、この少年を弟子として育てた甲斐はあった。まさかここまで自分と似た者同士になるとは思いもよらなかったが、それ故に、今では立派な武人だ。

 戦闘経験こそほとんどないものの、その心意気だけは一流のそれだ。

 清濁併せ持つ、というのだろうか。醜く泥臭い自分を率先して肯定する少年を見て、どこかで確信していたのだ。この少年は大物になると。

 彼にそれだけの『誇り』があるのなら、たとえ『八本槍』だろうと、きっと超えられる、それだけのポテンシャルは確かに秘めている。

 

「無理すんなとは言わねぇ。全力でぶつかれ。そんで、死ぬなよ」

 

 クーはそのまま葵を引き連れて公園へと消えていった。それを目の前の『八本槍』は追おうとはしない。

 現在相手にするべき敵を、エトであると認識したのだろうか、それとも公園にも別の刺客はいるのだろうか、恐らく後者だろう。

 とにかく、ここで負けても、死ぬわけにはいかない。今の自分には、帰るべき場所と、待たせている人がいるのだから。




さてそろそろ舞台も整ってまいりました。
現在の対戦カードは、

・エトvsジェームス
・リッカ&ジル&シャルル&巴vsキャスターもどき

そして最後にアニキvsラスボスが待ち構えています。
とりあえずは風見鶏編ゴールまであと少し。初音島編も考えていきます。

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